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公開番号
2024156421
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2023070866
出願日
2023-04-24
発明の名称
ニーブラケット
出願人
株式会社豊田自動織機
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60R
21/045 20060101AFI20241029BHJP(車両一般)
要約
【課題】屈曲に伴う下方への突出量を小さくできるニーブラケットを提供すること。
【解決手段】ニーブラケット20は、前後方向Xに延びる長板状の底壁21と、上方に向けて底壁21に立設されるとともに前後方向Xに延びる一対の側壁23と、一対の側壁23に沿って前後方向Xに延びるように底壁21に形成された長孔26と、を備える。車室の前後方向Xにおける長孔26の孔径Tは、車室の左右方向Yにおける長孔26の孔径Wよりも長い。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車室内前方のインストルメントパネルの内側に配設される衝撃吸収用のニーブラケットであって、前端がインパネリインフォースに固定されるとともに後端がインストルメントパネルに対向するように前後方向に延びるニーブラケットであって、
前記前後方向に延びる長板状の底壁と、
上方に向けて前記底壁に立設されるとともに前記前後方向に延びる一対の側壁と、
前記一対の側壁に沿って前記前後方向に延びるように前記底壁に形成された長孔と、を備え、
前記車室の前後方向における前記長孔の孔径は、前記車室の左右方向における前記長孔の孔径よりも長いニーブラケット。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
前記長孔は、前記底壁の板厚方向の両面が平坦面となる部位に形成されている請求項1に記載のニーブラケット。
【請求項3】
前記底壁において、前記長孔の後端縁よりも後方には、前記底壁を下方から上方に向けて湾曲させる湾曲部が形成されている請求項1又は請求項2に記載のニーブラケット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ニーブラケットに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
車両における車室内の前方にはインストルメントパネルが設置されている。インストルメントパネルの内側には、例えば、特許文献1に開示されるように、前面からの衝撃から乗員を保護するためのニーブラケットが設置されている。
【0003】
特許文献1に開示のニーブラケットの前端は、インパネリインフォースに固定されている。ニーブラケットは、インパネリインフォースから後方に延びるとともに、ニーブラケットの後端は、インパネロアに対し離間している。ニーブラケットは、上側に開口した断面U状である。また、ニーブラケットは、後方部分に上方に向けて湾曲する湾曲部を備えるとともに、ニーブラケットの上下方向の高さは、前端から湾曲部に向けて小さくなっている。
【0004】
衝突時などに乗員の膝がインパネロアに衝突した場合、インパネロアがニーブラケットに衝突する。すると、湾曲部に応力が集中して、ニーブラケットの後方部分が折り畳まれるように屈曲する。このニーブラケットの屈曲により、衝撃がニーブラケットに吸収される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-167043号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ニーブラケットが屈曲すると、屈曲部は下方へ突出しやすい。屈曲部の下方への突出を許容するためには、その突出を許容させるための空間をニーブラケットの下方に確保しなければならない。しかし、屈曲部の下方への突出量が大きくなると、確保すべき空間が広くなってしまい好ましくない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記問題点を解決するためのニーブラケットは、車室内前方のインストルメントパネルの内側に配設される衝撃吸収用のニーブラケットであって、前端がインパネリインフォースに固定されるとともに後端がインストルメントパネルに対向するように前後方向に延びるニーブラケットであって、前記前後方向に延びる長板状の底壁と、上方に向けて前記底壁に立設されるとともに前記前後方向に延びる一対の側壁と、前記一対の側壁に沿って前記前後方向に延びるように前記底壁に形成された長孔と、を備え、前記車室の前後方向における前記長孔の孔径は、前記車室の左右方向における前記長孔の孔径よりも長いことを要旨とする。
【0008】
これによれば、前面からの衝突時などに乗員の膝がインストルメントパネルに衝突した場合、ニーブラケットには、インストルメントパネルを介して、ニーブラケットの後端側から荷重が入力される。一対の側壁が前後方向への荷重に対抗することでニーブラケットは下方に向けて屈曲しようとするが、長孔の形成により、一対の側壁を左右方向へ容易に変形させることができる。このため、ニーブラケットは、下方へ突出するように屈曲しつつも、左右方向へ大きく変形する。例えば、長孔の形成されていない底壁を備えるニーブラケットと比べると、屈曲に伴う下方への突出量を小さくできる。
【0009】
ニーブラケットについて、前記長孔は、前記底壁の板厚方向の両面が平坦面となる部位に形成されていてもよい。
これによれば、例えば、長孔が、底壁の板厚方向の両面が湾曲面となる部位に形成されている場合と比べると、底壁を座屈しにくくできる。これにより、側壁は、左右方向へより変形しやすくなるため、ニーブラケットを左右方向へより一層容易に変形させることができる。
【0010】
ニーブラケットについて、前記底壁において、前記長孔の後端縁よりも後方には、前記底壁を下方から上方に向けて湾曲させる湾曲部が形成されていてもよい。
これによれば、湾曲部を起点としてニーブラケットの後部側を変形させることができる。この変形により、長孔を利用したニーブラケットの変形の前に、ニーブラケットを変形させて衝撃を吸収できる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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