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公開番号2024150280
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2023063623
出願日2023-04-10
発明の名称センサ付きケーブル
出願人株式会社プロテリアル
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類H01R 4/18 20060101AFI20241016BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】必ずしも大掛かりな装置を用いなくても、導体とセンサリードとを電気的に接続することができるセンサ付きケーブルを提供すること。
【解決手段】センサ付きケーブルは、複数のセンサリードを備えるセンサ部品と、前記複数のセンサリードのそれぞれに対応して設けられた複数の電線と、前記複数のセンサリードのそれぞれに対応して設けられた複数の端子と、を含む。前記複数の電線は、それぞれ、導体が絶縁体で被覆された被覆部と、前記電線の端部に設けられ、前記導体が露出した露出部と、を備える。前記複数の端子は、それぞれ、前記露出部にある前記導体と、前記導体に重ねられた前記センサリードとをまとめて加締める第1加締め部と、前記被覆部を加締める第2加締め部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のセンサリードを備えるセンサ部品と、
前記複数のセンサリードのそれぞれに対応して設けられた複数の電線と、
前記複数のセンサリードのそれぞれに対応して設けられた複数の端子と、
を含むセンサ付きケーブルであって、
前記複数の電線は、それぞれ、
導体が絶縁体で被覆された被覆部と、
前記電線の端部に設けられ、前記導体が露出した露出部と、
を備え、
前記複数の端子は、それぞれ、
前記露出部にある前記導体と、前記導体に重ねられた前記センサリードとをまとめて加締める第1加締め部と、
前記被覆部を加締める第2加締め部と、
を備える、
センサ付きケーブル。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
請求項1に記載のセンサ付きケーブルであって、
前記センサ部品は、
センサ本体部と、
前記センサ本体部から同一方向に延びる2つの前記センサリードと、を備え、
2つの前記センサリードは、
先端部と、
前記先端部よりも前記センサ本体部の側に位置し、2つの前記センサリードの間の距離が、前記先端部における前記距離よりも小さい根元部と、を備え、
前記第1加締め部は、前記センサリードのうち、前記先端部にある部分を加締める、
センサ付きケーブル。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のセンサ付きケーブルであって、
前記端子は、本体部、及び、前記本体部から延びる1以上の第1爪部を備え、
前記第1加締め部は、前記本体部及び前記第1爪部により、前記導体及び前記センサリードを囲むように構成され、
前記第1加締め部において、前記センサリードは、前記導体よりも、前記本体部の側に位置する、
センサ付きケーブル。
【請求項4】
請求項1又は2に記載のセンサ付きケーブルであって、
前記端子は、本体部、及び、前記本体部から延びる2以上の第2爪部を備え、
前記第2加締め部は、前記本体部及び前記第2爪部により、前記被覆部を囲むように構成された、
センサ付きケーブル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示はセンサ付きケーブルに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1にセンサ付きケーブルが開示されている。センサ付きケーブルは、センサ部品を備える。センサ部品は、複数のセンサリードを備える。センサ付きケーブルは、ケーブルを備える。ケーブルは、複数の電線を備える。複数の電線は、複数のセンサリードのそれぞれに対応して設けられている。
【0003】
それぞれの電線は、導体が絶縁体で被覆された被覆部と、導体が露出した露出部とを備える。複数のセンサリードは、それぞれ、対応する電線の露出部にある導体と、抵抗溶接により接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-189943号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
抵抗溶接を行うためには、大掛かりな装置が必要になる。本開示の1つの局面では、必ずしも大掛かりな装置を用いなくても、導体とセンサリードとを電気的に接続することができるセンサ付きケーブルを提供することが好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の1つの局面は、複数のセンサリードを備えるセンサ部品と、前記複数のセンサリードのそれぞれに対応して設けられた複数の電線と、前記複数のセンサリードのそれぞれに対応して設けられた複数の端子と、を含むセンサ付きケーブルである。
【0007】
前記複数の電線は、それぞれ、導体が絶縁体で被覆された被覆部と、前記電線の端部に設けられ、前記導体が露出した露出部と、を備える。
前記複数の端子は、それぞれ、前記露出部にある前記導体と、前記導体に重ねられた前記センサリードとをまとめて加締める第1加締め部と、前記被覆部を加締める第2加締め部と、を備える。
【0008】
本開示の1つの局面であるセンサ付きケーブルでは、必ずしも大掛かりな装置を用いなくても、導体とセンサリードとを電気的に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1加締め部及び第2加締め部を加締めた後のセンサ付きケーブルの構成を表す平面図である。
第1加締め部及び第2加締め部を加締めた後のセンサ付きケーブルの構成を表す側面図である。
図1におけるIII-III断面での断面図である。
図2におけるIV-IV断面での断面図である。
第1加締め部及び第2加締め部を加締める前のセンサ付きケーブルの構成を表す平面図である。
第1加締め部及び第2加締め部を加締める前のセンサ付きケーブルの構成を表す側面図である。
図5におけるVII-VII断面での断面図である。
図6におけるVIII-VIII断面での断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
1.センサ付きケーブル1の構成
センサ付きケーブル1の構成を、図1~図8に基づき説明する。センサ付きケーブル1は、例えば、車両に使用される。図1~図3に示すように、センサ付きケーブル1は、センサ部品3を備える。センサ部品3は、例えば、磁気センサである。磁気センサは、例えば、車輪の回転速度を測定する回転検出装置に用いられる。
(【0011】以降は省略されています)

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