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公開番号
2024162420
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023077908
出願日
2023-05-10
発明の名称
表示装置
出願人
株式会社ジャパンディスプレイ
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G02F
1/1333 20060101AFI20241114BHJP(光学)
要約
【課題】異物の侵入を抑制することができる表示装置を提供すること。
【解決手段】表示装置1は、画像を表示する表示領域DAを有する表示面10aおよび表示面10aとは反対側の反対面10bを有する表示パネル10と、表示パネル10の反対面10b側に配置され、光源からの光を分散して互いに波長が異なる複数の分離光SRを表示パネル10に出射する色分離素子30と、表示パネル10と色分離素子30とを接着している接着剤部と、を備える。接着剤部40は、表示面10aの平面視で表示領域DAと重なる空間部Sを形成しているともに、空間部Sと大気とを連通する連通路Rを形成している複数の側壁を有する。連通路Rは、ラビリンス構造を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
画像を表示する表示領域を有する表示面および前記表示面とは反対側の反対面を有する表示パネルと、
前記表示パネルの前記反対面側に配置され、光源からの光を分散して互いに波長が異なる複数の分離光を前記表示パネルに出射する色分離素子と、
前記表示パネルと前記色分離素子とを接着している接着剤部と、を備え、
前記接着剤部は、前記表示面の平面視で前記表示領域と重なる空間部を形成しているともに、前記空間部と大気とを連通する連通路を形成している複数の側壁を有し、
前記連通路は、ラビリンス構造を有する、
表示装置。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記連通路は、
大気に向けて開口している第1開口部と、
前記空間部に向けて開口している第2開口部と、を有し、
複数の前記側壁のうち1つの前記側壁は、前記表示面の平面視において前記第1開口部と前記第2開口部とを結ぶ直線状の仮想線と交差し、前記ラビリンス構造を実現する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記連通路は、前記ラビリンス構造を実現する蛇行部を有する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記連通路は、前記側壁の外表面、前記表示パネルの前記反対面、および、前記色分離素子が前記分離光を出射する出射面によって形成されており、
前記連通路を形成している出射面の部位は、凹凸状の凹凸領域を有する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記凹凸領域は、前記連通路を形成している出射面の部位に沿って前記側壁から延びている複数の凸部を有する、
請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記表示パネルは、
第1基板と、
液晶層を挟んで前記第1基板と対向する第2基板と、を備え、
前記第1基板は、前記表示面の平面視で前記第2基板よりはみ出している露出部を有し、
前記連通路は、前記表示面の平面視で前記露出部と重なる、
請求項1に記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の表示装置は、画素を有する液晶表示パネル、色分離素子、および、色分離素子に光を照射する面光源装置を備えている。色分離素子は、面光源装置からの光を互いに異なる色の光に分離して表示パネルの画素に集光させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-319217号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の表示装置において、色分離素子からの光が画素に照射されるように、表示パネルと色分離素子との間に空気層を有することが望ましい。また、色分離素子と表示パネルとは、例えば接着剤によって接着される。接着剤は、画像を表示する表示パネルの表示領域の周囲に塗布される。
【0005】
また、接着剤は、表示パネルの表示領域に全周に亘って連続して塗布されておらず、隙間を有して塗布されていることが望ましい。当該隙間がないと、表示パネルと色分離素子との間で接着剤に取り囲まれた空気が圧縮され、表示パネルおよび色分離素子が変形する可能性がある。一方で、当該隙間から異物が侵入して空気層に到達する可能性がある。異物が空気層に到達した場合、表示パネルに表示される画像の輝度が低下する可能性がある。
【0006】
本開示は、異物の侵入を抑制することができる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の表示装置は、画像を表示する表示領域を有する表示面および前記表示面とは反対側の反対面を有する表示パネルと、前記表示パネルの前記反対面側に配置され、光源からの光を分散して互いに波長が異なる複数の分離光を前記表示パネルに出射する色分離素子と、前記表示パネルと前記色分離素子とを接着している接着剤部と、を備え、前記接着剤部は、前記表示面の平面視で前記表示領域と重なる空間部を形成しているともに、前記空間部と大気とを連通する連通路を形成している複数の側壁を有し、前記連通路は、ラビリンス構造を有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の実施形態に係る表示装置の平面図である。
図2は、図1のII-II線に沿った表示装置の断面図である。
図3は、表示パネルの回路構成を示す図である。
図4は、表示パネルの断面図である。
図5は、色分離素子の断面図である。
図6は、色分離素子の拡大断面図である。
図7は、表示パネル側から見た接着剤部を示す表示装置の平面図である。
図8は、本開示の実施形態の第1変形例に係る表示装置の接着剤部を示す図である。
図9は、本開示の実施形態の第2変形例に係る表示装置の接着剤部を示す図である。
図10は、本開示の実施形態の第3変形例に係る表示装置の接着剤部を示す図である。
図11は、本開示の実施形態の第4変形例に係る表示装置の接着剤部を示す図である。
図12は、第1凹凸領域を示す連通路の部分拡大断面図である。
図13は、本開示の実施形態の第5変形例に係る表示装置の接着剤部を示す図である。
図14は、第2凹凸領域を示す連通路の拡大平面図である。
図15は、図14に示すXV-XV線に沿った表示装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本開示の各実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。以下の実施形態に記載した内容により本開示が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
【0010】
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、本開示の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本開示の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本開示の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
(【0011】以降は省略されています)
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