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公開番号
2024157679
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072174
出願日
2023-04-26
発明の名称
通信制御装置および通信制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04L
41/0895 20220101AFI20241031BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】仮想通信I/Fを使用する通信装置においてスムースな通信を行うことができるようにすること。
【解決手段】複数の物理通信インタフェースから構成される仮想通信インタフェースを有する通信装置の通信制御装置であって、前記複数の物理通信インタフェースの中から優先して使用する物理通信インタフェースを設定する設定手段と、前記複数の物理通信インタフェースのいずれかが所定の通信機器に接続されているか否かを判定する判定手段と、を有し、前記複数の物理通信インタフェースのいずれも前記所定の通信機器に接続されていないと前記判定手段が判定した場合、前記設定手段は前記優先して使用する物理通信インタフェースを設定し、前記複数の物理通信インタフェースのいずれかが前記所定の通信機器に接続されていると前記判定手段が判定した場合、前記設定手段は前記優先して使用する物理通信インタフェースを設定しない。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の物理通信インタフェースから構成される仮想通信インタフェースを有する通信装置の通信制御装置であって、
前記複数の物理通信インタフェースの中から優先して使用する物理通信インタフェースを設定する設定手段と、
前記複数の物理通信インタフェースが所定の通信機器に接続されているか否かを判定する判定手段と、
を有し、
前記複数の物理通信インタフェースのいずれも前記所定の通信機器に接続されていないと前記判定手段が判定した場合、前記設定手段は前記優先して使用する物理通信インタフェースを設定し、
前記複数の物理通信インタフェースのいずれかが前記所定の通信機器に接続されていると前記判定手段が判定した場合、前記設定手段は前記優先して使用する物理通信インタフェースを設定しないことを特徴とする通信制御装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記複数の物理通信インタフェースが前記所定の通信機器に接続されていると前記判定手段が判定した場合に、既に前記優先して使用する物理通信インタフェースが設定されているならば、前記設定手段は、当該設定を解除することを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
【請求項3】
前記所定の通信機器がネットワークハブであることを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
【請求項4】
前記ネットワークハブにパケット送信装置が接続されており、前記パケット送信装置は前記ネットワークハブが前記通信装置に接続されているかを示す判定パケットを前記通信装置に送信し、
前記複数の物理通信インタフェースのすべてで前記判定パケットを受信した場合、前記判定手段は、前記複数の物理通信インタフェースが前記ネットワークハブに接続されていると判定する請求項3に記載の通信制御装置。
【請求項5】
前記複数の物理通信インタフェースのうちの1つの物理通信インタフェースだけで前記判定パケットを受信した場合、前記判定手段は、前記複数の物理通信インタフェースが前記ネットワークハブに接続されていないと判定する請求項4に記載の通信制御装置。
【請求項6】
前記ネットワークハブにパケット送信装置が接続されており、前記パケット送信装置は前記ネットワークハブが前記通信装置に接続されているかを示す判定パケットを前記通信装置に送信し、
前記通信装置は、前記判定パケットおよびその他のパケットを他の通信装置に中継することができる中継手段を有し、前記中継手段は、前記判定パケットを中継せず、
前記中継手段が前記判定パケットを受信した場合、前記判定手段は前記複数の物理通信インタフェースが前記ネットワークハブに接続されていると判定する請求項3に記載の通信制御装置。
【請求項7】
前記中継手段が前記判定パケットを受信しない場合、前記判定手段は前記複数の物理通信インタフェースが前記ネットワークハブに接続されていないと判定する請求項6に記載の通信制御装置。
【請求項8】
前記仮想通信インタフェースおよび前記複数の物理通信インタフェースは、アクティブ・バックアップモードで使用されることを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の通信制御装置。
【請求項9】
複数の物理通信インタフェースから構成される仮想通信インタフェースを有する通信装置を制御する通信制御方法であって、
前記複数の物理通信インタフェースが所定の通信機器に接続されているか否かを判定するステップと、
前記判定するステップが、前記複数の物理通信インタフェースのいずれも前記所定の通信機器に接続されていないと判定した場合、前記複数の物理通信インタフェースの中から優先して使用する物理通信インタフェースを設定するステップと、
前記判定するステップが、前記複数の物理通信インタフェースのいずれかが前記所定の通信機器に接続されていると判定した場合、前記優先して使用する物理通信インタフェースを設定しないステップと、
を有することを特徴とする通信制御方法。
【請求項10】
コンピュータを請求項1に記載の通信制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は通信装置および通信制御方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の物理通信I/Fをまとめて一つの仮想通信I/Fとして使用する技術が記載されている。また、特許文献1には、仮想通信I/Fをアクティブ・バックアップモードで使用する技術が記載されている。特許文献2には、複数の物理通信I/Fを持つ通信装置をデイジーチェーン接続する技術が記載されている。I/FはInterfaceの略である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-180385号公報
特開2017-211828号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
各通信装置が2つの仮想通信I/Fを有している場合、当該仮想通信I/Fが持つ複数の物理通信I/Fをデイジーチェーン接続することができる。しかしながら、デイジーチェーン接続された2つの通信装置の起動時において、仮想通信I/Fの物理通信I/Fのうち、どの物理通信I/Fがアクティブ通信路になるかは不明である。このため、一方の通信装置のアクティブ通信路となる物理通信I/Fが他方の通信装置の物理通信I/Fのバックアップ通信路に接続されると、2つの通信装置は通信不能となる。
【0005】
また、デイジーチェーン接続された2つの通信装置の一方が、ネットワークハブに接続されている場合がある。ネットワークハブは接続ポートを通過するイーサネットパケットのアドレスを学習し、使用する接続ポートを決定する。仮想通信I/Fを使用する場合、仮想通信I/Fを構成する物理通信I/Fのイーサネットアドレスは同じものを使用する。そのため、仮想通信I/Fの物理通信I/Fのアクティブ通信路を切り替えるとパケットの再学習に時間がかかり、通信が再開するまでに時間がかかる。
本発明の目的は、仮想通信I/Fを使用する通信装置においてスムースな通信を行うことができるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明の1つの態様にかかる通信制御装置は、複数の物理通信インタフェースから構成される仮想通信インタフェースを有する通信装置の通信制御装置であって、前記複数の物理通信インタフェースの中から優先して使用する物理通信インタフェースを設定する設定手段と、前記複数の物理通信インタフェースのいずれかが所定の通信機器に接続されているか否かを判定する判定手段と、を有し、前記複数の物理通信インタフェースのいずれも前記所定の通信機器に接続されていないと前記判定手段が判定した場合、前記設定手段は前記優先して使用する物理通信インタフェースを設定し、前記複数の物理通信インタフェースのいずれかが前記所定の通信機器に接続されていると前記判定手段が判定した場合、前記設定手段は前記優先して使用する物理通信インタフェースを設定しない。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、仮想通信I/Fを使用する通信装置においてスムースな通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態による通信装置の構成を示すブロック図。
図1の通信装置を複数備えるネットワークシステムの一例を示す図。
デイジーチェーン接続部の断線と復帰を説明する図。
ハブ接続部の断線と復帰を説明する図。
実施形態1のハブ接続判定部のフローチャート。
実施形態2のパケット中継部のフローチャート。
実施形態2のハブ接続判定部のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。実施形態の構成は、本発明が適用される装置の仕様や各種条件(使用条件、使用環境等)によって適宜修正又は変更され得る。本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されない。また、各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成してもよい。全ての図において同一の機能を有するものは同一の参照符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0010】
実施形態1
図1は、本実施形態による通信装置101の構成例を示す。通信装置101は、CPU102、ROM103、DRAM104、ファイルシステム105およびバス106を有する。CPUはCentral Processing Unitの略である。ROMはRead Only Memoryの略である。DRAMはDynamic Random Access Memoryの略である。また、通信装置101は、パケット中継部107、ハブ接続判定部108および優先通信I/F設定解除部109を有する。優先通信I/F設定解除部109は以下の説明では優先通信I/F設定部109と称することがある。
(【0011】以降は省略されています)
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