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公開番号2024157965
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023072670
出願日2023-04-26
発明の名称通信装置、制御方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04W 76/10 20180101AFI20241031BHJP(電気通信技術)
要約【課題】効率的な通信装置のネットワークへの接続制御を提供すること。
【解決手段】通信装置は、他の装置が通信装置との通信を可能とするための第1のネットワークへの接続の確立に使用される接続パラメータと、接続の確立後のサービス検出方式で使用される識別情報であって、通信装置が提供するサービスを特定する識別情報とを含んだ設定情報を、他の装置へ提供する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
通信装置であって、
他の装置が当該通信装置との通信を可能とするための第１のネットワークへの接続の確立に使用される接続パラメータと、接続の確立後のサービス検出方式で使用される識別情報であって、当該通信装置が提供するサービスを特定する識別情報とを含んだ設定情報を、当該他の装置へ提供する提供手段を有することを特徴とする通信装置。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記第１のネットワークは、前記通信装置と前記他の装置が直接接続するネットワークである、ことを特徴とする請求項１に記載の通信装置。
【請求項３】
前記通信装置と前記他の装置とを、前記第１のネットワークを介して通信することができるようにするためのユーザ操作を受け付ける手段をさらに有し、
前記提供手段は、前記ユーザ操作が前記通信装置と前記他の装置とにおいて受け付けられたことに応じて、前記設定情報を前記他の装置へ提供する、
ことを特徴とする請求項１に記載の通信装置。
【請求項４】
前記提供手段は、前記設定情報を符号化して得られるＱＲコードを表示する手段を含む、ことを特徴とする請求項１に記載の通信装置。
【請求項５】
前記提供手段は、近距離無線通信を用いて前記設定情報を前記他の装置へ送信する手段を含む、ことを特徴とする請求項１に記載の通信装置。
【請求項６】
前記識別情報は、ＤｏｍａｉｎＮａｍｅＳｙｓｔｅｍ－ＢａｓｅｄＳｅｒｖｉｃｅＤｉｓｃｏｖｅｒｙ（ＤＮＳ－ＳＤ）で使用される、ＵｎｉｖｅｒｓａｌｌｙＵｎｉｑｕｅＩｄｅｎｔｉｆｉｅｒ（ＵＵＩＤ）である、ことを特徴とする請求項１に記載の通信装置。
【請求項７】
前記第１のネットワークと異なる第２のネットワークを介した問い合わせを受信した場合に、当該第２のネットワークを介して前記識別情報を送信する送信手段と、
前記他の装置から前記第２のネットワークを介した前記問い合わせを受信しなかった場合に、前記第１のネットワークを介して前記他の装置と通信する通信手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項１に記載の通信装置。
【請求項８】
前記通信手段は、前記他の装置から前記第２のネットワークを介した前記問い合わせを受信して、前記第２のネットワークを介して前記識別情報が前記他の装置へ送信された場合に、前記他の装置の前記第１のネットワークへの接続は確立されず、前記第２のネットワークを介して前記他の装置と通信する、ことを特徴とする請求項７に記載の通信装置。
【請求項９】
前記通信手段は、前記他の装置から前記第２のネットワークを介した前記問い合わせを受信して、前記第２のネットワークを介して前記識別情報が前記他の装置へ送信された場合に、前記他の装置によって選択された、前記第１のネットワークと前記第２のネットワークとのいずれかを介して前記他の装置と通信する、ことを特徴とする請求項７に記載の通信装置。
【請求項１０】
通信装置であって、
前記通信装置が他の装置との通信を可能とするための第１のネットワークへの接続の確立に使用される接続パラメータと、当該他の装置が提供するサービスを特定する識別情報とを含んだ設定情報を、当該他の装置から取得する取得手段と、
前記第１のネットワークと異なる第２のネットワークを介して、前記識別情報の問い合わせを送信する送信手段と、
前記問い合わせに対して、前記第２のネットワークを介して、前記他の装置から前記識別情報が取得されなかった場合に、前記第１のネットワークを介して前記他の装置と通信する通信手段と、
を有することを特徴とする通信装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、通信装置の無線ネットワークへの接続処理技術に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
デジタルカメラ、プリンタ、携帯電話、スマートフォンなど、無線通信機能を有する電子機器が増えている。このような電子機器は、例えば、電子機器間の直接接続や、アクセスポイントや基地局などを経由した接続など、様々な形態で接続を確立して通信することができる。
【０００３】
電子機器の無線接続のためには、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵などの接続パラメータが設定される必要がある。特許文献１には、アクセスポイントが、接続パラメータをＱＲコード（登録商標）に符号化して画面に表示し、電子機器がその画面を撮像してＱＲコードを復号することにより接続パラメータの設定を行う技術が記載されている。また、特許文献２には、ＱＲコードに、電子機器の能力情報や役割情報を含める手法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００６－２６１９３８号公報
米国特許出願公開第２０１４／０２６９６４６号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
無線接続は、上述のように、様々な形態で確立されうるため、電子機器は、様々な形態で同じ相手装置に接続することができる。一方で、その形態ごとに接続パラメータの設定などが行われる必要がある。したがって、不必要な接続の確立が行われると、不必要な接続パラメータの設定が行われることとなってしまいうる。このため、効率的なネットワークの運用の観点から、不必要な接続の確立が行われないようにすることが重要である。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明は、効率的な通信装置のネットワークへの接続制御を提供する。
【０００７】
本発明の一態様による通信装置は、他の装置が当該通信装置との通信を可能とするための第１のネットワークへの接続の確立に使用される接続パラメータと、接続の確立後のサービス検出方式で使用される識別情報であって、当該通信装置が提供するサービスを特定する識別情報とを含んだ設定情報を、当該他の装置へ提供する提供手段を有する。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、効率的な通信装置のネットワークへの接続制御を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
無線通信システムの構成例を示す図である。
プリンタの構成例を示す図である。
スマートフォンの構成例を示す図である。
プリンタによって実行される処理の流れの例を示す図である。
設定情報を表示する画面の例を示す図である。
スマートフォンによって実行される処理の流れの例を示す図である。
スマートフォンによって管理される情報の例を示す図である。
プリンタがオンライン状態の場合の処理の流れの例を示す図である。
プリンタがオフライン状態の場合の処理の流れの例を示す図である。
設定情報の構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
（【００１１】以降は省略されています）

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