TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024151071
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-24
出願番号2023064198
出願日2023-04-11
発明の名称車両用灯具
出願人スタンレー電気株式会社
代理人個人
主分類B60Q 1/14 20060101AFI20241017BHJP(車両一般)
要約【課題】非照射領域がマスク対象物にスムースに追従することができる車両用灯具を提供する。
【解決手段】車両用灯具であって、投影レンズ20と、個別に点消灯制御可能な複数領域を含み、かつ、その発光面が前記投影レンズの後方焦点面に沿った状態で配置される発光装置41と、前記複数領域を個別に点消灯制御することにより、マスク対象物を照射しない非照射領域及び前記マスク対象物以外を照射する照射領域を含むADB用配光パターンに対応する光度分布を前記投影レンズの後方焦点面近傍に形成する光度分布形成手段40と、前記非照射領域が前記マスク対象物に追従するように前記発光装置を移動させる発光装置駆動機構42と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
投影レンズと、
個別に点消灯制御可能な複数領域を含み、かつ、その発光面が前記投影レンズの後方焦点面に沿った状態で配置される発光装置と、
前記複数領域を個別に点消灯制御することにより、マスク対象物を照射しない非照射領域及び前記マスク対象物以外を照射する照射領域を含むADB用配光パターンに対応する光度分布を前記投影レンズの後方焦点面近傍に形成する光度分布形成手段と、
前記非照射領域が前記マスク対象物に追従するように前記発光装置を移動させる発光装置駆動機構と、を備える車両用灯具。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記マスク対象物の追従可能条件を満たすか否かを判定する判定手段をさらに備え、
前記マスク対象物の追従可能条件を満たす場合、前記発光装置駆動機構は、前記非照射領域が前記マスク対象物に追従するように前記発光装置を移動させ、
前記マスク対象物の追従可能条件を満たさない場合、
前記非照射領域設定手段は、前記マスク対象物を照射しない非照射領域を再度設定し、
前記光度分布形成手段は、前記複数領域を個別に点消灯制御することにより、再度設定された前記非照射領域及び前記マスク対象物以外を照射する照射領域を含むADB用配光パターンに対応する光度分布を前記投影レンズの後方焦点面近傍に形成する請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
光源と、
前記光源が発光した光を前記投影レンズの焦点近傍に集光させる光学素子と、をさらに備え、
前記発光装置は、前記光学素子が集光した光の透過不透過を制御可能な複数領域を含むLCDであり、
前記光度分布は、前記光学素子が集光し前記LCDを透過する光により形成される請求項1又は2に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記発光装置は、半導体発光素子群を含むマトリックス光源であり、
前記光度分布は、前記マトリックス光源により形成される請求項1又は2に記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
マスク対象物(例えば、先行車、対向車)を照射しない非照射領域とそれ以外の領域を照射する照射領域とを含む配光パターン(ADB(Adaptive Driving Beam)用配光パターン)を形成可能な配光可変型の車両用灯具が知られている(例えば、特許文献1参照)。が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6370533号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1においては、マスク対象物の位置に応じて光源(複数)を点消灯することにより非照射領域の位置が離散的に変化するため、非照射領域がマスク対象物にスムースに追従することができないという課題がある。
【0005】
本開示は、このような問題点を解決するためになされたものであり、非照射領域がマスク対象物にスムースに追従することができる車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかる車両用灯具は、投影レンズと、個別に点消灯制御可能な複数領域を含み、かつ、その発光面が前記投影レンズの後方焦点面に沿った状態で配置される発光装置と、前記複数領域を個別に点消灯制御することにより、マスク対象物を照射しない非照射領域及び前記マスク対象物以外を照射する照射領域を含むADB用配光パターンに対応する光度分布を前記投影レンズの後方焦点面近傍に形成する光度分布形成手段と、前記非照射領域が前記マスク対象物に追従するように前記発光装置を移動させる発光装置駆動機構と、を備える。
【0007】
このような構成により、非照射領域がマスク対象物にスムースに追従することができる。
【0008】
これは、非照射領域がマスク対象物に追従するように発光装置を移動させる発光装置駆動機構を備えていることによるものである。
【0009】
上記車両用灯具において、前記マスク対象物の追従可能条件を満たすか否かを判定する判定手段をさらに備え、前記マスク対象物の追従可能条件を満たす場合、前記発光装置駆動機構は、前記非照射領域が前記マスク対象物に追従するように前記発光装置を移動させ、前記マスク対象物の追従可能条件を満たさない場合、前記非照射領域設定手段は、前記マスク対象物を照射しない非照射領域を再度設定し、前記光度分布形成手段は、前記複数領域を個別に点消灯制御することにより、再度設定された前記非照射領域及び前記マスク対象物以外を照射する照射領域を含むADB用配光パターンに対応する光度分布を前記投影レンズの後方焦点面近傍に形成してもよい。
【0010】
また、上記車両用灯具において、光源と、前記光源が発光した光を前記投影レンズの焦点近傍に集光させる光学素子と、をさらに備え、前記発光装置は、前記光学素子が集光した光の透過不透過を制御可能な複数領域を含むLCDであり、前記光度分布は、前記光学素子が集光し前記LCDを透過する光により形成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
車両用エアー傘
3か月前
個人
電池交換式自動車
2か月前
個人
空気圧調節式ホイール。
21日前
個人
移動手段のミラーカバー。
2か月前
日本精機株式会社
表示システム
1か月前
個人
連結式、キャンピングカー
2か月前
東レ株式会社
車両用エアバッグ
1か月前
日本精機株式会社
車外表示装置
13日前
日本精機株式会社
運転支援装置
1か月前
エムケー精工株式会社
洗車装置
6日前
株式会社SUBARU
車両
14日前
ダイハツ工業株式会社
車両
20日前
個人
車両の座席装置
3か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
21日前
日本化薬株式会社
ガス発生器
3か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
9日前
日本化薬株式会社
ガス発生器
13日前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
24日前
ダイハツ工業株式会社
レバー
2か月前
アピオ株式会社
荷物用支持具
3か月前
スズキ株式会社
車両制御装置
2か月前
豊田合成株式会社
車両
1か月前
豊田合成株式会社
車両
1か月前
三菱マヒンドラ農機株式会社
作業車両
2か月前
ダイハツ工業株式会社
分解構造
2か月前
株式会社JVCケンウッド
車両
3か月前
個人
ブレーキ踏み間違い救済システム
1か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
14日前
ダイハツ工業株式会社
搭載構造
27日前
ダイハツ工業株式会社
搭載構造
27日前
日本精機株式会社
シート用振動伝達装置
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
3か月前
株式会社デンソー
清掃装置
1か月前
加藤電機株式会社
車両用警報装置
2か月前
続きを見る