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公開番号2024154534
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023068391
出願日2023-04-19
発明の名称防滴構造、撮像装置および移動体
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03B 17/08 20210101AFI20241024BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】撮影の阻害を抑制できる、撮像装置の簡素な防滴の技術を提供する。
【解決手段】移動体である車両10に搭載可能な撮像装置100の防滴構造300であって、撮像装置100は、車両10の側方を撮像範囲に含むとともに、撮像装置100の光学系(撮像光学系)105の光軸115は車両10の前後方向に対して角度を有する。そして防滴構造300は、車両10の前後方向における撮像装置100の少なくとも前方に設けられた防滴部材としてひさし160を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
移動体に搭載可能な撮像装置の防滴構造であって、
前記撮像装置は前記移動体の側方を撮像範囲に含むとともに、前記撮像装置の撮像光学系の光軸は前記移動体の前後方向に対して角度を有し、
前記移動体の前記前後方向における前記撮像装置の少なくとも前方に設けられた防滴部材を有することを特徴とする防滴構造。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記防滴部材は、前記撮像装置の前記前方から上方にかけて連続的に設けられることを特徴とする請求項1に記載の防滴構造。
【請求項3】
前記防滴部材は、前記撮像装置に対向する面の反対側に外面を有し、
前記外面の少なくとも一部が曲面であることを特徴とする請求項1に記載の防滴構造。
【請求項4】
前記防滴部材は、前記撮像装置に対向する面の反対側に外面を有し、
前記外面は溝を有し、前記溝の延びる方向は前記移動体の前記前後方向の成分を含むことを特徴とする請求項1に記載の防滴構造。
【請求項5】
前記防滴部材は、前記撮像装置に対向する面の反対側に外面を有し、
前記外面の少なくとも一部は、前記移動体の本体側へ向かうにしたがい低くなる傾斜面でなることを特徴とする請求項2に記載の防滴構造。
【請求項6】
前記撮像光学系は、前記撮像装置の筐体から一部が露出する撮影レンズを含み、
前記防滴部材は、前記前後方向における前方から見て前記筐体および前記撮影レンズを覆うことを特徴とする請求項1に記載の防滴構造。
【請求項7】
前記防滴部材の少なくとも一部は、透明部材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の防滴構造。
【請求項8】
前記光軸の角度は、前記移動体の前記前後方向に対して直角であることを特徴とする請求項1に記載の防滴構造。
【請求項9】
前記光軸の角度は、前記移動体の外方に向かって下向きであることを特徴とする請求項1に記載の防滴構造。
【請求項10】
前記撮像装置の撮像素子受光面が、前記移動体の前記前後方向に対して所定角度の傾きを有することを特徴とする請求項1に記載の防滴構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、移動体に搭載される撮像装置の防滴技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両運転者の死角を減らすため、車載カメラによる撮影画像を車両内部に設置されたモニターで運転者が視認するといった技術が数多く提案されている。また、既存のサイドミラーの代替として、車両の側面やその側面に沿う後方を広く撮影するカメラも開発されている。しかし、車両外部にカメラが搭載される場合、雨が降った際にカメラのレンズに水滴が付いて画像が不鮮明になり、視認性が悪化する。
【0003】
特許文献1に開示された装置は、カメラの撮影レンズを覆うカバーを備える。このカバーは伸縮器によって可動式となっており、非撮影時にはカバーで撮影レンズの全面が覆われることにより、撮影レンズへの雨滴の付着を防止する。一方、撮影時にはカバーが引っ張り上げられることにより、レンズ前面が露出して撮影可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-210297号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の装置では、レンズへの雨滴の付着を防止するための専用の機構を必要とするため、構造が複雑化し、コスト高となる。また、カバーが撮影レンズを覆いレンズへの雨滴の付着を防止している状態では、撮影ができないという問題がある。
【0006】
そこで本開示は、撮影の阻害を抑制できる、移動体の撮像装置の簡素な防滴の技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一形態に係る防滴構造は、移動体に搭載可能な撮像装置の防滴構造であって、前記撮像装置は前記移動体の側部に設けられ、前記撮像装置の撮像光学系の光軸は前記移動体の前後方向に対して角度を有し、前記移動体の前記前後方向における前記撮像装置の少なくとも前方に設けられた防滴部材を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、撮影の阻害を抑制できる、移動体の撮像装置の簡素な防滴技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る撮像システムの構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る撮像装置および防滴構造が適用される移動体を示す図である。
第1実施形態に係る撮像装置の光学系の有効像円と撮像素子受光面の関係を示す図である。
第1実施形態に係る防滴構造を説明するための図である。
第2実施形態に係る各種の防滴構造を示す図である。
第3実施形態に係る防滴構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。図において同一の構成または機能を有するものは同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本開示は、図示された構成に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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