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公開番号
2024158754
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074256
出願日
2023-04-28
発明の名称
オーバーヘッドコンソール
出願人
小島プレス工業株式会社
,
トヨタ車体株式会社
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
B60R
7/04 20060101AFI20241031BHJP(車両一般)
要約
【課題】蓋部材を自重により開けたままの状態にしておいても、車室内における乗員の移動に差し支えることなく、さらに物品の出し入れを阻害することがないオーバーヘッドコンソールを提供すること。
【解決手段】オーバーヘッドコンソール6は、開口11が形成されたパネル部材10と、開口11を塞ぐ閉位置と、開口11を開放する開位置との間を回動可能にパネル部材10に支持される蓋部材20を備える。パネル部材10は、蓋部材20に当接可能な弾性部63を備える。弾性部63は、蓋部材20が第1操作荷重による開動作により閉位置から中間位置に到達すると、到達した蓋部材20が弾性部63自身に当接することで蓋部材20の開動作を規制する。その後、開動作が規制された状態の蓋部材20が第1操作荷重より大きな第2操作荷重を受けると、第2操作荷重を受けた蓋部材20からの押当力により弾性部63自身が弾性変形することで開動作の規制を解消する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
車室内の天井に配置されるオーバーヘッドコンソールであって、
開口が形成されたパネル部材と、
前記開口を塞ぐように水平状態の閉位置と、前記開口を開放するように鉛直状態の開位置との間を回動可能に前記パネル部材に支持される蓋部材と、を備え、
前記パネル部材は、前記蓋部材に形成された当接部に当接可能な第1弾性部を有する弾性部材を備え、
前記第1弾性部は、前記蓋部材が第1操作荷重による開動作により前記閉位置から前記閉位置と前記開位置の中間位置に到達すると、到達した前記蓋部材の前記当接部が第1弾性部自身に当接することで前記蓋部材の前記開動作を規制し、その後、前記開動作が規制された状態の前記蓋部材が前記第1操作荷重より大きな第2操作荷重を受けると、前記第2操作荷重を受けた前記蓋部材の前記当接部からの押当力により前記第1弾性部自身が弾性変形することで前記開動作の規制を解消するオーバーヘッドコンソール。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のオーバーヘッドコンソールであって、
前記弾性部材は、前記第1弾性部から延設され、且つ前記中間位置を超えて前記開動作する前記蓋部材の前記当接部が当接可能な第2弾性部を備え、
前記第2弾性部は、前記中間位置を超えて前記開動作する前記蓋部材を任意の回動位置に保持する反力を前記当接部に付与するオーバーヘッドコンソール。
【請求項3】
請求項1~2のいずれかに記載のオーバーヘッドコンソールであって、
前記蓋部材は、前記パネル部材に着脱可能に組み付けられた中間部材に回動可能に支持されるオーバーヘッドコンソール。
【請求項4】
請求項3に記載のオーバーヘッドコンソールであって、
前記中間部材は、前記パネル部材に鉛直方向に沿ってクリップを介して着脱可能に組み付けられ、
前記開位置にある前記蓋部材に下方に向けて前記クリップの保持荷重に抗した大荷重を掛けると、前記パネル部材から前記クリップが離脱するオーバーヘッドコンソール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、オーバーヘッドコンソールに関し、詳しくは、車室内の天井に配置されるオーバーヘッドコンソールに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両の室内である車室内の天井には、オーバーヘッドコンソールが配置されている(特許文献1参照)。オーバーヘッドコンソールは、蓋部材が閉位置(蓋部材の面方向が水平状態)にあるとき、蓋部材のロックを解除すると、蓋部材が自重により回動して開位置(蓋部材の面方向が鉛直状態)に切り替わる。蓋部材の内部は、物品を入れ可能な収納部を備えている。そのため、蓋部材を開閉する(開位置と閉位置に切り替える)ことで、収納部に物品を収納(出し入れ)できる。車両が、例えば、3列シートを有するミニバンタイプの自動車である場合、オーバーヘッドコンソールは、1列目シートの乗員の上方位置だけでなく、2列目シートの乗員の上方位置、3列目シートの乗員の上方位置にも配置されている。そのため、1列目シートの乗員だけでなく、2列目シートの乗員、3列目シートの乗員もそれぞれのオーバーヘッドコンソールに物品を収納できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-137682号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
オーバーヘッドコンソールから物品を取り出す場合、自重により開けた蓋部材を開けたままの状態にしておくことがある。その場合、例えば、3列目シートの乗員の乗降の際、2列目シートと3列目シートの間の車室内で乗員の移動を要すると、開けたままの状態にある蓋部材に対して車室内を移動する乗員が干渉する恐れがあった。したがって、車室内における乗員の移動に差し支える恐れがあった。そこで、オーバーヘッドコンソールの蓋部材を自重により開けたままの状態にしておいても、車室内における乗員の移動に差し支えることなく、さらに物品の出し入れを阻害することがないオーバーヘッドコンソールを提供することが求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の1つの特徴によると、車室内の天井に配置されるオーバーヘッドコンソールは、開口が形成されたパネル部材と、開口を塞ぐように水平状態の閉位置と、開口を開放するように鉛直状態の開位置との間を回動可能にパネル部材に支持される蓋部材を備える。パネル部材は、蓋部材に形成された当接部に当接可能な第1弾性部を有する弾性部材を備える。第1弾性部は、蓋部材が第1操作荷重による開動作により閉位置から閉位置と前記開位置の中間位置に到達すると、到達した蓋部材の当接部が第1弾性部自身に当接することで蓋部材の開動作を規制する。その後、開動作が規制された状態の蓋部材が第1操作荷重より大きな第2操作荷重を受けると、第2操作荷重を受けた蓋部材の当接部からの押当力により第1弾性部自身が変形することで開動作の規制を解消する。
【0006】
そのため、蓋部材を閉位置から自重により開動作すると、開動作した蓋部材が中間位置で一旦停止する。この蓋部材が中間位置で一旦停止した状態では、蓋部材は斜め下を向くため下方に張り出すことがない。したがって、車室内における乗員の移動に差し支えることがない。また、この蓋部材が中間位置で一旦停止した状態において、パネル部材の開口は開放された状態である。そのため、蓋部材の内部に物品を出し入れできる。また、この一旦停止した状態から、蓋部材を開位置に切り替えることもできる。この開位置では、蓋部材は下方を向くため、パネル部材の開口は十分に開放された状態である。そのため、蓋部材の内部に大きな物品を出し入れできる。したがって、必要に応じて開口を十分に開放できるため、物品の出し入れを阻害することもない。
【0007】
本開示の他の特徴によると、弾性部材は、第1弾性部から延設され、且つ中間位置を超えて開動作する蓋部材の当接部が当接可能な第2弾性部を備える。第2弾性部は、中間位置を超えて開動作する蓋部材を任意の回動位置に保持する反力を当接部に付与する。
【0008】
そのため、中間位置と開位置の間で、蓋部材が中間部材に対してフリーストップ状態となる。したがって、パネル部材に対して蓋部材を任意の回動位置に保持できる。
【0009】
また、本開示の他の特徴によると、蓋部材は、パネル部材に着脱可能に組み付けられた中間部材に回動可能に支持される。
【0010】
そのため、蓋部材が直にパネル部材に組み付くことなく、中間部材に組み付いている。したがって、パネル部材から中間部材を取り外すことで、パネル部材から蓋部材を簡便に取り外すことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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