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公開番号2024163477
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-22
出願番号2023079105
出願日2023-05-12
発明の名称商品販売データ処理装置およびプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人個人,個人
主分類G07G 1/12 20060101AFI20241115BHJP(チェック装置)
要約【課題】 商品登録を済ませたPOS端末から別のレーンに配置されているPOS端末に顧客がレーン移動したときに商品登録を行わなくても良い商品販売データ処理装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】
本実施形態の商品販売データ処理装置は、読取部と、表示部と、記憶部と、通信部と、印字部と、制御部を有する。読取部は商品に付されたコードシンボルから商品コードを取得する。表示部は第1の支払い方法とこの第1の支払い方法とは異なる第2の支払い方法を表示する。記憶部は読取部が取得した商品コードと関連付けられている商品情報を記憶する。通信部は外部機器と通信を行う。印字部は決済に関する情報を印字する。制御部は表示部に表示した第2の支払い方法が支払い方法として選択されたとき、記憶部に記憶している商品情報を、通信部を介して外部機器に送信し、印字部に商品情報に関する情報を印字する。
【選択図】 図10
特許請求の範囲【請求項1】
商品に付されたコードシンボルから商品コードを取得する読取部と、
第1の支払い方法とこの第1の支払い方法とは異なる第2の支払い方法を表示する表示部と、
前記読取部が取得した商品コードと関連付けられている商品情報を記憶する記憶部と、
外部機器と通信を行う通信部と、
決済に関する情報を印字する印字部と、
前記表示部に表示した第2の支払い方法が支払い方法として選択されたとき、前記記憶部に記憶している商品情報を、前記通信部を介して外部機器に送信し、前記印字部に前記商品情報に関する情報を印字させる制御部と、
を有する商品販売データ処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記記憶部は前記商品情報と一意の取引番号を関連付けて記憶し、
前記制御部は前記第2の支払い方法が選択されたとき、前記印字部を介して前記取引番号に関する情報を印字させる請求項1記載の商品販売データ処理装置。
【請求項3】
商品に付されたコードシンボルから商品コードを取得する読取部と、
第1の支払い方法とこの第1の支払い方法とは異なる第2の支払い方法を表示する表示部と、
前記読取部が取得した商品コードと関連付けられている商品情報を記憶する記憶部と、
外部機器と通信を行う通信部と、
決済媒体に記憶されている情報を取得する決済媒体読取部と、
現金を受け入れる現金受入部と、
決済に関する情報を印字する印字部と、
前記表示部に表示した第2の支払い方法が支払い方法として選択されたとき、前記現金受入部に異常がないか確認し、異常がある場合は前記記憶部に記憶している商品情報を、前記通信部を介して外部機器に送信し、前記印字部に前記商品情報に関する情報を印字させる制御部と、
を有する商品販売データ処理装置。
【請求項4】
前記記憶部は前記商品情報と一意の取引番号を関連付けて記憶し、
前記制御部は前記第2の支払い方法が選択されたとき、前記印字部を介して前記取引番号に関する情報を印字させる請求項3記載の商品販売データ処理装置。
【請求項5】
決済時に第1の支払い方法と第2の支払い方法を表示する表示部と、前記表示部に表示した支払い方法に則した決済を実行する制御部と、取引に関する情報を印字する印字部とを有する商品販売データ処理装置としてのコンピュータを
商品に付されたコードシンボルから商品コードを取得する読取手段と、
前記読取手段が取得した商品コードと関連付けられている商品情報を取得する商品情報取得手段と、
第1の支払い方法とこの第1の支払い方法とは異なる第2の支払い方法を表示する表示手段と、
外部機器と通信を行う通信手段と、
前記表示部に表示した第2の支払い方法が支払い方法として選択されたとき、前記商品情報を前記通信手段により外部機器に送信し、前記印字部に前記商品情報に関する情報を印字させる制御手段と、
して機能させることができるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は商品販売データ処理装置およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、スーパーマーケット等の小売店で販売されている商品を購入するときにPOS(Point Of Sales)端末を利用する。POS端末には顧客が商品登録から支払いまでを実行するフルセルフ式又はセミセルフ式のPOS端末が存在する。このようなPOS端末では支払方法が現金での支払いのみ可能なPOS端末が配置されているレーンと現金による支払いではないキャッシュレスで支払いを行うPOS端末が配置されているレーンが分けて精算エリアに配置されていることがある。しかしながら、このような精算エリアがレーン分けされている店舗にて現金で支払うつもりの顧客が誤ってキャッシュレス支払い用のPOS端末で商品登録を行った場合、現金で支払いを行うためにはレーン移動を行ったのち、再度現金支払い用のPOS端末で商品登録を行う必要がある。そのような場合、顧客は2度同じ作業を行うことになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-124064
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとしている課題は、商品登録を済ませたPOS端末から別のレーンに配置されているPOS端末に顧客がレーン移動したとしても再度商品登録を行わなくても良い商品販売データ処理装置およびプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を達成するために商品販売データ処理装置は、読取部と、表示部と、記憶部と、通信部と、印字部と、制御部を有する。読取部は、商品に付されたコードシンボルから商品コードを取得する。表示部は、第1の支払い方法とこの第1の支払い方法とは異なる第2の支払い方法を表示する。記憶部は、読取部が取得した商品コードと関連付けられている商品情報を記憶する。通信部は、外部機器と通信を行う。印字部は、決済に関する情報を印字する。制御部は、表示部に表示した第2の支払い方法が支払い方法として選択されたとき、記憶部に記憶している商品情報を、通信部を介して外部機器に送信し、印字部に前記商品情報に関する情報を印字する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1の実施形態に係るPOSシステムの一例を示す全体図。
第1の実施形態に係るキャッシュレス専用セルフPOS端末の構成の一例を示す斜視図。
第1の実施形態に係る現金専用セルフPOS端末の構成の一例を示す斜視図。
第1の実施形態に係るサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図。
第1の実施形態に係るキャッシュレス専用セルフPOS端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図。
第1の実施形態に係る現金専用セルフPOS端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図。
第1の実施形態に係る商品マスタのデータ構造の一例を示す図。
第1の実施形態に係る商品登録ファイルのデータ構造の一例を示す図。
第1の実施形態に係る商品売上ファイルのデータ構造の一例を示す図。
第1の実施形態に係るキャッシュレス専用セルフPOS端末が表示する支払い方法選択画面の一例を示す図。
第1の実施形態に係る現金専用セルフPOS端末が表示する支払い方法選択画面の一例を示す図。
第1の実施形態に係るセルフPOS端末が表示するエラーメッセージの一例を示す図。
第1の実施形態に係るキャッシュレス専用セルフPOS端末の商品登録と決済に関する処理の一例を示すフローチャート。
第1の実施形態に係る現金専用セルフPOS端末への移行と決済処理の一例を示すフローチャート。
第1の実施形態に係る現金専用セルフPOS端末の商品登録と決済に関する処理の一例を示すフローチャート。
第1の実施形態に係るキャッシュレス専用セルフPOS端末への移行と決済処理の一例を示すフローチャート。
第1の実施形態に係るサーバにおける商品登録ファイルの送受信の一例を示すフローチャート。
第2の実施形態に係るPOSシステムの一例を示すブロック図。
第2の実施形態に係るセルフPOS端末の構成の一例を示す斜視図。
第2の実施形態に係るセルフPOS端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図。
第2の実施形態に係るセルフPOS端末の商品登録と決済に関する処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本実施形態に係るPOSシステム1について図面を参照にしながら説明をする。
【0008】
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るPOSシステム1の一例を示すブロック図である。POSシステム1はサーバ10、キャッシュレス専用セルフPOS端末20、現金専用セルフPOS端末30で構成され、各装置は有線または無線により接続されている。なお、本実施形態のPOSシステム1を構成するキャッシュレス専用セルフPOS端末20および現金専用セルフPOS端末30はそれぞれ複数台接続されていても良く、接続台数が同じである必要はない。また、本実施形態ではキャッシュレス専用セルフPOS端末20と現金専用セルフPOS端末30が店舗内に配置されている例で説明するが、クレジットカードによる決済専用のPOS端末と電子マネーによる決済専用のPOS端末のような異なる支払い方法の組み合わせであってもよい。具体的には、クレジットカードによる決済専用のPOS端末にて商品の登録を行った顧客が、支払いの段階で電子マネーによる支払いに変更したいと思った場合を示す。
【0009】
サーバ10は接続されたセルフPOS端末から取得した情報を管理する。サーバ10はキャッシュレス専用セルフPOS端末20又は現金専用セルフPOS端末30との間で情報の送受信を行う。
【0010】
キャッシュレス専用セルフPOS端末20は支払い方法をキャッシュレス決済のみに限定しているPOS端末である。キャッシュレス専用セルフPOS端末20は表示器25に表示した取引開始ボタンが選択されることにより商品を登録するための処理を実行する。本実勢形態のキャッシュレス決済とは例えば、クレジットカード、電子マネー、交通系ICカードのような商品の支払いに現金を使用しない決済方法を指す。
(【0011】以降は省略されています)

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