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公開番号
2024150976
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-24
出願番号
2023064056
出願日
2023-04-11
発明の名称
ドアストッパ
出願人
株式会社マグエバー
代理人
弁理士法人友野国際特許事務所
主分類
E05C
17/56 20060101AFI20241017BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】片開き式のドアを全開するときに緩衝ゴムが緩衝停止させる状態と、磁気吸引方向が全開状態のドアの磁性面に直交するよう磁石の回転方向の位置決め可能な磁石でドア全開状態に保持する状態とに切り替えられるドアストッパを提供すること。
【解決手段】ドアストッパ100は、床Fより立ち上がるベースフレーム10に取着したた可動フレーム20に緩衝ゴム30と磁石40とを取り付け、可動フレーム20を90度の往復回動に制限する移動制限機構50を設け、ベースフレーム10の基部より張り出す位相設定部材60を可動フレーム20の周方向の位置を設定して床Fに固定する。
【選択図】図2A
特許請求の範囲
【請求項1】
片開き式のドアの全開時に、前記ドアを緩衝停止させその後のドアクローザによる閉扉を可能とする通常機能と、前記ドアを全開状態に係止する非通常機能とに切り替えられる複合機能を有するドアストッパであって、
床または壁より設けられるベースフレームと、
前記ベースフレームに係合され切替操作により移動される可動フレームと、
前記ベースフレームまたは前記可動フレームに取り付けられ通常時に全開状態となる前記ドアを緩衝停止しうる緩衝ゴムと、
前記可動フレームに取り付けられ非通常時に全開状態となる前記ドアを前記ドアを磁気吸引しうる磁石と、
前記可動フレームの移動を規制する移動制限機構と、
前記ベースフレームより延設され、取付時の位相を合わせてから前記床または前記壁に固定される位相設定部材と
を備えたことを特徴とするドアストッパ。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記移動制限機構は、前記可動フレームの一移動操作により前記緩衝ゴムを前記ドアを緩衝停止する位置と、前記可動フレームの次の一移動操作により前記磁石を前記ドアに磁気吸引する位置とを交番するよう前記可動フレームの移動を制限する構成である請求項1に記載のドアストッパ。
【請求項3】
前記移動制限機構は、前記ベースフレームと前記可動フレームとの係合部に設けられ、前記ベースフレームと前記可動フレームのいずれか一方のブラケット部に設けられる円弧状スリットと、いずれか他方のブラケット部に設けられる前記円弧状スリットに相対的に係合案内される突起との組み合わせからなり、 前記可動フレームの、前記ベースフレームの中心線の周りに水平回動する範囲を制限する構成である請求項2に記載のドアストッパ。
【請求項4】
前記移動制限機構は、前記ベースフレームと前記可動フレームのいずれか一方に設けられる逆さハート形のガイド溝と前記ガイド溝に相対的に係合案内される突起とからなり、前記可動フレームの、前記ベースフレームの中心線の周りに回動する範囲と上下動する範囲を制限する構成である請求項2に記載のドアストッパ。
【請求項5】
前記位相設定部材は、前記床または前記壁に沿うよう前記ベースフレームの基部より延設された板状部と、前記板状部の張出端に設けられた小孔と、前記小孔に上側からねじ込むタッピンネジとを含み、前記可動フレームの前記次の一移動操作を行ったときに前記磁石の磁気吸引方向と前記ドアの平面とが平面視垂直となるよう前記板状部が前記ベースフレームの軸心周りの位相を合わせた状態で前記タッピンネジで前記床または前記壁に固定される構成である請求項2に記載のドアストッパ。
【請求項6】
前記床より立ち上がる前記ベースフレームを構成する不動の柱体の上面に、前記可動フレームを構成する短柱体が回動可能、浮き上がり不能に載置され、前記可動フレームを構成する短柱体の少なくとも一側に前記緩衝ゴムが取り付けられ、および他側に前記磁石が取り付けられた構成である請求項1に記載のドアストッパ。
【請求項7】
前記床より立ち上がる前記ベースフレームを構成する不動の柱体の外周面の上部に前記緩衝ゴムが取り付けられ、前記柱体の外周面の前記緩衝ゴムより下側部分に、前記可動フレームを構成する筒体が回動可能に被嵌され、前記筒体の一側に前記磁石が取り付けられた構成である請求項1に記載のドアストッパ。
【請求項8】
前記可動フレームの外周面に、前記緩衝ゴムがおよび前記緩衝ゴムより上側部分に前記磁石が取り付けられた構成である請求項4に記載のドアストッパ。
【請求項9】
ベースフレームは二股ブラケット部を含み、前記可動フレームは前記二股ブラケット部に両端支持され回動可能な円筒体を含み、前記円筒体に前記緩衝ゴムおよび前記磁石が設けられた構成である請求項1に記載のドアストッパ。
【請求項10】
前記磁石に、ネオジム磁石、フェライト磁石、サマリウムコバルト磁石、またはアルニコ磁石が用いられる請求項1に記載のドアストッパ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえばドアストッパに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の図6に示すドアストッパ100は、既設の戸当たり200の支柱30の下面によって床面にぐらつきなく押さえ付けられる取付け部12とこの取付け部12に一側より立ち上がる立上り部11とを有するL字状の板金製支持体10と、立上り部11に固定された磁石Mとを含む構成である。
【0003】
また、特許文献1の図8に示すドアストッパ100は、床面に押さえ付けられる取付け部12とこの取付け部12に一側より立ち上がる立上り部11とを有するL字状の板金製支持体10と、取付け部12上に立ち上がり戸当たり200の支柱30に被嵌(遊嵌)される外筒17と、立上り部11に固定された磁石Mとを含み、磁石Mが全開状態の片開きドアの磁性面に吸着可能である構成である。既設の戸当たり200は、支柱30の雌ねじ部をアンカーボルト40に強く螺合することにより支柱30が床面に据え付けられているとともに、緩衝体32の下端面の外筒17の上端面とが強く当接し、ドアストッパ100がぐらつきなく装着されている。
【0004】
図6と図8に示すいずれのドアストッパ100も、既設の戸当たり200によってドアクローザにより閉扉する片開きドアを全開するときに壁に衝突するのを防いで緩衝停止させる状態と、戸当たり200に回転可能に装着されたドアストッパ100によって片開きドアを全開するときにドアの磁性面に吸着して全開状態に保持する状態とに切り替えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3207462号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示されたドアストッパ100は、戸当たり200の支柱30の周りに回転可能に装着されているけれども、戸当たり200を弛めた状態に放置しておくと、ドアストッパ100がぐらつきを生じてしまうとともに、戸当たり200が外れてしまうことに繋がるので、支柱30の雌ねじ部をアンカーボルト40に強く螺合しており、その結果、既設の戸当たり200およびドアストッパ100を床に固定しており、戸当たり200を弛める方向に回転させるにはかなりの力を必要とする。他方、戸当たり200を弛める方向に回転させてからドアストッパ100を回転させて磁石Mの向きを片開きドアを全開位置に合わせるように回転することができる。すなわち、片開きドアを全開するときに壁に衝突するのを防いで緩衝停止させる状態と、片開きドアを全開状態に保持する状態とに切り替えられる全開状態に保持する状態とに一方向切り替えと戻す方向の切り替えをするには、戸当たり200を弛めて絞めることを2度行わなければならず手間がかかる。
【0007】
また、特許文献1に開示されたドアストッパ100は、戸当たり200に替わり、磁石Mが全開状態の片開きドアの磁性面に吸着可能な向きに位置決めできないので、磁石Mの向きが適切でないときは片開きドアを全開状態に吸引保持できないことがあり、磁石Mの向きの修正を余儀なくされる。
【0008】
このため、ホテルの部屋を清掃する高齢者の清掃員が、戸当たり200を弛めて絞めること、および磁石Mが適切な向きになるようドアストッパ100の回転方向の位置決めを行うことが作業条件としてきついものとなることが問題である。
【0009】
本発明は、片開き式のドアが全開時に、緩衝ゴムが緩衝停止させる状態と、磁石が吸着保持する状態とに切り替えることができて、特に、磁石の吸着保持方向を全開時のドア平面に対し平面視において直角になる位置決めできるドアストッパを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者は、上記課題の解決にあたり、考察を深めた結果、ドアクローザにより自動閉扉する片開き式のドアが全開するときに、ドアが壁に衝突するのを防いで緩衝停止させる機能と、ドアを全開状態に係止する機能とに切り替えられるドアストッパを発案した。
(【0011】以降は省略されています)
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