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公開番号2024149684
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2024128998,2023124918
出願日2024-08-05,2020-12-25
発明の名称情報処理方法
出願人株式会社覚王山総研
代理人個人
主分類G06Q 40/12 20230101AFI20241010BHJP(計算;計数)
要約【課題】経営上の意思決定を行う上での判断材料となる会計データ、税務データ、労務データ等のデータについて、経営判断の思考の流れを整理して、数値と結果の因果関係にストーリ性を加味して表現するようにグラフや図表等を表示することで、経営戦略に活用できるようにする。
【解決手段】サーバ1は、データ取得部41と、数値群提示部43とを備える。データ取得部41は、ユーザ端末2より企業の売上高のデータを含む会計データ、企業の財務データ等を含む複数の数値群を取得しDB30に記憶する。数値群提示部43は、DB30の複数の数値群に基づいて複数の数値群の夫々の因果関係に基づく順番で数値群をユーザ端末2に提示する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の数値群の夫々の因果関係に基づく順番で前記数値群を提示する提示手段、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記提示手段は、
企業における業務処理のデータとして会計処理に関する前記数値群を出力する手段と、
前記数値群を、前記因果関係の順又は前記因果関係に起因する期間の順にアニメーション表示する表示制御手段、
を備える請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記提示手段は、
業務における所定期間毎の予算と実績との差異又は2期分の実績どうしの差異を計算した結果として前記数値群を得る予算実績計算手段と、
前記予算実績計算手段により得られた前記数値群を、期間の順にグラフ又は表の形態でアニメーション表示する表示制御手段、
を備える請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記提示手段は、
過去2期分の会計データに基づいて、過去の所定期間のキャッシュ増減額を通期分計算して前記数値群とする過去キャッシュ計算手段と、
前記過去の勘定項目毎のキャッシュ増減額に基づいて、指定された今期の目標キャッシュ獲得額を達成するための勘定項目毎の必要キャッシュ額を計算して前記数値群とする今期キャッシュ計算手段と、
前記過去の勘定項目毎のキャッシュ増減額又は前記今期の目標キャッシュ獲得額のうち指定された前記数値群を、勘定項目の順にアニメーション表示する表示制御手段と、
を備える請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記提示手段は、
所定期間で達成すべき事業目標額に基づいて、前記所定期間を単位期間に区画し、既に経過した経過期間と未経過期間に分けた事業計画の詳細データを生成する事業計画生成手段と、
事業計画生成手段により生成された事業計画の詳細データを、勘定項目の順と期間の順の少なくとも一方の順にアニメーション表示する表示制御手段と、
を備える請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記提示手段は、
企業が活動する中で、単位期間で変動する要因を含む数値群を単位期間毎に集計する集計手段と、
前記集計手段により前記単位期間毎に集計された前記数値群を前記単位期間の順にアニメーション表示する表示制御手段と、
を備える請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
業務に応じたキー指標を提示する第2提示手段
を備える請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
情報処理装置が実行する情報処理方法において、
複数の数値群の夫々の因果関係に基づく順番で前記数値群を提示する提示ステップ、
を含む情報処理方法。
【請求項9】
情報処理装置を制御するコンピュータに、
複数の数値群の夫々の因果関係に基づく順番で前記数値群を提示する提示ステップ、
を含む制御処理を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 3,500 文字)【背景技術】
【0002】
会社の経理部や会社外部からサポートしている会計事務所等では、表計算ソフトウェア等をインストールしたコンピュータ(以下これを「表計算装置」と呼ぶ)により月次試算表や会計関連図表、経営管理資料等を作成している。
【0003】
従来の表計算装置には、会計ソフトデータ、税務計算ソフトデータ、銀行データ、カード会社データ、通販会社データ、タイムカードデータ、レジデータ、会社作成データ等の会計データを取得する機能やデータの種別に応じて、どういったグラフ(円グラフ、折れ線グラフ、棒グラフ等)が適するかを判定してグラフ化する機能等が実装されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2003-530608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の表計算装置の上記機能により生成される図表は、最初からすべての表示項目が静的・固定的に表示されており、具体的個別の数値が入ることによって、どのような結果が導き出されるのか、さらにはどういう過程でその結果に至ったのかを理解できるように表示の工夫をしたものはない。
さらには、月次試算表や会計関連図表、経営管理資料等を作成する前提となるべき、経営の根幹をなす戦略策定プロセス、戦術を具体化する事業計画書策定プロセスについては、経営現場で活用できる具体的、かつ実務的なシステム構築や資料の作成がほとんど行われていない。
即ち、中堅・中小企業にとって、実際の経営現場で戦略的な経営を行おうとしても、その具体的な考え方、行動の出し方が、全く分からないのが現状である。経営を戦略的に展開する上で、戦略、戦術の策定、さらにはそれらに基づく経営実務行動の打ち出し方を明確にする解説書やシステムはなかった。
【0006】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、月次試算表や会計関連図表、経営管理資料等を見易く表示するのみでなく、経営の根幹となる戦略策定プロセス、戦術を具体化する事業計画書策定プロセスについても、戦略的な経営展開を行うための一連の流れに関する思考を整理して数値と結果の因果関係にストーリ性を加味し、思考の流れを理解しやすいようにグラフや図表の表示を工夫することで、戦略的な経営展開に活用できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
複数の数値群の夫々の因果関係に基づく順番で前記数値群を提示する提示手段、
を備える。
本発明の一態様の上記情報処理装置に対応する情報処理方法及びプログラムも、本発明の一態様の情報処理方法及びプログラムとして提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、思考の流れを整理して、数値と結果の因果関係にストーリ性を加味して表現するように図表やグラフを表示し経営戦略に活用できるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の情報処理装置に係るサーバを含む一つの実施の形態の経営戦略展開支援システムを示す図である。
図1の経営戦略展開支援システムのサーバのハードウェア構成を示す図である。
図2の経営戦略展開支援システムのサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図2の経営戦略展開支援システムのサーバの動作を示すフローチャートである。
会計事務所コメント画面を示す図である。
税額シミュレーション画面を示す図である。
年計グラフのアニメーション表示画面を示す図である。
給与手当の費用推移グラフの画面を示す図である。
画面名に月次損益計算書と記載された月次損益推移表(販管費)の画面を示す図である。
月次損益推移表(販管費)の画面の、クリックした項目「貸借料」の行が着色された様子を示す図である。
STRAC表をアニメーション表示させるスタート直後の画面を示す図である。
累計ボタンで、アニメーション表示させたSTRAC表の最終画面を示す図である。
キャッシュフロー計算書のスタート直後の画面を示す図である。
GOボタンにより、アニメーションを開始したキャッシュフロー計算書の画面を示す図である。
自動展開機能で、又は「NEXT(>)」ボタンの操作で横スクロールしたキャッシュフロー計算書の画面を示す図である。
自動展開機能で、又は「NEXT(>)」ボタンのさらなる操作で横スクロールしたキャッシュフロー計算書の最終画面を示す図である。
GOボタンにより、アニメーションを開始したキャッシュフロー貸借対照表の画面を示す図である。
自動展開機能で、又は「NEXT(>)」ボタンの操作で、横スクロールしたキャッシュフロー貸借対照表の最終画面を示す図である。
印刷機能のメニュー画面を示す図である。
月次報告進捗一覧表の画面を示す図である。
経営戦略展開支援システムの機能画面を示す図である。
銀行格付けランキング機能の第1画面(金融機関が特に重視する財務指標とは?)を示す図である。
キャッシュBEFORE機能のアニメーション表示画面「GO」ボタンによる、又は「早送り(>>)」ボタンの自動展開機能による「アニメーション中」」を示す図である。
キャッシュBEFORE機能のアニメーション表示画面「「NEXT(>)」ボタンによる、又は「早送り(>>)」ボタンの自動展開機能による「横スクロール中」」を示す図である。
キャッシュBEFORE機能のアニメーション表示画面「横スクロール終了」を示す図である。
キャッシュAFTER機能の第1画面「目標値入力」を示す図である。
キャッシュAFTER機能の第2画面「「PRE(<)」ボタンによる、又は「早送り(<<)」ボタンの自動展開機能による「横逆スクロール中」」を示す図である。
キャッシュAFTER機能の第2画面「横逆スクロール終了」を示す図である。
事業計画書策定シミュレーション機能の第2画面(詳細機能の選択画面)を示す図である。
売上シミュレーション機能のシミュレーション画面(現在までの実績シミュレーション画面)を示す図である。
売上シミュレーション機能のシミュレーション画面(目標売上高達成のための目標シミュレーション画面)を示す図である。
利益額シミュレーション機能のシミュレーション画面(目標利益額達成のための目標シミュレーション画面)を示す図である。
STARTボタンで、アニメーションを開始したキャッシュ残高推移表の画面を示す図である。
アニメーション表示させたキャッシュ残高推移表の画面「アニメーション終了」を示す図である。
月次決算書予算実績差異分析機能に関する共通機能選択画面(メインメニュー画面)を示す図である。
月次決算書予算実績差異分析機能に関するオプション機能選択画面(サブメニュー画面)を示す図である。
キー指標(選択した売上高営業利益率)のアニメーション画面「アニメーションを開始する前の状態」を示す図である。
キー指標(選択した売上高営業利益率)のアニメーション画面「アニメーションを終了した状態」を示す図である。
商品別営業所別色分布分析表(アニメーション表示を開始した状態)を示す図である。
商品別営業所別色分布分析表(アニメーション表示を終了した状態)を示す図である。
人時売上高グラフの画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
この実施の形態の経営戦略展開支援システムは、経営に活用することを十分意識した、ビジネスに役立つ経営管理資料等を作成することを意図しており、経営者が通常、どう考えるかを理解し、思考の流れを整理して、数値と結果の因果関係にストーリ性を加味して表現し、見やすくわかりやすい、経営に活かせるグラフや図表等の作成を可能にするシステムである。
(【0011】以降は省略されています)

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