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公開番号
2024151661
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023065187
出願日
2023-04-12
発明の名称
車両構造
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
F01P
3/20 20060101AFI20241018BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】複数の熱交換回路を車両に配置し易い車両構造を提供する。
【解決手段】熱媒体が循環される複数の熱交換回路を備える車両構造であって、前記複数の熱交換回路は、メイン回路とサブ回路とを備え、さらに、前記メイン回路に直列または並列に接続されたリザーブタンクと、前記サブ回路と前記リザーブタンクとを接続する一本の連絡管とを備える、車両構造。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
熱媒体が循環される複数の熱交換回路を備える車両構造であって、
前記複数の熱交換回路は、メイン回路とサブ回路とを備え、
さらに、前記メイン回路に直列または並列に接続されたリザーブタンクと、
前記サブ回路と前記リザーブタンクとを接続する一本の連絡管とを備える、
車両構造。
続きを表示(約 74 文字)
【請求項2】
前記サブ回路は、前記サブ回路の一部を構成する配管に設けられた熱媒体補充用のバルブを備える、請求項1に記載の車両構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱媒体が循環される複数の熱交換回路を備える車両構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車両に搭載された発熱物体を冷却する冷却システムを開示する。特許文献1に開示される冷却システムは、パワーコントロールユニット(以下、PCU)と、ラジエターと、電動ウォータポンプとがホースで接続された熱交換回路である。PCUは発熱物体である。ウォータポンプによって熱交換回路に熱媒体を循環させることで、ラジエターにおいて冷却された熱媒体がPCUを冷却する。この冷却システムには、リザーブタンクが直列に接続されている。リザーブタンクは、熱交換回路に混入した気泡を分離する機能を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-9338号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
内燃機関を有する自動車は通常、内燃機関を冷却する一つの熱交換回路を有する。一方、ハイブリッド自動車(HEV)、および電気自動車(BEV)などの電動自動車(EV)は、複数の熱交換回路を有する。例えば、BEVは、暖房用のヒータコアの温度を所定範囲に維持するための熱交換回路と、PCUを冷却するための熱交換回路と、バッテリの温度を所定範囲に維持するための熱交換回路とを有する。
【0005】
複数の熱交換回路は独立しており、各熱交換回路はリザーブタンクを備える。この場合、車両における各熱交換回路の配置が複雑になり易く、車両の生産性が低下し易い。また、小型の車両では、車両における配置空間が限定的であるため、各熱交換回路のリザーブタンクを適切な位置に配置することが難しい場合がある。
【0006】
本発明の目的の一つは、複数の熱交換回路を車両に配置し易い車両構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
<1>本発明の一態様に係る車両構造は、
熱媒体が循環される複数の熱交換回路を備える車両構造であって、
前記複数の熱交換回路は、メイン回路とサブ回路とを備え、
さらに、前記メイン回路に直列または並列に接続されたリザーブタンクと、
前記サブ回路と前記リザーブタンクとを接続する一本の連絡管とを備える。
【0008】
<2>上記<1>に記載される車両構造において、
前記サブ回路は、前記サブ回路の一部を構成する配管に設けられた熱媒体補充用のバルブを備えていても良い。
【発明の効果】
【0009】
上記<1>に記載される車両構造では、メイン回路とサブ回路とでリザーブタンクを共用している。リザーブタンクの数が減った分だけ、車両における限られた空間にメイン回路とサブ回路を配置し易い。メイン回路とサブ回路を配置し易いことで、車両の生産性が向上する。また、リザーブタンクの数が減った分だけ、車両の重量が軽減されるし、車両のコストも低減される。
【0010】
上記<1>に記載される車両構造では、一本の連絡管によってサブ回路をリザーブタンクに接続している。そのため、後述する実施形態に示されるように、サブ回路において生じた気泡がリザーブタンクに移動し易いが、サブ回路の熱媒体はリザーブタンクに移動し難い。従って、メイン回路の熱媒体とサブ回路の熱媒体とが均一的に混合されることがない。メイン回路とサブ回路とで求められる熱媒体の温度が異なる場合であっても、メイン回路とサブ回路とでリザーブタンクを共用できる。
(【0011】以降は省略されています)
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