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公開番号2024162764
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023078636
出願日2023-05-11
発明の名称止水装置
出願人文化シヤッター株式会社
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類E06B 5/00 20060101AFI20241114BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】 支柱に物等が接触するのを阻む。
【解決手段】 横幅方向に間隔を置いた二つの支柱10,10に止水板20を係止した止水板係止状態と、二つの支柱10,10から止水板20を外した止水板離脱状態とを有する止水装置おいて、前記止水板離脱状態の二つの支柱10,10をそれぞれ覆う二つのカバー部材30,30を具備している。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
横幅方向に間隔を置いた二つの支柱に止水板を係止した止水板係止状態と、前記二つの支柱から前記止水板を外した止水板離脱状態とを有する止水装置おいて、前記止水板離脱状態の前記二つの支柱をそれぞれ覆う二つのカバー部材を具備していることを特徴とする止水装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記二つのカバー部材の各々は、前記二つの支柱のうち、その一方に対し前記止水板離脱状態で装着可能であって、且つ他方に対しては前記止水板係止状態で装着可能であることを特徴とする請求項1記載の止水装置。
【請求項3】
前記カバー部材は、前記二つの支柱のうちのいずれに対しても、前記止水板離脱状態で装着可能であって、且つ止水板係止状態でも装着可能であることを特徴とする請求項1記載の止水装置。
【請求項4】
前記二つの支柱の各々には、前記止水板を係止したり離脱したりするための止水板係脱部が設けられ、
前記カバー部材は、前記止水板離脱状態において前記止水板係脱部を覆った状態で前記支柱に装着されることを特徴とする請求項1記載の止水装置。
【請求項5】
前記二つの支柱の各々には、前記止水板を係止したり離脱したりするための止水板係脱部が設けられ、
前記カバー部材は、前記止水板係止状態において前記止水板係脱部による係止部分を止水板離脱方向側から覆って前記支柱に装着されることを特徴とする請求項1記載の止水装置。
【請求項6】
前記カバー部材は、前記止水板離脱状態で前記支柱における開口部幅方向内側に装着され、前記止水板係止状態では前記支柱における開口部幅方向外側に装着されることを特徴とする請求項1記載の止水装置。
【請求項7】
前記止水板係止状態では、前記支柱の開口部幅方向内側において前記カバー部材が外されることで形成されたスペースに、前記止水板の横幅方向端部側が位置することを特徴とする請求項6記載の止水装置。
【請求項8】
前記二つの支柱の各々は、不動部位に固定された固定支柱と、前記固定支柱から手前に突出して前記止水板を支持する支持支柱とを備え、
前記支持支柱に、前記カバー部材が装着されるようにしたことを特徴とする請求項1~7何れか1項記載の止水装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、増水時に建物や地下道の開口部を止水板により閉鎖して水の侵入を阻む止水装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
台風や集中豪雨などによる増水が建物や地下道の開口部に侵入すると、浸水による甚大な被害を及ぼすおそれがある。そこで、このような事態に備えて、建物や地下道などの開口部の両側に、止水板を支持するための支柱(スペーサ部材)を常設しておき、増水が発生したときには、常設の前記支柱に止水板を接続することで、前記開口部を塞ぎ、水の侵入を阻むようにした止水装置が従来知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-51357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記従来技術によれば、増水等のない通常時において、止水板を支持するための前記支柱が屋外側へ露出する。このため、露出した前記支柱に対し、物等が接触して傷つけられてしまうおそれがある。また、突出した前記支柱によって建物等の意匠性が損なわれてしまう場合もある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このような課題に鑑みて、本発明の一つは、以下の構成を具備するものである。
横幅方向に間隔を置いた二つの支柱に止水板を係止した止水板係止状態と、前記二つの支柱から前記止水板を外した止水板離脱状態とを有する止水装置おいて、前記止水板離脱状態の前記二つの支柱をそれぞれ覆う二つのカバー部材を具備していることを特徴とする止水装置。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、以上説明したように構成されているので、支柱に物等が接触するのを阻むことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明に係る止水装置の一例における止水板離脱状態を示す斜視図である。
同止水装置における止水板係止状態を示す斜視図である。
同止水装置において、支柱に対し支持板とカバー部材を装着している様子を示す要部斜視図である。
カバー部材の一例を示す斜視図であり、長手方向の途中部分を省略している。
図1の(V)-(V)線に沿う横断面図である。
同断面位置において支柱に止水板を装着しようとしている様子を示す横断面図である。
同断面位置において支柱に止水板及びカバー部材を装着した状態を示す横断面図であり、二点鎖線は装着前のカバー部材を示している。
カバー部材の他例を装着した止水装置を示す要部横断面図であり、二点鎖線は、装着前のカバー部材を示している。
【発明を実施するための形態】
【0008】
次に、本発明に係る実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
本明細書中、上流側とは、想定される水の流れ方向の上流側を意味し、図示例によれば、止水装置の設置対象となる構築物の屋外側が上流側であり、同構築物の屋内側が下流側である。なお、他例としては、上流側を屋内側とし、下流側を屋外側とすることも可能である。
【0009】
また、本明細書中、「開口部幅方向外側」とは、開口部Aの横幅方向に沿って外側へ向かう方向を意味する。例えば、図5において右側の支持支柱12を基準に開口部幅方向外側とは、右側の支持支柱12の右方向側を意味する。
また、本明細書中、「開口部幅方向内側」とは、開口部Aの横幅方向に沿って内側へ向かう方向を意味する。例えば、図5において右側の支持支柱12を基準に開口部幅方向内側とは、右側の支持支柱12の左方向側を意味する。
【0010】
<第1実施形態>
図1~図7は、本発明に係る止水装置の第1実施形態を示す。
この止水装置1は、開口部Aを間にして横幅方向に間隔を置いた二つの支柱10,10と、これら二つの支柱10,10に係止されて開口部Aを覆う複数(図示例によれば三つ)の止水板20と、二つの支柱10,10にそれぞれ装着される二つのカバー部材30,30とを備える。
この止水装置1は、二つの支柱10,10に止水板20を係止して開口部Aを閉鎖した止水板係止状態(図2及び図7参照)と、二つの支柱10,10から止水板20を外して開口部Aを開放した止水板離脱状態(図1及び図5参照)と有する。
(【0011】以降は省略されています)

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