TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024162910
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078892
出願日
2023-05-11
発明の名称
ミキサドラムの制御装置
出願人
カヤバ株式会社
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
G06Q
50/08 20120101AFI20241114BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ミキサドラムへの生コンクリートの不正投入を困難にする。
【解決手段】コントローラ20は、ミキサ車1に搭載されたミキサドラム2についての制御を行うミキサドラム2の制御装置であり、ミキサドラム2が生コンを積載した状態で、ミキサ車1がミキサドラム2への生コンの投入施設である生コンプラント付近にいるときに、ミキサドラム2が無積載状態とみなされるみなし無積載状態を含む生コン無積載状態を経ずに、ミキサドラム2への生コンの投入が行われた場合に、警告を行うことが可能な警告ブザー23及び表示器24を制御して警告を行わせる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ミキサ車に搭載されたミキサドラムの制御を行うミキサドラムの制御装置であって、
前記ミキサドラムが生コンクリートを積載した状態で、前記ミキサ車が前記ミキサドラムへの生コンクリートの投入施設又は当該投入施設付近にいるときに、前記ミキサドラムが無積載状態とみなされるみなし無積載状態を含む生コンクリート無積載状態を経ずに、前記ミキサドラムへの生コンクリートの投入が行われた場合に、警告を行うことが可能な警告部を制御して警告を行わせる、
ことを特徴とするミキサドラムの制御装置。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のミキサドラムの制御装置であって、
前記警告部を制御して警告を行わせるにあたり、
前記ミキサ車の位置情報を取得する情報取得装置からの情報に基づき、前記ミキサ車が前記投入施設又は前記投入施設付近にいるか否かを判定し、
前記ミキサドラムに生コンクリートが積載されていることを検出する積載検出部の検出結果に基づき、前記ミキサドラムが前記生コンクリート無積載状態であるか否かを判定し、
前記ミキサ車が前記投入施設又は前記投入施設付近におり、且つ前記ミキサドラムが前記生コンクリート無積載状態でない場合は、前記ミキサドラムの生コンクリートの積載量を検出する積載量検出部の検出結果に基づき、前記積載量が増加したか否かを判定し、
前記積載量が増加した場合は、前記警告部を制御して警告を行わせる、
ことを特徴とするミキサドラムの制御装置。
【請求項3】
請求項1に記載のミキサドラムの制御装置であって、
前記警告部による警告が行われた後に前記ミキサドラムが前記生コンクリート無積載状態になった場合に、前記警告部を制御して警告を停止させる、
ことを特徴とするミキサドラムの制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はミキサドラムの制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、残水の検知開始指示や検知結果を利活用し、ドラムに生コンクリートを積込む作業とも連動可能なコンクリートミキサー車のシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-100407号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、生コンプラントにおいて、ミキサ車のミキサドラムには、建築現場等の現場で必要な分の生コンクリートが投入される。しかしながら、現場で生コンクリートが不足する事態を避けるために、必要以上の生コンクリートをミキサドラムに投入した場合など、投入した生コンクリートが現場で使い切られずに余る場合がある。
【0005】
生コンプラントにおいて、余った生コンクリートが未排出のまま、新たな生コンクリートをミキサドラムに投入する不正投入が行われると、未排出の古い生コンクリートと混ざり合ってしまい、品質低下を招く。
【0006】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、ミキサドラムへの生コンクリートの不正投入を困難にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、ミキサ車に搭載されたミキサドラムの制御を行うミキサドラムの制御装置であって、ミキサドラムが生コンクリートを積載した状態で、ミキサ車がミキサドラムへの生コンクリートの投入施設又は投入施設付近にいるときに、ミキサドラムが無積載状態とみなされるみなし無積載状態を含む生コンクリート無積載状態を経ずに、ミキサドラムへの生コンクリートの投入が行われた場合に、警告を行うことが可能な警告部を制御して警告を行わせることを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、ミキサドラムが生コンクリートを積載した状態でミキサ車が投入施設又は投入施設付近にいるときに、生コンクリート無積載状態を経ずに、ミキサドラムへの生コンクリートの投入が行われた場合に、ミキサドラムへの生コンクリートの不正投入が行われたとして、ユーザに対し警告を発することで、不正投入に対して障害を設けることができる。
【0009】
また、本発明は、警告部を制御して警告を行わせるにあたり、ミキサ車の位置情報を取得する情報取得装置からの情報に基づき、ミキサ車が投入施設又は投入施設付近にいるか否かを判定し、ミキサドラムに生コンクリートが積載されていることを検出する積載検出部の検出結果に基づき、ミキサドラムが生コンクリート無積載状態であるか否かを判定し、ミキサ車が投入施設又は投入施設付近におり、且つミキサドラムが生コンクリート無積載状態でない場合は、ミキサドラムの生コンクリートの積載量を検出する積載量検出部の検出結果に基づき、積載量が増加したか否かを判定し、積載量が増加した場合は、警告部を制御して警告を行わせることを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、ミキサ車が投入施設又は投入施設付近にいること、及びミキサドラムが生コンクリート無積載状態でないことを判定した上で、積載量の増加を判定するので、不正投入が行われていることを適切に判定できる。結果、的確性が高い警告を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
カヤバ株式会社
緩衝器
1か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
1か月前
カヤバ株式会社
変速機
1か月前
カヤバ株式会社
弁装置
2か月前
カヤバ株式会社
モータ
2か月前
カヤバ株式会社
緩衝装置
12日前
カヤバ株式会社
シール部材
11日前
カヤバ株式会社
筒型リニアモータ
25日前
カヤバ株式会社
筒型リニアモータ
25日前
カヤバ株式会社
鉄道車両用制振装置
2か月前
カヤバ株式会社
ミキサドラム制御装置
2か月前
カヤバ株式会社
減衰バルブおよび緩衝装置
12日前
カヤバ株式会社
ポンプ制御装置及び流体圧制御システム
1か月前
カヤバ株式会社
流体性状検出装置及び流体性状検出装置の製造方法
29日前
カヤバ株式会社
ソレノイド、電磁弁、及び緩衝器
2か月前
個人
情報提示方法
26日前
個人
アカウントマップ
19日前
個人
RFタグ読取装置
1か月前
個人
プログラム
18日前
個人
自動精算システム
2か月前
個人
プログラム
25日前
個人
自動精算システム
1か月前
個人
売買システム
1か月前
個人
管理サーバ
1か月前
個人
市場受発注システム
1か月前
個人
発想支援方法及びシステム
29日前
個人
案件管理装置および端末装置
5日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
キヤノン株式会社
印刷装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
個人
分類処理プログラム及び方法
29日前
個人
学習装置及び推論装置
18日前
富士通株式会社
金融システム
26日前
株式会社発明屋
電池指向の構造設計
12日前
個人
VRによる人体各部位の立体化
1か月前
井関農機株式会社
ロボット作業車両
1か月前
続きを見る
他の特許を見る