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公開番号
2024159102
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074868
出願日
2023-04-28
発明の名称
水系液体化粧料
出願人
三菱鉛筆株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
8/29 20060101AFI20241031BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明は、良好な液流出性、キャップオフノンドライ性、固着性、耐皮脂性及び耐水皮脂性を維持しつつ、長期間放置した後においても良好な発色性をもたらすことができる、水系液体化粧料を提供する。
【解決手段】本発明の水系液体化粧料は、
ペンタイプの塗布具に収容される化粧料であって、
酸化チタン顔料、ポリ有機酸又はポリ有機酸塩、アクリレーツコポリマーを含むエマルション粒子、水系溶剤を含有しており、かつ
前記酸化チタン顔料の質量の、前記ポリ有機酸又はポリ有機酸塩の質量に対する比が、5超である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ペンタイプの塗布具に収容される化粧料であって、
酸化チタン顔料、ポリ有機酸又はポリ有機酸塩、アクリレーツコポリマーを含むエマルション粒子、水系溶剤を含有しており、かつ
前記酸化チタン顔料の質量の、前記ポリ有機酸又はポリ有機酸塩の質量に対する比が、5超である、
水系液体化粧料。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記酸化チタン顔料の含有率が、前記水系液体化粧料全体に対して、10質量%以上である、請求項1に記載の水系液体化粧料。
【請求項3】
前記ポリ有機酸又は前記ポリ有機酸塩が、ポリアスパラギン酸、ポリ乳酸、ポリリン酸、及びポリアクリル酸からなる群より選択される少なくとも1種又はその塩である、請求項1又は2に記載の水系液体化粧料。
【請求項4】
前記アクリレーツコポリマーを含むエマルション粒子が、コア-シェル型のエマルション粒子である、請求項1又は2に記載の水系液体化粧料。
【請求項5】
前記水系溶剤が、水、並びに炭素数5以下の低級アルコール、及び炭素数10以下の多価アルコールからなる群より選択される少なくとも1種のアルコールを含有している、請求項1又は2に記載の水系液体化粧料。
【請求項6】
前記酸化チタン顔料以外の顔料を更に含有している、請求項1又は2に記載の水系液体化粧料。
【請求項7】
前記酸化チタン顔料の含有率が、前記酸化チタン顔料、及び前記酸化チタン顔料以外の顔料の合計質量に対して、45質量%以上である、請求項6に記載の水系液体化粧料。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の水系液体化粧料を収容している、ペンタイプの塗布具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水系液体化粧料に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、アイシャドウ、アイライナー、アイブロー、マスカラなどのメイクアップ化粧料等においては、色材として無機顔料が用いられている。化粧料中での無機顔料の凝集及び沈降の抑制や、描線の濃度向上等の課題に対する検討がなされている。
【0003】
特許文献1では、スルホコハク酸ジエチルヘキシルナトリウム、無機着色顔料、水溶性分散剤、及び皮膜形成性ポリマーエマルションを含有する水系液状化粧料が開示されている。この水系液状化粧料では、スルホコハク酸ジエチルヘキシルナトリウムの含有量は、化粧料全量基準で0.01~1質量%であり、無機着色顔料の含有量が化粧料全量基準で3~20質量%であり、前記無機着色顔料がカーボンブラックを含んでいる。
【0004】
特許文献2では、ポリアスパラギン酸ナトリウム、少なくとも1種の光輝性粉体、水溶性分散剤、及び所与の少なくとも1種の金属酸化物を含有する、水系液状化粧料が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-70259号公報
特開2020-132619号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、良好な液流出性、キャップオフノンドライ性、固着性、耐皮脂性及び耐水皮脂性を維持しつつ、長期間放置した後においても良好な発色性をもたらすことができる、水系液体化粧料を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、鋭意検討したところ、以下の手段により上記課題を解決できることを見出して、本発明を完成させた。すなわち、本発明は、下記のとおりである:
〈態様1〉ペンタイプの塗布具に収容される化粧料であって、
酸化チタン顔料、ポリ有機酸又はポリ有機酸塩、アクリレーツコポリマーを含むエマルション粒子、水系溶剤を含有しており、かつ
前記酸化チタン顔料の質量の、前記ポリ有機酸又はポリ有機酸塩の質量に対する比が、5超である、
水系液体化粧料。
〈態様2〉前記酸化チタン顔料の含有率が、前記水系液体化粧料全体に対して、10質量%以上である、態様1に記載の水系液体化粧料。
〈態様3〉前記ポリ有機酸又は前記ポリ有機酸塩が、ポリアスパラギン酸、ポリ乳酸、ポリリン酸、及びポリアクリル酸からなる群より選択される少なくとも1種又はその塩である、態様1又は2に記載の水系液体化粧料。
〈態様4〉前記アクリレーツコポリマーを含むエマルション粒子が、コア-シェル型のエマルション粒子である、態様1~3のいずれか一項に記載の水系液体化粧料。
〈態様5〉前記水系溶剤が、水、並びに炭素数5以下の低級アルコール、及び炭素数10以下の多価アルコールからなる群より選択される少なくとも1種のアルコールを含有している、態様1~4のいずれか一項に記載の水系液体化粧料。
〈態様6〉前記酸化チタン顔料以外の顔料を更に含有している、態様1~5のいずれか一項に記載の水系液体化粧料。
〈態様7〉前記酸化チタン顔料の含有率が、前記酸化チタン顔料、及び前記酸化チタン顔料以外の顔料の合計質量に対して、45質量%以上である、態様6に記載の水系液体化粧料。
〈態様8〉態様1~7のいずれか一項に記載の水系液体化粧料を収容している、ペンタイプの塗布具。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、良好な液流出性、キャップオフノンドライ性、固着性、耐皮脂性及び耐水皮脂性を維持しつつ、長期間放置した後においても良好な発色性をもたらすことができる、水系液体化粧料を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
この図は、本発明の水系液体化粧料を収容する液体化粧料塗布具の第一の態様を示す部分断面図である。図1の機構は、回転式繰出タイプのものの一例である。
この図は、本発明の水系液体化粧料を収容する液体化粧料塗布具の第二の態様を示す部分断面図である。図2の機構は、化粧料内蔵型塗布具タイプのものの一例である。
(a)は、本発明の水系液体化粧料を収容する液体化粧料塗布具の第三の態様を示す斜視図であり、(b)は、(a)と同一の液体化粧料塗布具の部分断面図である。(a)及び(b)の液体化粧料塗布具の機構は、コレクター式塗布具タイプのものの一例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
《水系液体化粧料》
本発明の水系液体化粧料は、
ペンタイプの塗布具に収容される化粧料であって、
酸化チタン顔料、ポリ有機酸又はポリ有機酸塩、アクリレーツコポリマーを含むエマルション粒子、水系溶剤を含有しており、かつ
前記酸化チタン顔料の質量の、前記ポリ有機酸又はポリ有機酸塩の質量に対する比が、5超である。
(【0011】以降は省略されています)
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