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公開番号2024150188
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2023063471
出願日2023-04-10
発明の名称予約管理装置
出願人河村電器産業株式会社
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類G06Q 10/02 20120101AFI20241016BHJP(計算;計数)
要約【課題】配送者に使用済みのバッテリを計画通りに回収してもらうことが可能な予約管路装置を提供する。
【解決手段】予約管理装置70は、配送者に使用済みバッテリの回収および充電済みバッテリの配送をしてもらう可搬式バッテリの貸出装置10を利用する、ユーザへの充電済みバッテリの貸し出しおよびユーザからの使用済みバッテリの返却の予約を管理する。ユーザの端末から予約リクエストの受領時であってユーザが利用を希望する貸出装置10に貸出可能なバッテリが無い場合に、ユーザが過去に返却予約時刻までにバッテリを返却した頻度が所定の割合以上の場合には、ユーザが利用を希望する貸出装置10の近傍の貸出装置10に関する情報またはユーザが利用を希望する貸出装置10においてバッテリが利用可能となる見込み時刻に関する情報である代替情報を、ユーザの端末へ送信する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
配送者に使用済みバッテリの回収および充電済みバッテリの配送をしてもらう可搬式バッテリの貸出装置を利用する、ユーザへの充電済みバッテリの貸し出しおよびユーザからの使用済みバッテリの返却の予約を管理する、予約管理装置であって、
ユーザの端末から予約リクエストの受領時であってユーザが利用を希望する貸出装置に貸出可能なバッテリが無い場合に、ユーザが過去に返却予約時刻までにバッテリを返却した頻度が所定の割合以上の場合には、ユーザが利用を希望する貸出装置の近傍の貸出装置に関する情報またはユーザが利用を希望する貸出装置においてバッテリが利用可能となる見込み時刻に関する情報である代替情報を、ユーザの端末へ送信する、予約管理装置。
続きを表示(約 120 文字)【請求項2】
前記頻度が第一閾値よりも高い場合に、前記代替情報を表示し、
前記頻度が第一閾値よりも高い第二閾値よりも高い場合に、劣化度の少ないバッテリをユーザに割り当てる指示を前記貸出装置へ送信する、請求項1に記載の予約管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、予約管理装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1などにより、可搬式のバッテリをユーザに貸し出す充電ステーションが知られている。このような充電ステーションでは、使用済みバッテリを充電ステーション内で充電し、再びユーザに貸し出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7030994号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、社会的な要請などにより可搬式バッテリの需要が高まりつつある。特許文献1のような充電ステーションでは、短時間に必要な個数のバッテリを一斉に充電しようとすると、商用電源からの買電コストが嵩み、充電コストが嵩んでしまう。
本開示者は、充電ステーションに充電済みバッテリを配送するようにすれば、充電ステーションのみでバッテリを充電するよりも、供給可能なバッテリの数を多くできると考えた。この場合、配送者に効率よくバッテリを回収および配送してもらうためには、ユーザから使用済みバッテリを返却予定時刻に返却してもらう必要がある。
そこで本開示は、配送者に使用済みのバッテリを計画通りに回収してもらうことが可能な予約管理装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一側面によれば、予約管理装置は、
配送者に使用済みバッテリの回収および充電済みバッテリの配送をしてもらう可搬式バッテリの貸出装置を利用する、ユーザへの充電済みバッテリの貸し出しおよびユーザからの使用済みバッテリの返却の予約を管理する、予約管理装置であって、
ユーザの端末から予約リクエストの受領時であってユーザが利用を希望する貸出装置に貸出可能なバッテリが無い場合に、ユーザが過去に返却予約時刻までにバッテリを返却した頻度が所定の割合以上の場合には、ユーザが利用を希望する貸出装置の近傍の貸出装置に関する情報またはユーザが利用を希望する貸出装置においてバッテリが利用可能となる見込み時刻に関する情報である代替情報を、ユーザの端末へ送信する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、配送者に使用済みのバッテリを計画通りに回収してもらうことが可能な予約管理装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、貸出装置が用いられるサービスの概要を示す図である。
図2は、貸出装置が用いられるサービスにおける情報のやり取りを示す図である。
図3は、予約管理装置が実行する、予約受付時のフローチャートである。
図4は、予約管理装置に保存されるバッテリ在庫データベースの一例を示す図である。
図5は、予約管理装置に保存されるユーザデータベースの一例を示す図である。
図6は、予約管理装置に保存される貸出装置所在データベースの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示は、可搬式バッテリの貸出装置10におけるバッテリの予約を管理する予約管理装置70に関する。可搬式のバッテリとは、ユーザが持ち運び可能なバッテリである。可搬式のバッテリは、例えば、電動式の自動二輪車、電動式の自動四輪車、電動自転車、電動式のキックスクーターなどに搭載される車両などの移動手段に用いられるバッテリである。バッテリの予約とは、ユーザがバッテリを貸出し(持出し)または返却する際の予約のことである。
【0009】
図1は、貸出装置10が用いられるサービスの概要を示す図である。図1に示すように貸出装置10は、ユーザに充電済みのバッテリを貸し出し、使用済みのバッテリを返却してもらう。また本開示の貸出装置10は、商用電源2から給電される電力で、返却されたバッテリを充電する。また、本開示のサービスにおいては、配送者により、貸出装置10に返却された使用済みのバッテリを回収してもらい、新たに充電済みバッテリを配送してもらう。充電工場3は、配送者から使用済みバッテリを引き取り、引き取ったバッテリを充電する。充電されたバッテリは、配送者により貸出装置10へ配送される。
【0010】
なお、図1では作図の都合上、単一の貸出装置10を図示したが、実際には複数の貸出装置10が設けられており、各々の貸出装置10がユーザへバッテリを貸し出したり、各々の貸出装置10で配送者からのバッテリの授受が行われる。また図1では、貸出装置10において商用電源2の電力でバッテリを充電する例を示したが、貸出装置10が太陽光発電設備を有している、あるいは太陽光発電設備に接続されており、商用電源2以外の電力源によってバッテリを充電するように構成されていてもよい。商用電源2以外の電力源としては、太陽光発電設備の他、地熱発電設備、バイオマス発電設備、風力発電設備などがあげられる。
(【0011】以降は省略されています)

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