TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024162208
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023077534
出願日2023-05-10
発明の名称電気掃除機
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類A47L 9/28 20060101AFI20241114BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】電力消費を抑制しつつ集塵パックを的確に膨らませることができる電気掃除機を提供する。
【解決手段】電気掃除機は、電源部から供給される電力で駆動し吸引力を発生させるための電動送風機と、吸い込まれた塵埃が集められる折り畳み可能な集塵パックを着脱可能なパック装着部と、前記電動送風機への入力電力が異なる複数の運転モードの何れかを選択するための操作部と、前記操作部で選択された前記運転モードに応じて、前記電動送風機を制御可能な制御部とを備え、前記制御部は、前記電動送風機が停止状態であるときに、前記操作部において所定操作が行われたと判断した場合、前記複数の運転モードのうちで入力電力が最も低い第一運転モードよりも高い入力電圧で、前記電動送風機を一定時間だけ駆動する特定運転を実行する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
電源部から供給される電力で駆動し吸引力を発生させるための電動送風機と、
吸い込まれた塵埃が集められる折り畳み可能な集塵パックを着脱可能なパック装着部と、
前記電動送風機への入力電力が異なる複数の運転モードの何れかを選択するための操作部と、
前記操作部で選択された前記運転モードに応じて、前記電動送風機を制御可能な制御部とを備え、
前記制御部は、前記電動送風機が停止状態であるときに、前記操作部において所定操作が行われたと判断した場合、前記複数の運転モードのうちで入力電力が最も低い第一運転モードよりも高い入力電圧で、前記電動送風機を一定時間だけ駆動する特定運転を実行する、
電気掃除機。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記操作部において前記複数の運転モードのうち所定の運転モードに対応する選択ボタンが長押しされた場合、前記所定操作が行われたと判断する、
請求項1に記載の電気掃除機。
【請求項3】
前記制御部は、前記特定運転の実行後、前記電動送風機を前記所定の運転モードで制御するか、または前記電動送風機を停止させる、
請求項2に記載の電気掃除機。
【請求項4】
前記所定の運転モードは前記第一運転モードである、
請求項2または3に記載の電気掃除機。
【請求項5】
前記制御部は、前記操作部において前記特定運転に対応する選択ボタンが押された場合、前記所定操作が行われたと判断する、
請求項1に記載の電気掃除機。
【請求項6】
前記制御部は、前記特定運転の実行後、前記電動送風機を停止させる、
請求項5に記載の電気掃除機。
【請求項7】
前記一定時間は5秒以下である、
請求項1、2、3、5、及び6の何れかに記載の電気掃除機。
【請求項8】
前記複数の運転モードは、前記第一運転モードと、前記第一運転モードよりも入力電力が高い第二運転モードとを含み、
前記制御部は、前記第二運転モードと同じ入力電力で、前記特定運転を実行する、
請求項1、2、3、5、及び6の何れかに記載の電気掃除機。
【請求項9】
前記制御部は、前記複数の運転モードのうちで入力電力が最も高い第三運転モードと同じ入力電圧で、前記特定運転を実行する、
請求項1、2、3、5、及び6の何れかに記載の電気掃除機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気掃除機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、吸い込まれた塵埃を紙パック等の集塵パックに集める電気掃除機が知られている。例えば特許文献1に開示の電気掃除機は、電動送風機の入力電力が最も低い動作モードが選択された場合、この動作モードにおける最低入力電力より高い入力電力で所定時間電動送風機を制御する。これにより、電動送風機の入力電力が最も低い動作モードでも、折り畳まれた集塵パックが膨らんで集塵量が確保される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-355208号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の電気掃除機では、入力電力が最も低い動作モードが選択される毎に、電動送風機が最低入力電力より高い入力電力で所定時間駆動されるため、集塵パックが膨らんでいる場合でも、入力電力が最も低い動作モードが選択されると、電動送風機が最低入力電力より高い入力電力で所定時間駆動される。そのため、このような駆動を行わない電気掃除機と比較して消費電力が大きくなる。例えばバッテリから電力の供給を受ける充電式掃除機では、より長い運転時間を確保するために電力を効率よく使用することが望ましいところ、特許文献1の手法を搭載した電気掃除機の運転時間は、特許文献1の手法を搭載していない電気掃除機の運転時間よりも短くなる可能性がある。
【0005】
本開示の一態様は、電力消費を抑制しつつ集塵パックを的確に膨らませることができる電気掃除機の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様の電気掃除機は、電源部から供給される電力で駆動し吸引力を発生させるための電動送風機と、吸い込まれた塵埃が集められる折り畳み可能な集塵パックを着脱可能なパック装着部と、前記電動送風機への入力電力が異なる複数の運転モードの何れかを選択するための操作部と、前記操作部で選択された前記運転モードに応じて、前記電動送風機を制御可能な制御部とを備え、前記制御部は、前記電動送風機が停止状態であるときに、前記操作部において所定操作が行われたと判断した場合、前記複数の運転モードのうちで入力電力が最も低い第一運転モードよりも高い入力電圧で、前記電動送風機を一定時間だけ駆動する特定運転を実行する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
電気掃除機の全体斜視図である。
蓋を開けた掃除機本体の斜視図である。
電気掃除機の電気的構成を示すブロック図である。
第一実施形態に係る操作部の外観図である。
第一実施形態に係るメイン処理のフローチャートである。
第一実施形態の変形例に係るメイン処理のフローチャートである。
第二実施形態に係る操作部の外観図である。
第二実施形態に係るメイン処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0009】
[第一実施形態]
第一実施形態に係る電気掃除機1を説明する。図1は、電気掃除機1の全体斜視図である。図2は、蓋16を開けた掃除機本体10の斜視図である。図3は、電気掃除機1の電気的構成を示すブロック図である。図4は、第一実施形態に係る操作部6の外観図である。
【0010】
図1に示すように、第一実施形態の電気掃除機1は、吸込口体2、延長パイプ3、可撓性ホース4、及び掃除機本体10を備えたキャニスタ型の電気掃除機である。可撓性ホース4の先端には、操作ハンドル5を含む手元管が設けられている。例えば掃除機本体10は、掃除機本体10の前端に接続された可撓性ホース4と、可撓性ホース4の先端に設けられている手元管に接続された延長パイプ3とを介して、吸込口体2に接続される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
11か月前
個人
鍋蓋
5か月前
個人
椅子
8か月前
個人
焼き網
8か月前
個人
乾燥器具
5か月前
個人
体洗い具
1か月前
個人
耳拭き棒
2か月前
個人
スプーン
11か月前
個人
片手代替具
2か月前
個人
商品トレー
11か月前
個人
エコ掃除機
6か月前
個人
収納型額縁
4か月前
個人
絵馬
9か月前
個人
掃除シート
10日前
個人
エコ掃除機
2か月前
個人
皮引き俎板
10か月前
個人
寝具補助具
10か月前
個人
宅配ボックス
10か月前
個人
洗面台
1か月前
個人
食器皿セット
11か月前
個人
折り畳み椅子
4か月前
個人
卓上用清掃具
9か月前
個人
食品用トング
4か月前
個人
アルミトレー
10か月前
個人
コップの取手
10か月前
個人
学童机
4か月前
個人
転倒防止装置
11か月前
個人
切り削ぎ手道具
9か月前
個人
リース鏡
11か月前
個人
食事用具
3か月前
個人
ピーラー
10か月前
個人
湯水切り兼備鍋
10か月前
個人
テーブル
7か月前
個人
ひざ掛け固定具
10か月前
個人
コーナーシール
24日前
個人
調理器具
4か月前
続きを見る