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公開番号
2024164661
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-27
出願番号
2023080306
出願日
2023-05-15
発明の名称
積層画像のアライメント調整方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06T
7/80 20170101AFI20241120BHJP(計算;計数)
要約
【課題】アライメントずれの把握及び調整を行うことができる積層画像のアライメント調整方法を提供すること。
【解決手段】本発明の積層画像のアライメント調整方法は、撮像対象物に重ねて配置した、複数のドットが格子状に配列されたキャリブレーションシートを、ラインカメラを走査させながら積層撮像し、得られた積層画像における起点となる第1ドットと第1ドットから走査方向で離れた位置にある第2ドットとを結ぶ第1直線と、第1ドットと第1ドットから走査方向と直交する方向で離れた位置にある第3ドットとを結ぶ第2直線と、でなす角の角度を測定して、角度が90度となるように、基準位置に対するラインカメラの角度を調整する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像対象物に重ねて配置した、複数のドットが格子状に配列されたキャリブレーションシートを、ラインカメラを走査させながら積層撮像し、得られた積層画像における起点となる第1ドットと前記第1ドットから走査方向で離れた位置にある第2ドットとを結ぶ第1直線と、前記第1ドットと前記第1ドットから前記走査方向と直交する方向で離れた位置にある第3ドットとを結ぶ第2直線と、でなす角の角度を測定して、前記角度が90度となるように、基準位置に対する前記ラインカメラの角度を調整することを特徴とする積層画像のアライメント調整方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、積層画像のアライメント調整方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、白黒レベル調整用のキャリブレーションシートに、三角パターン及び四角パターンなどからなる検出パターンを白黒パターンと隣接して設けて、イメージセンサの走査による三角パターンの幅を読み取り、この幅が所定値になったときのイメージセンサの位置を、原稿読み取りの基準位置として設定する原稿読み取り装置が開示されている。また、この原稿読み取り装置では、イメージセンサの走査によって四角パターンの両側における基準位置から原稿側端部までの距離を検出し、各検出距離が等しくなければイメージセンサが傾いていると判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-134857号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ラインカメラで撮像した画像の一部を切り出して積み上げる積層画像には、定量的なラインカメラのアライメント調整手法がなく、目視となっているため、積層画像のアライメントずれによって画像の歪みが発生し、正確な判定ができない。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、積層画像のアライメントずれの把握及び調整を行うことができる積層画像のアライメント調整方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る積層画像のアライメント調整方法は、撮像対象物に重ねて配置した、複数のドットが格子状に配列されたキャリブレーションシートを、ラインカメラを走査させながら積層撮像し、得られた積層画像における起点となる第1ドットと前記第1ドットから走査方向で離れた位置にある第2ドットとを結ぶ第1直線と、前記第1ドットと前記第1ドットから前記走査方向と直交する方向で離れた位置にある第3ドットとを結ぶ第2直線と、でなす角の角度を測定して、前記角度が90度となるように、基準位置に対する前記ラインカメラの角度を調整することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る積層画像のアライメント調整方法は、アライメントずれの把握及び調整を行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る撮像装置の概略構成を示した図である。
図2は、撮像画像の一部である部分画像の一例を示した図である。
図3は、積層画像(ラインカメラ)のアライメント調整に用いるキャリブレーションシートの一例を示した図である。
図4は、実施形態に係る積層画像のアライメント調整方法で実施する制御の一例を示したフローチャートである。
図5は、積層画像のドット間を結ぶ2本の直線の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る積層画像のアライメント調整方法の実施形態について説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施形態に係る撮像装置1の概略構成を示した図である。実施形態に係る撮像装置1は、ラインカメラ2及び照明装置3が不図示のロボットアームに取り付けられて、撮像対象物4の上方に位置するように設けられている。撮像装置1によって撮像対象物4を撮像する場合には、例えば、ロボットアームによってラインカメラ2及び照明装置3を走査方向(例えば、図1中の矢印A方向)に走査させる。そして、その際に、照明装置3によって撮像対象物4の表面を照光して、当該表面で反射した反射光をラインカメラ2によって受光し、撮像対象物4の表面の画像を連続的に撮像する。ラインカメラ2によって撮像された撮像画像のデータは、不図示の画像処理装置に送信される。そして、前記画像処理装置では、図2に示すように、ラインカメラ2の走査位置ごとでラインカメラ2によって撮像した撮像画像6の一部であって、ラインカメラ2で受光した反射光のうちの正反射光に対応する画像部分である部分画像60を切り出す画像処理を実施する。また、前記画像処理装置は、ラインカメラ2の走査位置ごとに切り出した複数の部分画像60を、走査方向で積み上げて積層合成(走査方向で並べて合成)し、撮像対象物4の積層画像を作成する画像処理を実施する。本実施形態においては、このようにして積層画像を作成するための撮像を積層撮像とも記す。
(【0011】以降は省略されています)
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