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公開番号2024157727
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023072256
出願日2023-04-26
発明の名称マグネットキャッチ
出願人下西技研工業株式会社
代理人弁理士法人ブライタス
主分類E05C 19/16 20060101AFI20241031BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】リードスイッチを適切に作動させることができるマグネットキャッチを提供する。
【解決手段】マグネットキャッチ10は、主磁石40と、一対のヨーク42と、リードスイッチ44と、副磁石46とを備えている。主磁石40は、第1方向D1に磁化されている。一対のヨーク42は、第1方向D1における主磁石40の両端部に設けられている。リードスイッチ44は、第1方向D1に直交する第2方向D2において主磁石40の一方側に設けられている。副磁石46は、第2方向D2において主磁石40の一方側に設けられている。
【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に磁化された主磁石と、
前記第1方向における前記主磁石の両端部に設けられた一対のヨークと、
前記第1方向に直交する第2方向において前記主磁石の一方側に設けられ、前記主磁石が発生する磁束に基づいて作動するリードスイッチと、
前記第2方向において前記主磁石の前記一方側に設けられた副磁石と、
を備える、マグネットキャッチ。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記副磁石は前記第2方向に磁化されている、請求項1に記載のマグネットキャッチ。
【請求項3】
前記第2方向において前記主磁石と前記リードスイッチとの間に前記副磁石が設けられる、請求項1に記載のマグネットキャッチ。
【請求項4】
前記第2方向において、前記主磁石と前記リードスイッチとの間、および前記リードスイッチの前記一方側に、前記副磁石がそれぞれ設けられる、請求項1に記載のマグネットキャッチ。
【請求項5】
前記主磁石は希土類磁石である、請求項1に記載のマグネットキャッチ。
【請求項6】
前記副磁石はフェライト磁石である、請求項5に記載のマグネットキャッチ。
【請求項7】
前記リードスイッチは、前記主磁石が発生する磁束に基づいて開閉する一対のリード片を有し、
前記リード片は、前記第1方向に並ぶように設けられている、請求項1に記載のマグネットキャッチ。
【請求項8】
前記主磁石、前記一対のヨーク、および前記リードスイッチを収容する内部空間を有するケースを備え、
前記内部空間は密閉されている、請求項1に記載のマグネットキャッチ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、対象物が吸着したことを検知するマグネットキャッチに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
種々の機器において、磁力を用いて対象物を吸着するとともに、対象物を吸着したことを検知する機能を備えたマグネットキャッチが利用されている。このようなマグネットキャッチにおいては、対象物の吸着を検知するためにセンサICまたはリードスイッチを用いることができるが、センサICに比べて安価なリードスイッチを用いることによって、マグネットキャッチの製品コストを低減することができる。
【0003】
例えば、特許文献1には、マグネットキャッチを用いて扉の開閉確認を行う技術が開示されている。特許文献1に開示されたマグネットキャッチは、永久磁石と、永久磁石の両磁極面に配置される一対のヨーク片と、一対のヨーク片からの漏洩磁束に基づいて作動するリードスイッチとを備えている。
【0004】
特許文献1のマグネットキャッチでは、扉側の磁性体が一対のヨーク片に吸着されていない状態では、一対のヨーク片からリードスイッチに作用する漏洩磁束の磁束密度は、リードスイッチの感動値以上となる。この場合、リードスイッチはオンの状態となる。一方、扉側の磁性体が一対のヨーク片に吸着されると、一対のヨーク片からリードスイッチに作用する漏洩磁束の磁束密度が、リードスイッチの感動値以下となる。これにより、リードスイッチはオフの状態になる。したがって、特許文献1のマグネットキャッチでは、リードスイッチの状態に基づいて、扉の開閉を確認することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開昭62-113265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、水に濡れる可能性のある環境でマグネットキャッチを使用する場合には、マグネットキャッチに防水機能を持たせる必要がある。特許文献1のマグネットキャッチにおいて防水機能を持たせる場合には、例えば、防水ケースによって、永久磁石、一対のヨーク片およびリードスイッチを覆うことが考えられる。
【0007】
しかしながら、一対のヨーク片と吸着対象物(特許文献1では、扉側の磁性体)との間に防水ケースが存在することになり、その防水ケースが磁気ギャップになるため、マグネットキャッチの吸着力が低下する。永久磁石として希土類磁石等の強力な磁石を利用すれば、マグネットキャッチの吸着力を大きくすることはできるが、リードスイッチに作用する漏洩磁束の磁束密度も大きくなる。この場合、対象物が吸着した状態でも、リードスイッチに作用する漏洩磁束の磁束密度が感動値以上となり、対象物の吸着を検知することができなくなる。
【0008】
そこで、本発明は、リードスイッチを適切に作動させることができるマグネットキャッチを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一側面におけるマグネットキャッチは、
第1方向に磁化された主磁石と、
前記第1方向における前記主磁石の両端部に設けられた一対のヨークと、
前記第1方向に直交する第2方向において前記主磁石の一方側に設けられ、前記主磁石が発生する磁束に基づいて作動するリードスイッチと、
前記第2方向において前記主磁石の前記一方側に設けられた副磁石と、
を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、リードスイッチを適切に作動させることができるマグネットキャッチが得られる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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