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公開番号2024155149
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023069596
出願日2023-04-20
発明の名称半導体記憶装置
出願人キオクシア株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H10B 43/20 20230101AFI20241024BHJP()
要約【課題】深さおよび密度の異なる複数のコンタクトを容易に形成することができる半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】本実施形態による半導体記憶装置は、第1方向に交互に積層された複数の第1導電膜と複数の第1絶縁膜とを含む積層体を備える。複数の柱状体は、積層体内を第1方向に延伸する第1半導体部、および、第1半導体部と積層体との間に設けられた第1絶縁体部を含む。トランジスタは、積層体の第1方向にある。複数の第1導電体は、第1方向に延伸し、トランジスタに接続されている。第1方向に直交する第1面内において、隣接する3つの第1導電体は正三角形を成すように配置されている。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に交互に積層された複数の第1導電膜と複数の第1絶縁膜とを含む積層体と、
前記積層体内を前記第1方向に延伸する第1半導体部、および、該第1半導体部と前記積層体との間に設けられた第1絶縁体部を含む複数の柱状体と、
前記積層体の前記第1方向にあるトランジスタと、
前記第1方向に延伸し、前記トランジスタに接続された複数の第1導電体と、を備え、
前記第1方向に直交する第1面内において、隣接する3つの前記第1導電体は正三角形を成すように配置されている、半導体記憶装置。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記第1面内において、前記複数の第1導電体は、前記第1導電膜が延伸する第2方向に第1間隔で等間隔に配置され、かつ、前記第1面内において、前記第1方向から60度傾斜する方向に前記第1間隔で等間隔に配置されている、請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記第1面内において、前記第2方向に配列された前記第1導電体の複数の配列は、前記第1および第2方向に対して直交する第3方向に第2間隔で等間隔に配置されている、請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記第2間隔をaとすると、前記第1間隔は(2/3
1/2
)×aである、請求項3に記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記第1方向に延伸し、前記複数の第1導電膜のそれぞれに接続する複数の第2導電体をさらに備え、
前記第1方向に直交する第1面内において、隣接する4つの前記第2導電体は正方形を成すように配置されている、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記第1面内において、前記複数の第2導電体は、前記第1導電膜が延伸する第2方向に第3間隔で等間隔に配置され、かつ、前記第1および第2方向に対して直交する第3方向に前記第3間隔で等間隔に配列されている、請求項5に記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
前記第3間隔は、前記第2間隔と等しい、請求項6に記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記第1導電体の一端に設けられたボンディングパッドをさらに備えている、請求項1に記載の半導体記憶装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
NAND型フラッシュメモリ等の半導体記憶装置は、複数のメモリセルが三次元的に配置された立体型メモリセルアレイを有する場合がある。このような立体型メモリセルアレイでは、複数のワード線コンタクトが、積層された複数のワード線のそれぞれの深さまで形成される。また、メモリセルアレイの周辺に設けられるボンディングパッドに接続されるコンタクトは、抵抗を下げるために高密度で配置される。
【0003】
様々な深さのワード線コンタクトおよび高密度のコンタクトを同時に形成しようとすると、高密度のコンタクトでは、コンタクトホールが貫通し難く、コンタクトホールを十分に貫通させようとすると、浅いワード線コンタクトのコンタクトホールがワード線を突き抜けてしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-150037号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
深さおよび密度の異なる複数のコンタクトを容易に形成することができる半導体記憶装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態による半導体記憶装置は、第1方向に交互に積層された複数の第1導電膜と複数の第1絶縁膜とを含む積層体を備える。複数の柱状体は、積層体内を第1方向に延伸する第1半導体部、および、第1半導体部と積層体との間に設けられた第1絶縁体部を含む。トランジスタは、積層体の第1方向にある。複数の第1導電体は、第1方向に延伸し、トランジスタに接続されている。第1方向に直交する第1面内において、隣接する3つの第1導電体は正三角形を成すように配置されている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る半導体記憶装置の構成例を示す断面図。
積層体を示す模式平面図。
3次元構造のメモリセルを例示する模式断面図。
3次元構造のメモリセルを例示する模式断面図。
アレイチップの概略平面図。
CMOSチップの概略平面図。
アレイチップのパッド領域に設けられているコンタクトプラグおよびパッドの配置を示す平面図。
アレイチップのパッド領域に設けられているコンタクトプラグおよびパッドの配置を示す平面図。
コンタクトプラグの領域を示す平面図。
コンタクトプラグの配置例をより詳細に示す平面図。
隣接する3つのコンタクトプラグの配置例を示す平面図。
階段部分においてワード線に接続されるコンタクトプラグおよび支柱の配置例を示す平面図。
コンタクトプラグの配置例を示す平面図。
隣接する4つのコンタクトプラグの配置例を示す平面図。
第2実施形態に係る半導体記憶装置の構成例を示す断面図。
半導体記憶装置の構成例を示すブロック図。
メモリセルアレイの回路構成の一例を示す回路図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。図面は模式的または概念的なものである。明細書と図面において、同一の要素には同一の符号を付す。
【0009】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る半導体記憶装置1の構成例を示す断面図である。以下、積層体20の積層方向をZ方向とする。Z方向と交差、例えば、直交する1つの方向をY方向とする。Z方向およびY方向のそれぞれと交差、例えば、直交する1つの方向をX方向とする。なお、本明細書において、X方向は第3方向の例であり、Y方向は第2方向の例であり、Z方向は第1方向の例である。
【0010】
半導体記憶装置1は、メモリセルアレイを有するアレイチップ2と、CMOS回路を有するCMOSチップ3とを備えている。アレイチップ2とCMOSチップ3とは、貼合面B1において貼合されており、貼合面において接合された配線を介して互いに電気的に接続されている。図1では、CMOSチップ3上にアレイチップ2が搭載された状態を示している。
(【0011】以降は省略されています)

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