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公開番号
2024147179
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-16
出願番号
2023060029
出願日
2023-04-03
発明の名称
血液浄化装置
出願人
国立大学法人山梨大学
,
ニプロ株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
A61M
1/16 20060101AFI20241008BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】清浄液貯液部内に混入した血液を除去する。
【解決手段】本発明に基づく血液浄化装置1は、血液浄化器10と、血管アクセス流路20と、清浄液流路30と、排液流路40と、血液ポンプ30Pと、清浄液貯液部35と、第1開閉弁20Vと、第2開閉弁40Vと、第3開閉弁30Vと、第1分岐流路50と、交換用清浄液貯液部55と、交換用開閉弁50Vとを備えている。第3開閉弁30Vは、清浄液流路30に設けられている。第1分岐流路50は、第3開閉弁30Vから見て清浄液貯液部35側において清浄液流路30から分岐している。交換用清浄液貯液部55は、第1分岐流路50の清浄液流路30側とは反対側の端部に接続され、清浄液Sを貯液する。交換用開閉弁50Vは、第1分岐流路50に設けられている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
内部が半透膜によって第1部および第2部に分割されている血液浄化器と、
前記血液浄化器と接続され、前記第1部と連通している血管アクセス流路と、
前記血液浄化器に接続され、前記第1部と連通している清浄液流路と、
前記血液浄化器に接続され、前記第2部と連通している排液流路と、
前記清浄液流路に設けられた双方向に送液可能な血液ポンプと、
前記清浄液流路の血液浄化器側とは反対側の端部に接続され、清浄液を貯液する清浄液貯液部と、
前記血管アクセス流路に設けられた第1開閉弁と、
前記排液流路に設けられた第2開閉弁と、
前記清浄液流路に設けられた第3開閉弁と、
前記第3開閉弁から見て清浄液貯液部側において前記清浄液流路から分岐する第1分岐流路と、
前記第1分岐流路の清浄液流路側とは反対側の端部に接続され、清浄液を貯液する交換用清浄液貯液部と、
前記第1分岐流路に設けられた交換用開閉弁とを備える、血液浄化装置。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記血液ポンプは、前記清浄液流路と前記第1分岐流路との接続部から見て、清浄液貯液部側で前記清浄液流路に設けられている、請求項1に記載の血液浄化装置。
【請求項3】
前記血液ポンプは、前記清浄液流路と前記第1分岐流路との接続部から見て、血液浄化器側で前記清浄液流路に設けられており、
前記交換用清浄液貯液部は、鉛直方向において、前記清浄液貯液部と比較して同じ位置または高い位置に位置している、請求項1に記載の血液浄化装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、血液浄化装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の血液浄化装置が、国際公開第2018/235963号(特許文献1)に開示されている。特許文献1に開示された血液浄化装置では、脱血工程において、第1開閉弁が開き、第2開閉弁が閉じた状態で、血液ポンプが吸入方向に送液する。その結果、血液が血管アクセス流路から血液浄化器の第1部に流入する。血液浄化器の第1部を通過した血液は、清浄液流路に流入する。清浄液流路に流入した血液の量に応じて、清浄液流路内の清浄液が清浄液貯液部に流入する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/235963号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された血液浄化装置においては、清浄液流路に流入した血液が拡散し、清浄液貯液部に混入する場合がある。
【0005】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、清浄液貯液部内に混入した血液を除去できる、血液浄化装置を提供できる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に基づく血液浄化装置は、血液浄化器と、血管アクセス流路と、清浄液流路と、排液流路と、血液ポンプと、清浄液貯液部と、第1開閉弁と、第2開閉弁と、第3開閉弁と、第1分岐流路と、交換用清浄液貯液部と、交換用開閉弁とを備えている。血液浄化器は、内部が半透膜によって第1部および第2部に分割されている。血管アクセス流路は、血液浄化器と接続され、第1部と連通している。清浄液流路は、血液浄化器に接続され、第1部と連通している。排液流路は、血液浄化器に接続され、第2部と連通している。血液ポンプは、清浄液流路に設けられた双方向に送液可能である。清浄液貯液部は、清浄液流路の血液浄化器側とは反対側の端部に接続され、清浄液を貯液する。第1開閉弁は、血管アクセス流路に設けられている。第2開閉弁は、排液流路に設けられている。第3開閉弁は、清浄液流路に設けられている。第1分岐流路は、第3開閉弁から見て清浄液貯液部側において清浄液流路から分岐している。交換用清浄液貯液部は、第1分岐流路の清浄液流路側とは反対側の端部に接続され、清浄液を貯液する。交換用開閉弁は、第1分岐流路に設けられている。
【0007】
上記の構成によれば、第3開閉弁を開き、交換用開閉弁を閉じた状態で、清浄液貯液部に貯液された清浄液を排出し、その後、第3開閉弁を閉じ、交換用開閉弁を開いた状態にすることで、交換用清浄液貯液部の清浄液を、第1分岐流路を介して清浄液貯液部に移送できる。これにより、清浄液貯液部内の清浄液に混入した血液を除去できる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、清浄液貯液部内の清浄液に混入した血液を除去できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の構成を示す回路図である。
本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の脱血工程を示す回路図である。
本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の除水工程を示す回路図である。
本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の返血工程を示す回路図である。
本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の置換工程を示す回路図である。
本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の排出工程を示す回路図である。
本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の移送工程を示す回路図である。
本発明の実施形態2に係る血液浄化装置の構成および移送工程を示す回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の各実施形態に係る血液浄化装置について図面を参照して説明する。以下の実施形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)
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