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公開番号2024162180
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023077485
出願日2023-05-09
発明の名称頬骨弓テンプル及びそれを備える眼鏡
出願人株式会社FIT
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G02C 5/14 20060101AFI20241114BHJP(光学)
要約【課題】フィット感をより向上させることができる頬骨弓テンプル及びそれを備える眼鏡を提供すること。
【解決手段】本発明は、フロント部Fの両側に取り付けて用いられる頬骨弓テンプル10において、前後方向に延びるテンプル本体部1と、テンプル本体部1の後端から後方に延びる耳掛け部2と、テンプル本体部1を頬骨弓Kで支持するための頬骨弓支持部3と、を備え、テンプル本体部1には該テンプル本体部1の長手方向に延びる溝部1aが設けられており、頬骨弓支持部3が、基部3aと、頬骨弓Kに当接される当接部3cと、基部3a及び当接部3cを連結する連結部3bとを有し、基部3aが、溝部1aの任意の位置に取り付けられている頬骨弓テンプル10である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
フロント部の両側に取り付けて用いられる頬骨弓テンプルにおいて、
前後方向に延びるテンプル本体部と、
前記テンプル本体部の後端から後方に延びる耳掛け部と、
前記テンプル本体部を頬骨弓で支持するための頬骨弓支持部と、
を備え、
前記テンプル本体部には該テンプル本体部の長手方向に延びる溝部が設けられており、
前記頬骨弓支持部が、基部と、頬骨弓に当接される当接部と、前記基部及び前記当接部を連結する連結部とを有し、
前記基部が、前記溝部の任意の位置に取り付けられている頬骨弓テンプル。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記基部が、前記溝部の任意の位置に圧入により取り付けられている請求項1記載の頬骨弓テンプル。
【請求項3】
前記基部が前記溝部の任意の位置に取り付けた状態で接着剤により固定化されている請求項1記載の頬骨弓テンプル。
【請求項4】
前記基部の周面には凹凸模様又は線状模様が形成されている請求項1記載の頬骨弓テンプル。
【請求項5】
前記当接部を覆うためのカバー体を更に備える請求項1記載の頬骨弓テンプル。
【請求項6】
前記頬骨弓支持部が、1本の棒の2箇所を屈曲させてジグザグ状に形成されたものであり、
上面視において、前記カバー体が前記基部よりも前方に位置し、且つ、前記カバー体が前記テンプル本体部よりも内側に位置しており、
側面視において、前記カバー体が前記テンプル本体部よりも下方に位置している請求項5記載の頬骨弓テンプル。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の頬骨弓テンプルと、
該頬骨弓テンプルが両側に取り付けられたフロント部と、
を備え、
前記フロント部が一対のレンズを有する眼鏡。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、眼鏡、ルーペ、フェイスシールド等の頭部装着具に用いられ、頭部装着具を、装着者の頬骨弓で支持させるための頬骨弓テンプル及びそれを備える眼鏡に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
眼鏡、ルーペ、フェイスシールド等の頭部に装着する頭部装着具は、少なくとも、フロント部と、該フロント部の両端から後方に延びるテンプル部とを有している。
例えば、フロント部が一対のレンズを有する眼鏡は、更に鼻パッドを有しており、当該鼻パッドが装着者の鼻に当接され、テンプル部が装着者の頭部を挟み込むと共に、耳に引っ掛けられることにより、頭部に支持されるようになっている。
【0003】
ところで、眼鏡においては、上述したように装着されるため、眼鏡の重量を主に鼻パッドとテンプル部(耳掛け部)とで負担することになる。
そのため、鼻パッドにかかる重量負荷が比較的大きい。
その結果、装着者の鼻には、鼻パッドの跡が付き易く、場合によっては、鼻パッドとの当接部分が炎症を引き起こす恐れがある。
また、鼻の高さによっては、鼻パッドがフィットせず、顔を振っただけで眼鏡が前後にずれる場合が生じ得る。
【0004】
それに対し、鼻パッドを無くし、若しくは、鼻パッドへの重量負荷を軽減するため、装着者の頭部の頬骨弓で支持させる眼鏡が開発されている。
例えば、鼻の両脇に当ててフロント部を支える鼻当てパットを備えないメガネフレームにおいて、ツル又はヨロイからアーム(頬骨弓支持部)を下方へ延ばし、該アーム先端にはパットを取付け、該パットが顔の頬骨に当ってフロント部を支えるようにしたメガネフレーム(眼鏡)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
また、一対のレンズを有するフロント部と、該フロント部の両側に、丁番を介して取り付けられたテンプル部と、該テンプル部に取り付けられた頬骨弓支持モダン(頬骨弓支持部)とを有し、頬骨弓支持モダン(頬骨弓支持部)が、テンプル部が挿入された中空部を有する本体部と、該本体部から上方又は下方に分岐して後方に延びる頭支持部と、本体部から下方に延びるアーム部と、該アーム部の先端から前方又は後方に延びる当接部と、を備え、アーム部が弾性体からなり、装着者が前記眼鏡を装着した状態で、当接部が該装着者の頬骨弓に支持されるようになっている眼鏡が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
また、一対のレンズを有するフロント部と、該フロント部の両端にそれぞれ取り付けられたヒンジ部と、該ヒンジ部に取り付けられた頬骨弓支持部材(頬骨弓支持部)とを有し、頬骨弓支持部材(頬骨弓支持部)が、前後方向に延びる本体部と、該本体部の中腹部に取り付けられた側面視で後方斜め下方向に突出した複数の支持部と、を備え、支持部が合成樹脂からなり、支持部同士の間には、空隙部が設けられ、装着者が前記眼鏡を装着した状態で、前記支持部が該装着者の頬骨弓に支持されるようになっている眼鏡が知られている(例えば、特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2008-20678号公報
特開2019-207294号公報
特開2020-86184号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記特許文献1-3に記載の眼鏡においては、上述したように、装着者の頬骨弓で支持される頬骨弓支持部を有するため、鼻パッドが無くとも、装着することが可能となっている。
したがって、鼻パッドを用いないことで、鼻パッドの跡が付いたり、鼻パッドがフィットしない等の問題が生じることを無くすことができる。
【0009】
ところが、上記特許文献1-3に記載の眼鏡は、頬骨弓で支持することが可能であるものの、頭部における頬骨弓の形状は人によって異なるから、装着者の頭部に十分にフィットさせることができるとは必ずしもいえない。
また、ルーペやフェイスシールド等においても、フィット感が優れるものが求められている。
【0010】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、フィット感をより向上させることができる頬骨弓テンプル及びそれを備える眼鏡を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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