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公開番号
2024161729
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-20
出願番号
2023076704
出願日
2023-05-08
発明の名称
止水装置
出願人
文化シヤッター株式会社
代理人
弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類
E06B
5/00 20060101AFI20241113BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】設置した止水板に対して、強風等により屋外側に移動させる力が加わった場合であっても、安定した設置状態を保ち、止水状態を良好に維持することができる止水装置を提供する。
【解決手段】 左右一対の被取付部材20と、前記左右一対の各被取付部材20に支持されるとともに、前記各被取付部材20間に開口する開口部Cを閉鎖可能に設けられる単数又は複数の止水板10と、を備えた止水装置Aであって、前記左右一対の前記各被取付部材20又は前記止水板10のいずれか一方に係止部材30を設けるとともに、前記各被取付部材20又は前記止水板10のいずれか他方に被係止部材22cを設け、前記係止部材30を前記被係止部材22cに係止させることにより、前記止水板10が前記各被取付部材20から離脱する方向に移動することを阻止する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
左右一対の被取付部材と、
前記左右一対の各被取付部材に支持されるとともに、前記各被取付部材間に開口する開口部を閉鎖可能に設けられる単数又は複数の止水板と、
を備えた止水装置であって、
前記左右一対の前記各被取付部材又は前記止水板のいずれか一方に係止部材を設けるとともに、前記各被取付部材又は前記止水板のいずれか他方に被係止部材を設け、
前記係止部材を前記被係止部材に係止させることにより、前記止水板が前記各被取付部材から離脱する方向に移動することを阻止することを特徴とする止水装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記係止部材は、手動操作により係止位置と非係止位置との間で移動する移動部材を有し、
前記係止部材の前記移動部材を非係止位置から係止位置に移動させることで、前記移動部材を前記被係止部材に係止させることを特徴とする請求項1に記載の止水装置。
【請求項3】
前記係止部材は、前記止水板の外側面に取り付けられる本体と、該本体にスライド移動可能に支持される前記移動部材としての係止軸を有し、
前記係止軸が、前記本体に対して、非係止位置から係止位置にスライド移動することで、前記係止軸を前記被係止部材に係止させることを特徴とする請求項2に記載の止水装置。
【請求項4】
前記係止部材は、前記止水板の外側面に回動可能に支持される前記移動部材としての回動部材を有し、
前記回動部材が、非係止位置から係止位置に回動移動することで、前記回動部材を前記被係止部材に係止させることを特徴とする請求項2に記載の止水装置。
【請求項5】
前記止水板の外側面から突出し、且つ、前記止水板の長手方向に沿う同一高さ位置に設けられる複数の取手と、
前記複数の各取手に着脱可能に支持される補助係止部材と、を備え、
前記補助係止部材は、当該補助係止部材の一端部が前記被係止部材に係止した状態で前記複数の各取手に支持されることで、前記止水板が前記各被取付部材から離脱する方向に移動することを阻止することを特徴とする請求項1~4いずれか1項に記載の止水装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水が流通しないように開口部を閉鎖する止水装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
台風や集中豪雨などによる増水が建物や地下道の開口部に侵入すると、浸水による甚大な被害を及ぼすおそれがある。そこで、このような事態に備えて、止水板を開口部の両側に立設した縦枠部材に固定し、水の侵入を阻むようにした止水装置が従来知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-36636号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術は、止水板に断面略L字形状の固定部材を設け、この固定部材を床面から立ち上がる縦枠部材に押圧させて止水板を設置するものである。
しかし、設置した止水板に対して、強風等により屋外側に移動させる力(例えば、負圧)が加わった場合、例えば、固定部材による縦枠部材への押圧力(固定力)が不十分であると、止水板が縦枠部材から離脱する方向に移動し、安定した止水状態が維持できなくなるおそれもあり、改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであって、設置した止水板に対して、強風等により屋外側に移動させる力(例えば、負圧)が加わった場合であっても、安定した設置状態を保ち、止水状態を良好に維持することができる止水装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような課題に鑑みて、本発明の一つは、以下の構成を具備するものである。
左右一対の被取付部材と、前記左右一対の各被取付部材に支持されるとともに、前記各被取付部材間に開口する開口部を閉鎖可能に設けられる単数又は複数の止水板と、を備えた止水装置であって、前記左右一対の前記各被取付部材又は前記止水板のいずれか一方に係止部材を設けるとともに、前記各被取付部材又は前記止水板のいずれか他方に被係止部材を設け、前記係止部材を前記被係止部材に係止させることにより、前記止水板が前記各被取付部材から離脱する方向に移動することを阻止することを特徴とする止水装置。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、以上説明したように構成されているので、設置した止水板に対して、強風等により屋外側に移動させる力(例えば、負圧)が加わった場合であっても、安定した設置状態を保ち、止水状態を良好に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る止水装置の一例を屋外側から見た概略斜視図である。
同止水装置を分離して示す概略斜視図(要部拡大図を含む)である。
同止水装置における係止部材の係止状態を示す概略斜視図である。
図4(a)は、同止水装置における係止部材の非係止状態を上側から見た概略断面図であり、図4(b)は、同止水装置における係止部材の係止状態を上側から見た概略断面図である。
本発明に係る止水装置の他の例を屋外側から見た概略斜視図である。
本発明に係る止水装置の他の例を屋外側から見た要部概略斜視図である。
本発明に係る止水装置の他の例を屋外側から見た要部概略斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、本発明に係る実施形態について説明する。
以下の説明において、上流側とは、想定される水の流れ方向の上流側を意味し、図示例によれば、止水装置の設置対象となる構築物の屋外側が上流側であり、同構築物の屋内側が下流側である。
また、以下の説明において、「止水板の横幅方向」とは、止水板の長手方向(図4の左右方向)を意味し、「開口部の幅方向」と同方向を意味する。
【0010】
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る止水装置の一例を屋外側から見た概略斜視図であり、図2は、同止水装置を分解して示す概略斜視図(要部拡大図を含む)である。また、図3は、同止水装置における係止部材の係止状態を示す概略斜視図であり、図4(a)は、同止水装置における係止部材の非係止状態を上側から見た概略断面図であり、図4(b)は、同止水装置における係止部材の係止状態を上側から見た概略断面図である。
止水装置Aは、図1に示すように、止水板10の横幅方向(長手方向)に間隔を置いて立設される左右の被取付部材としての支柱20間に、単数又は複数(図示例によれば上下3つ)の止水板10を係止状態に設置して、左右の支柱20間を通過しようとする水の流れを止水板10によって阻むものである。以下、止水装置Aの具体的な構成について説明する。
なお、被取付部材は、支柱20に限定されない。被取付部材として、例えば、建物や地下道の開口部を構成する枠体、壁材等も例示できる。
(【0011】以降は省略されています)
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