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公開番号2024160622
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-14
出願番号2023075836
出願日2023-05-01
発明の名称シート積載装置及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類B65H 31/36 20060101AFI20241107BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】シートの整合性を向上させる。
【解決手段】シート積載装置は、シートが積載される積載部と、積載部に向けてシートを搬送する搬送手段と、シート搬送方向におけるシートの先端が突き当てられる突当て部と、弾性を有し、積載部に積載されたシートを突当て部に向けてシート搬送方向に移動させるベルト部材と、ベルト部材を回転駆動する駆動源と、ベルト部材が今回のシートと接触した後で且つ今回のシートの先端が突当て部に突き当たる前に、ベルト部材が第1速度で回転し、今回のシートの先端が突当て部に突き当たった後で且つベルト部材が今回のシートの次のシートと接触する前の期間の少なくとも一部において、ベルト部材の回転速度が第1速度より遅い第2速度となるように、シート毎に駆動源の駆動制御を行う制御手段と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
シートが積載される積載部と、
前記積載部に向けてシートを搬送する搬送手段と、
シート搬送方向におけるシートの先端が突き当てられる突当て部と、
弾性を有し、前記積載部に積載されたシートを前記突当て部に向けて前記シート搬送方向に移動させるベルト部材と、
前記ベルト部材を回転駆動する駆動源と、
前記ベルト部材が今回のシートと接触した後で且つ前記今回のシートの先端が前記突当て部に突き当たる前に、前記ベルト部材が第1速度で回転し、前記今回のシートの先端が前記突当て部に突き当たった後で且つ前記ベルト部材が前記今回のシートの次のシートと接触する前の期間の少なくとも一部において、前記ベルト部材の回転速度が前記第1速度より遅い第2速度となるように、シート毎に前記駆動源の駆動制御を行う制御手段と、
を備えることを特徴とするシート積載装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
シートを検知するシート検知部を更に備え、
前記制御手段は、前記シート検知部の検知結果に基づいて、前記今回のシートの先端が前記突当て部に突き当たる時に前記ベルト部材を前記第1速度から前記第2速度に減速する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
【請求項3】
前記積載部の上方に配置された第2のベルト部材と、
前記第2のベルト部材に取り付けられ、前記搬送手段から前記シート搬送方向に送り出されるシートの先端を把持した状態で前記シート搬送方向に移動するグリッパと、
を更に備える、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
【請求項4】
シートを検知するシート検知部と、
シートの先端と当接することで前記グリッパからシートの先端を離脱させる当接面と、
を更に備え、
前記制御手段は、前記シート検知部の検知結果に基づいて、前記今回のシートの先端が前記当接面に当接する時に前記ベルト部材を前記第2速度から前記第1速度に増速する、
ことを特徴とする請求項3に記載のシート積載装置。
【請求項5】
前記制御手段は、第1の坪量のシートを積載する場合の前記第1速度の値に比べて、前記第1の坪量より大きい第2の坪量のシートを積載する場合の前記第1速度の値を大きく設定する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
【請求項6】
前記制御手段は、第1の坪量のシートを積載する場合に前記ベルト部材を前記第1速度から前記第2速度に減速するタイミングに比べて、前記第1の坪量より大きい第2の坪量のシートを積載する場合に前記ベルト部材を前記第1速度から前記第2速度に減速するタイミングを遅らせる、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
【請求項7】
前記制御手段は、第1のサイズのシートを積載する場合の前記第1速度の値に比べて、前記第1のサイズより面積が広い第2のサイズのシートを積載する場合の前記第1速度の値を大きく設定する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
【請求項8】
前記制御手段は、第1のサイズのシートを積載する場合に前記ベルト部材を前記第1速度から前記第2速度に減速するタイミングに比べて、前記第1のサイズより面積が広い第2のサイズのシートを積載する場合に前記ベルト部材を前記第1速度から前記第2速度に減速するタイミングを遅らせる、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
【請求項9】
前記制御手段は、第1の材質のシートを積載する場合の前記第1速度の値に比べて、前記第1の材質よりも密度が高い第2の材質のシートを積載する場合の前記第1速度の値を大きく設定する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
【請求項10】
前記制御手段は、第1の材質のシートを積載する場合に前記ベルト部材を前記第1速度から前記第2速度に減速するタイミングに比べて、前記第1の材質よりも密度が高い第2の材質のシートを積載する場合に前記ベルト部材を前記第1速度から前記第2速度に減速するタイミングを遅らせる、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを積載するシート積載装置、及びシートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置において、画像を形成されたシートを積載する大容量スタッカ等のシート積載装置が用いられている。特許文献1には、タイミングベルトに支持されるグリッパでシートを把持しながら搬送した後、ローレットベルトでシートの先端をストッパに突き当てて整合するシート積載装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-168218号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記文献の構成において、シートの先端がストッパに突き当てられた後にシート幅方向にシートが移動してしまい、シートの整合性が低下する場合があった。
【0005】
そこで、本発明は、シートの整合性を向上させることが可能なシート積載装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、シートが積載される積載部と、前記積載部に向けてシートを搬送する搬送手段と、シート搬送方向におけるシートの先端が突き当てられる突当て部と、弾性を有し、前記積載部に積載されたシートを前記突当て部に向けて前記シート搬送方向に移動させるベルト部材と、前記ベルト部材を回転駆動する駆動源と、前記ベルト部材が今回のシートと接触した後で且つ前記今回のシートの先端が前記突当て部に突き当たる前に、前記ベルト部材が第1速度で回転し、前記今回のシートの先端が前記突当て部に突き当たった後で且つ前記ベルト部材が前記今回のシートの次のシートと接触する前の期間の少なくとも一部において、前記ベルト部材の回転速度が前記第1速度より遅い第2速度となるように、シート毎に前記駆動源の駆動制御を行う制御手段と、を備えることを特徴とするシート積載装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、シートの整合性を向上させることが可能なシート積載装置及び画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る画像形成装置の概略図。
実施形態に係る画像形成装置のブロック図。
実施形態に係るスタッカの概略図。
実施形態に係るスタッカの一部を拡大した拡大図(a)及び引き込みベルトを上流側から見た図(b)。
実施形態に係るスタッカの制御例を示すフローチャート。
実施形態に係るスタッカの動作を説明するための図(a~d)及び変形例を示す図(e)。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1は、一実施形態に係る画像形成装置900の概略図である。画像形成装置900は、シートPに画像を形成する画像形成装置本体901(プリンタ部)と、画像形成装置本体901から画像を形成されたシートPを受け取って積載するシート積載装置としてのスタッカ100と、を含む。記録材(記録媒体)であるシートPとしては、普通紙及び厚紙等の紙、コート紙のような表面処理が施されたシート材、封筒やインデックス紙等の特殊形状のシート材、プラスチックフィルム、布等、サイズ及び材質の異なる多様なシート材を使用可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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