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公開番号
2024156646
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2024070593
出願日
2024-04-24
発明の名称
AIを利用したサーバー管理システム
出願人
ジニエイアイ カンパニー リミテッド
,
GeniAI CO., LTD
代理人
個人
主分類
G06F
11/34 20060101AFI20241029BHJP(計算;計数)
要約
【課題】サーバーで発生する可能性のある障害を予め防止し、サーバー障害による被害を低減する。
【解決手段】2以上の管理対象サーバーを管理するサーバー管理システムは、管理対象サーバー関連データを格納するためのデータベースおよび管理対象サーバーからハードウェア関連データおよびソフトウェア関連データを収集し、各管理対象サーバーの状況 を把握して管理し、これに関連する管理サービス統計データと管理サービスレポートを含む各種サーバー管理情報を管理者が使用する管理者端末と管理対象サーバーを依頼した顧客端末に提供する管理サーバーを含み、サーバーは、AI技術を用いて、管理対象サーバーを分析し、これにより、管理対象サーバーの状態及び障害を予測し、予測を通じて問題が発生した場合、当該管理者端末及び顧客端末へのテキストメッセージ及び電子メールでアラームメッセージを伝達する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
2以上の管理対象サーバーを管理するサーバー管理システムにおいて、
前記管理対象サーバー関連データを格納するためのデータベースと、
前記管理対象サーバーからハードウェア関連データ及びソフトウェア関連データを収集し、各管理対象サーバーの現状を把握して管理し、これに関連する管理サービス統計データ及び管理サービスレポートを含む各種サーバー管理情報を、管理者が使用する管理端末と管理対象サーバーを依頼した顧客端末に提供する管理サーバーと、を含み、
前記管理サーバーは、AI技術を用いて、前記管理対象サーバーを解析して前記管理対象サーバーの状態及び障害を予測し、予測を通じて問題が発生した場合、当該管理者端末及び顧客端末への文字メッセージおよび電子メールでアラームメッセージを伝達する、
サーバー管理システム。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のサーバー管理システムにおいて、
前記管理サーバーは、各管理対象サーバーから整形ログデータ及び非定型ログデータを収集し、収集したデータを分類し、データ前処理を実行し、その後AI学習データモデルを通じて学習を実行して管理対象サーバーの状態および障害を予測する、サーバー管理システム。
【請求項3】
請求項2に記載のサーバー管理システムにおいて、
前記管理サーバーは、Redfish APIを使用してAI分析機能を提供し、各管理対象サーバーで正常なトラフィックが何であるかを学習し、異常トラフィックを発見し、ユーザーに必要なリスクの優先順位を設定して問題を分析してサポートするAI分析機能を提供する、サーバー管理システム。
【請求項4】
請求項1に記載のサーバー管理システムにおいて、
前記管理サーバーは、管理対象サーバーのBBU(Backup Battery Unit)周期を確認し、予め定められた周期になるとこの内容を該当管理対象サーバーの顧客端末に転送し、
前記管理サーバーは、
管理対象サーバーのBBU充電容量を点検し、バッテリーの充電効率が予め定められた数値以下に減少すると、この内容を該当管理対象サーバーの顧客端末に通知し、
管理対象サーバーのBBU残容量を点検し、バッテリーの残量が予め定められた数値以下である場合、この内容を該当管理対象サーバーの顧客端末に通知し、
管理対象サーバーのBBU書き込みポリシー(Write Policy)を点検し、書き込みポリシーが変更されると、この内容を該当管理対象サーバーの顧客端末に通知し、 管理対象サーバーのログ(log)確認を通じて、バッテリーフル充電(Full Charging)効率(%)を確認し、完全充電効率が予め定められた数値未満の機器に対するバッテリー交替を通知するメッセージを該当管理対象サーバーの顧客端末に通知する、サーバー管理システム。
【請求項5】
請求項1に記載のサーバー管理システムにおいて、
前記管理サーバーは、登録された複数の管理対象サーバーからマルチベンダハードウェアインベントリ情報を収集して記憶する、サーバー管理システム。
【請求項6】
請求項5に記載のサーバー管理システムにおいて、
前記管理サーバーは、緊急ファームウェアアップデートを含むファームウェアアップデートイベントがある場合、全ての管理対象サーバーに対してファームウェアアップデートを進める、サーバー管理システム。
【請求項7】
請求項1に記載のサーバー管理システムにおいて、
前記管理サーバーは、管理対象サーバーのいずれかの機器で障害が発生した場合にログとパターンを分析し、分析したデータを格納し、障害が解決されると、該当機器と同様の機器を分類し、分類された類似装置に対して障害を事前に対応処理を実行する、サーバー管理システム。
【請求項8】
請求項1に記載のサーバー管理システムにおいて、
前記管理サーバーは、管理対象サーバーでハードウェア関連の問題が発生した場合、分類表を参照して、障害発生の可能性が高い類似機器を危険機器に分類し、分類された危険機器に関する警告メッセージを発送し、障害事前に対応措置を実行する、サーバー管理システム。
【請求項9】
請求項8に記載のサーバー管理システムにおいて、
前記分類表は、システム機器の具体的な類似判断基準を含み、同じクラス機器の分類、同じCPU機器の分類、同じメモリー機器の分類、同じNIC機器の分類、同じDisk機器の分類、同じHBA機器の分類、同じBIOS機器の分類、同じDriverバージョン機器の分類、同じOS機器の分類、同じFirmwareバージョン機器の分類を含む、サーバー管理システム。
【請求項10】
請求項9に記載のサーバー管理システムにおいて、
前記管理サーバーは、管理対象サーバーでハードウェア関連の問題が発生すると、障害症状を把握し、障害症状別症状コードに対応する障害原因を含むリストを参照して、障害症状に応じた症状コードを確認し、症状コードに対応する原因を確認し、それに応じて対応策レポートを発送し、障害原因に対応する障害対応措置を実行し、障害症状に対応する症状コードがない場合は新たな症状コードを生成し、前記のリストに追加する、サーバー管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のサーバーを管理する技術に関し、より詳細には、AI(Artificial Intelligence)技術を用いて複数のサーバーを管理する技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
最近、サーバー、ストレージ、ネットワークなどのIT(Information Technology)環境が複雑になり、作業時間が不足する現象が発生している。このようにコンピュータシステムが大容量化、高速化されるにつれて、システムのエラーやウイルスなどによるコンピュータ障害が頻繁に発生している。
【0003】
特に大容量のサーバーでは、さまざまなアプリケーションプログラムの動作やデータの格納、読み取り、転送など、さまざまな要因による障害が頻繁に発生する。したがって、各企業では、これらのサーバーを管理する別々のサーバー管理者を常駐させてサーバーを管理し、障害発生時にこれを処理するようにしている。
【0004】
ところで、サーバー管理には専門的な技術が必要であり、そのような専門職員を採用するにはかなりの費用がかかる。したがって、特に小規模の企業などでは、該当するサーバー管理者として専門技術者を採用するのではなく、社内既存の人材の中から適切な人を選択し、サーバー管理者として置いている実情である。
【0005】
そのような場合には、サーバー管理がスムーズに行われにくく、しかもサーバー障害発生時にスムーズに対処することはほとんど不可能である。また、サーバー管理のために専門技術を有するサーバー管理者を採用した場合でも、サーバー管理者が出張等の理由でサーバーから遠隔地にいる場合には、サーバーの障害発生時にこれらのサーバーの状況が管理者に迅速に通知されることが難しく、サーバー 障害発生時にスムーズに対処するのが難しかったし、サーバー管理者が当該サーバーの障害発生を通知された場合でも、遠隔地にいる関係でこれに対する即時の対処が難しく、結局サーバーがダウンするなど莫大な損失が生じることがある。
【0006】
従来、複数のサーバーを統合して管理するサーバー統合管理システムにおいて、あるサーバーに障害が発生した場合、これを検知し、事後に障害を回復する方式である。しかし、このような従来の事後障害回復方式では、障害が発生したサーバーを復旧する期間中、当該サーバーの動作が中断され、サーバーの使用中断に伴う損失が発生し、復旧に要する人員やコストによる損害が大きいという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
韓国公開特許10-2015-0124642号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、前記のような問題点を解決するために案出されたものであり、AI(Artificial Intelligence)を用いて、ITリソースをシステム化し、業務を標準化することにより、運営効率性を改善し、運営コストを削減し、セキュリティを強化できるサーバー管理システムを提供することにその目的がある。
【0009】
本発明の目的は、前記の目的に限定されず、言及されていない他の目的は、以下の説明から通常の技術者に明確に理解することができるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0010】
このような目的を達成するための本発明は、2以上の管理対象サーバーを管理するサーバー管理システムにおいて、管理対象サーバー関連データを格納するためのデータベースおよび管理対象サーバーからハードウェア関連データおよびソフトウェア関連データを収集し、各管理対象サーバーの現状を把握して管理し、これに関連する管理サービス統計データと管理サービスレポートを含む各種サーバー管理情報を管理者が使用する管理者端末と管理対象サーバーを依頼した顧客端末に提供する管理サーバーを含み、管理サーバーは、AI技術を用いて管理対象サーバーを分析し、これを介して管理対象サーバーの状態および障害を予測し、予測を通じて問題が発生した場合 顧客端末にテキストメッセージと電子メールでアラームメッセージを伝達する。
(【0011】以降は省略されています)
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