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公開番号
2024150995
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-24
出願番号
2023064092
出願日
2023-04-11
発明の名称
ヒューズユニット
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H01M
50/583 20210101AFI20241017BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電気機器と接続し易いヒューズユニットを提供すること。
【解決手段】ヒューズユニット1は、バッテリ10に設けられるバッテリポスト12に取り付けられ、スタッドボルト23を有するバッテリ端子部2と、スタッドボルト23の隣りに並べて設けられ、外部との接続に用いられる外部出力部4と、過電流により溶断されるヒューズ部313Aを含み、スタッドボルト23と外部出力部4を電気的に接続するバスバー部3と、を備え、バスバー部3は、バッテリ端子部2を跨ぐように形成されるように構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
バッテリに設けられるバッテリポストに取り付けられ、端子接続部を有するバッテリ端子部と、
前記端子接続部の隣りに並べて設けられ、外部との接続に用いられる外部出力部と、
過電流により溶断されるヒューズ部を含み、前記端子接続部と前記外部出力部を電気的に接続するバスバー部と、を備え、
前記バスバー部は、前記バッテリ端子部を跨ぐように形成されている、
ヒューズユニット。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記バッテリ端子部は、前記バッテリポストに装着される装着部を有し、
前記バスバー部は、前記バッテリ端子部の前記装着部を跨ぐように形成されている、
請求項1に記載のヒューズユニット。
【請求項3】
前記端子接続部、及び、前記外部出力部は、前記バッテリポストと比べて前記バッテリの外側に設けられ、
前記バスバー部は、前記ヒューズ部を形成し前記端子接続部と前記外部出力部を電気的に接続するバスバーを有し、
前記バスバーは、
前記端子接続部と接続される第一接続片と、
前記外部出力部と接続される第二接続片と、
前記装着部を跨ぐように配置され、前記ヒューズ部を形成し、前記第一接続片及び前記第二接続片と接続される架設片と、
前記バッテリポストの軸方向に沿って設けられ、前記第一接続片と前記架設片と接続する第一起立片と、
前記軸方向に沿って設けられ、前記第二接続片と前記架設片と接続する第二起立片と、を有する、
請求項2に記載のヒューズユニット。
【請求項4】
前記バッテリは、上面から窪んだ凹部の位置に前記バッテリポストが設けられ、
前記バッテリ端子部、前記外部出力部及び前記バスバー部は、前記凹部に設けられている、
請求項1又は2に記載のヒューズユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒューズユニットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ヒューズユニットに関するものとして、例えば、特許文献1に記載されるように、バッテリに取り付けられるヒューズユニットであって、バッテリポストに対しヒューズ部を介して外部接続端子を接続して構成されるものが知られている。このヒューズユニットは、外部接続端子に接続される電気機器に過電流が流れないように保護している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5869789号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなヒューズユニットにあっては、電気機器と接続しにくい点で改善の余地がある。例えば、上述したヒューズユニットは、バッテリの側面からできるだけ突出しないように構成されているが、外部接続端子がバッテリポストと比べバッテリの内側の位置に配置されている。このため、外部接続端子に対し電気機器と接続するために電線をバッテリの内側の位置まで延ばす必要があり、電線の取り回しが悪いものとなる。また、車種によっては、電気機器の配置などによりそのヒューズユニットを採用することが難しい場合もある。
【0005】
そこで、本発明は、電気機器と接続し易いヒューズユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係るヒューズユニットは、バッテリに設けられるバッテリポストに取り付けられ、端子接続部を有するバッテリ端子部と、前記端子接続部の隣りに並べて設けられ、外部との接続に用いられる外部出力部と、過電流により溶断されるヒューズ部を含み、前記端子接続部と前記外部出力部を電気的に接続するバスバー部と、を備え、前記バスバー部は、前記バッテリ端子部を跨ぐように形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るヒューズユニットによれば、電気機器と接続を容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るヒューズユニット及びバッテリの構成概要を示す図である。
図2は、実施形態に係るヒューズユニットの分解斜視図である。
図3は、実施形態に係るヒューズユニットにおけるバッテリ端子部の説明図である。
図4は、実施形態に係るヒューズユニットにおけるバスバー部の説明図である。
図5は、実施形態に係るヒューズユニットの側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
本実施形態は、ヒューズユニットに関する。なお、以下の説明では、互いに交差する第一方向、第二方向、及び、第三方向のうち、第一方向を「短辺方向X」といい、第二方向を「長辺方向Y」といい、第三方向を「高さ方向Z」という。ここでは、短辺方向Xと長辺方向Yと高さ方向Zとは、相互に直交する。短辺方向Xは、平面形状を長方形としたバッテリの短辺に沿った方向に相当する。長辺方向Yは、バッテリの長辺に沿った方向に相当する。高さ方向Zは、バッテリの高さ方向であって、バッテリポストの軸方向に相当する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が車両に搭載された状態での方向を表すものとする。なお、ここでいう直交は、ほぼ直交を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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