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公開番号2024157776
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023072337
出願日2023-04-26
発明の名称染毛容器
出願人三菱鉛筆株式会社
代理人個人,個人
主分類A45D 34/04 20060101AFI20241031BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】容器本体から塗布体を引き出すに際に、塗布体が容器の開口部付近に引っ掛かる問題を解消し、操作性に改良を加えた染毛容器を提供する。
【解決手段】染毛容器は、塗布液を収容した容器本体1と、容器本体の開口部1aに着脱可能に取り付けられると共に、軸状のシャフト3を介してシャフトの先端部に塗布液の塗布体4を配置した容器本体のキャップを兼ねる前記塗布体の把持部2とが備えられる。シャフトと塗布体との境界部におけるシャフトの軸に直交する方向の段差h2が、1mm未満に設定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
塗布液を収容した容器本体と、
容器本体の開口部に着脱可能に取り付けられると共に、軸状のシャフトを介してシャフトの先端部に塗布液の塗布体を配置した容器本体のキャップを兼ねる前記塗布体の把持部と、
を備えた染毛容器であって、
前記シャフトと塗布体との境界部におけるシャフトの軸に直交する方向の段差が、1mm未満に設定されていることを特徴とする染毛容器。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記塗布体には、前記シャフトの軸方向の一面に沿って、複数の櫛歯体が直線状に配列されて形成されると共に、前記シャフトには、前記櫛歯体の樹立方向に向かって、前記シャフトの断面積を拡大させる傾斜部が形成され、
前記シャフトの傾斜部と塗布体との境界部におけるシャフトの軸に直交する方向の段差が、1mm未満に設定されている請求項1に記載の染毛容器。
【請求項3】
容器本体内には、前記塗布体を容器本体から引き出す際に、塗布体に付着する塗布液量を調節する筒状のしごき体が配置されている請求項1又は2に記載の染毛容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、毛髪やまつ毛などに対して、毛染め液などの塗布液を塗布する染毛容器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば目元のメーキャップのために、マスカラなどの塗布液をまつ毛に塗布する染毛容器が提供されている。
特許文献1及び特許文献2には、マスカラなどの塗布液を収容する容器本体と、この容器本体の開口部に着脱可能に取り付けられ、前記容器本体のキャップを兼ねた塗布体の把持部を備えた染毛容器が開示されている。
この染毛容器によると、容器本体のキャップを兼ねた塗布体の把持部には、軸状のシャフトが取り付けられ、このシャフトの先端部に塗布液の塗布体が配置されている。
【0003】
従って、容器本体の開口部に塗布体の把持部をキャップした状態においては、把持部に取り付けられたシャフト先端部の塗布体は、容器内に収容されて容器内の毛染め液などの塗布液に浸された状態で保管される。この染毛容器によると、容器から把持部を取り外し、容器本体から塗布体を引き出すことで、塗布体に毛管作用によって保持された塗布液を、まつ毛等に塗布することができる。
なお、この染毛容器は、塗布対象としてまつ毛の他、毛髪などの毛染めに用いることが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-53265号公報
特開2017-70405号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載された染毛容器によると、前記把持部にシャフトを介して取り付けられた塗布体は、シャフトの先端部においてシャフトの軸方向に対して曲げられた状態で取り付けられている。
また、特許文献2に記載された染毛容器によると、把持部にシャフトを介して取り付けられた塗布体は、塗布体の全体が長手方向に沿って湾曲した状態に形成されている。
【0006】
従って、塗布操作を行うために、毛染め液などの塗布液を収容した容器本体から前記塗布体を引き出す際には、シャフトの軸方向に対して曲げて取り付けられた塗布体(特許文献1)、又は長手方向に沿って湾曲した状態に成形された塗布体(特許文献2)は、容器本体の開口部付近においてそれぞれ引っ掛かりが生じ易く、円滑な操作を阻害する問題が生ずる。
【0007】
このような塗布体の引っ掛かる問題は、塗布体に適度な量の塗布液を保持させるために、容器本体の開口内にしごき体(特許文献1)、又はシール部材(特許文献2)を配置した実施例においては、さらに顕著に発生する。
【0008】
この発明は、斯かる実情に鑑みてなされたものであって、容器本体から塗布体を引き出す際に、塗布体が容器の開口部付近に引っ掛かる問題を解消し、操作性に改良を加えた染毛容器を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記した課題を解決するためになされた染毛容器は、塗布液を収容した容器本体と、容器本体の開口部に着脱可能に取り付けられると共に、軸状のシャフトを介してシャフトの先端部に塗布液の塗布体を配置した容器本体のキャップを兼ねる前記塗布体の把持部とを備えた染毛容器であって、前記シャフトと塗布体との境界部におけるシャフトの軸に直交する方向の段差が、1mm未満に設定されていることを特徴とする。
【0010】
そして、好ましい実施の形態においては、前記塗布体には、前記シャフトの軸方向の一面に沿って、複数の櫛歯体が直線状に配列されて形成されると共に、前記シャフトには、前記櫛歯体の樹立方向に向かって、前記シャフトの断面積を拡大させる傾斜部が形成され、前記シャフトの傾斜部と塗布体との境界部におけるシャフトの軸に直交する方向の段差が、1mm未満に設定された構成が採用される。
(【0011】以降は省略されています)

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