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公開番号
2024157777
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072338
出願日
2023-04-26
発明の名称
油脂固形物容器
出願人
三菱鉛筆株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A45D
19/02 20060101AFI20241031BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】使用途中において塗布体が容器から脱落する問題を解消した油脂固形物容器を提供すること。
【解決手段】長手方向の一端部に把持部4を有し、他端部側に軸方向に長い受け皿部5を形成すると共に、受け皿部に固形物による塗布体6を搭載してなる塗布ユニット1が備えられる。受け皿部5における塗布体6の搭載面には、当該搭載面に密着して搭載された塗布体の離脱を阻止する塗布体の離脱防止体5b2が形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
長手方向の一端部に把持部を有し、他端部側に軸方向に長い受け皿部を形成すると共に、前記受け皿部に固形物による塗布体を搭載してなる塗布ユニットを備えた油脂固形物容器であって、
前記受け皿部における前記塗布体の搭載面には、当該搭載面に密着して搭載された前記塗布体の離脱を阻止する塗布体の離脱防止体が形成されていることを特徴とする油脂固形物容器。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記受け皿部に形成された塗布体の離脱防止体は、前記塗布体の搭載面から裏面に向かって前記塗布体の一部が進入する前記搭載面に穿設された複数の開口により構成されている請求項1に記載の油脂固形物容器。
【請求項3】
前記受け皿部に形成された塗布体の離脱防止体は、前記塗布体の搭載面上に立設して配置された複数の突起体により構成され、前記突起体には、その一部が前記搭載面に対して平行状態に形成されることで、搭載された塗布体内に埋設される平行埋設部が備えられている請求項1に記載の油脂固形物容器。
【請求項4】
前記受け皿部と、受け皿部に搭載された塗布体を覆い、開口端が前記把持部に対して着脱可能に装着されるキャップ体を備えてなる請求項1乃至3のいずれか1項に記載の油脂固形物容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えばヘアワックス等のような油脂を含有する固形物を収容する油脂固形物容器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
ヘアワックス等の化粧品や、ワセリンなどのような医療品、その他の油脂を含有する固形物は、特許文献1に示されたように、広口の容器に収容されて保管される場合がある。
この広口の容器に収容された油脂固形物等を使用するには、使用者が容器の蓋を取り容器内に充填された油脂固形物を指先やヘラ等で掻き取って取り出すことになる。
従って、前記した油脂固形物が、ヘアワックスなどの化粧料である場合には、これを指先で掻き取って髪に塗布することになるために、使い終わった後に手指に付着した化粧料を拭き取るか、湯水で化粧料を洗い流すことが必要となる。
【0003】
そこで、軸方向の一端部に持ち手(把持部)を備え、その先端部側に前記したヘアワックスなどの化粧料を長手方向に沿って搭載した染毛容器が提案されており、これは特許文献2に開示されている。
この染毛容器によると、軸方向に沿った背壁体の両側縁に沿って、それぞれ複数の櫛歯が軸方向に沿って一定間隔を置いて配列され、左右の各櫛歯の先端部側は互いに向かい合うようにして外周が円弧形状を構成している。そして、円弧形状の各櫛歯に囲まれた中央空間部が塗布体の収容部を形成している。
【0004】
従って、特許文献2に開示された染毛容器によると、前記した一端部に形成された把持部を握って、先端部側の櫛歯を頭髪などに撫で付けることで、櫛歯により毛髪を梳かすことができると共に、円弧状の各櫛歯に囲まれて配置された化粧料を、毛髪に対して塗布することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-96314号公報
特開2022-154274号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献2に開示された染毛容器においては、化粧料としての固形の塗布体は、円弧状の各櫛歯に囲まれた中央空間部内に収容されており、塗布体の使用が進むにしたがって櫛歯部分に接する塗布体の量は減少する。これにより、軸方向に沿った前記した背壁体の面に密着することで保持されている固形状の塗布体は、使用時における応力を受けて背壁体の面から剥がれて染毛容器から脱落するという問題が生ずる。
この発明は、斯かる実情に鑑みてなされたものであり、使用途中において塗布体が容器から脱落する問題を解消した油脂固形物容器を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記した課題を解決するためになされたこの発明に係る油脂固形物容器は、長手方向の一端部に把持部を有し、他端部側に軸方向に長い受け皿部を形成すると共に、前記受け皿部に固形物による塗布体を搭載してなる塗布ユニットを備えた油脂固形物容器であって、前記受け皿部における前記塗布体の搭載面には、当該搭載面に密着して搭載された前記塗布体の脱落を阻止する塗布体の脱落防止体が形成されていることを特徴とする。
【0008】
この場合、一つの好ましい実施の形態においては、前記受け皿部に形成された塗布体の脱落防止体は、前記塗布体の搭載面から裏面に向かって前記塗布体の一部が進入する前記搭載面に穿設された複数の開口により構成される。
また、他の好ましい実施の形態においては、前記受け皿部に形成された塗布体の脱落防止体は、前記塗布体の搭載面上に立設して配置された複数の突起体により構成され、前記突起体には、その一部が前記搭載面に対して平行状態に形成されることで、搭載された塗布体内に埋設される平行埋設部が備えられる。
【0009】
加えて、油脂固形物容器には、前記受け皿部と、受け皿部に搭載された塗布体を覆い、開口端が前記把持部に対して着脱可能に装着されるキャップ体が備えられることが望ましい。
【発明の効果】
【0010】
前記した油脂固形物容器によると、長手方向の一端部に把持部を有し、他端部側には軸方向に長い受け皿部が形成されて、当該受け皿部に固形物による塗布体が搭載された塗布ユニットが備えられる。
前記受け皿部における塗布体の搭載面には、当該搭載面に密着して搭載された塗布体の脱落を阻止する塗布体の脱落防止体が形成されているので、使用途中において固形物による塗布体が、塗布ユニットから脱落する問題を解消した油脂固形物容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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