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公開番号2024147142
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023059965
出願日2023-04-03
発明の名称バッテリパック
出願人日産自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類H01M 50/204 20210101AFI20241008BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】少ないセンサで熱暴走を正確に検知できるバッテリパックを提供する。
【解決手段】本発明のバッテリパックは、複数のバッテリモジュールと、上記バッテリモジュールの熱暴走を検知するセンサと、を備える。
そして、上記熱暴走を検知するセンサが、温度センサ、煙センサ及びガスセンサから成る群から選ばれたセンサであり、
上記バッテリモジュールは、それぞれガス放出口を有し、各ガス放出口に向けて開口したガス流路で繋って群を形成しており、上記バッテリモジュール群は、少なくとも2つのガス放出口の近傍に上記センサが設けることとしたため、少ないセンサで熱暴走を正確に検知できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のバッテリモジュールと、上記バッテリモジュールの熱暴走を検知するセンサと、を備えたバッテリパックであって、
上記熱暴走を検知するセンサが、温度センサ、煙センサ及びガスセンサから成る群から選ばれたセンサであり、
上記バッテリモジュールは、それぞれガス放出口を有し、各ガス放出口に向けて開口したガス流路で繋って群を形成しており、
上記バッテリモジュール群は、少なくとも2つのガス放出口の近傍に上記センサが設けられ、上記センサの数が上記バッテリモジュールの数よりも少ないことを特徴とするバッテリパック。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
上記バッテリモジュールを複数備えたバッテリユニットを並列接続したことを特徴とする請求項1に記載のバッテリパック。
【請求項3】
上記ガス流路が逆止弁を有し、
上記センサを近傍に備えるガス放出口の方向にガスを流すことを特徴とする請求項1に記載のバッテリパック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリパックに係り、更に詳細には、バッテリの熱暴走を検知できるバッテリパックに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
電動車のバッテリパックは、複数のバッテリモジュールを直列接続して電圧を高めており、バッテリパックの安全性確保のため、バッテリの熱暴走を検知する必要がある。
【0003】
特許文献1には、各バッテリモジュールに温度センサを設けて温度上昇率を測定し、バッテリモジュールの熱暴走の予兆を検知することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-103077号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
バッテリモジュールの熱暴走を早期に検知するには、バッテリモジュールの近傍にセンサを設けることが好ましく、すべてのバッテリモジュールにセンサを設けるとセンサ数が多くなってしまう。
【0006】
また、バッテリモジュールの熱暴走の検知精度を向上させるためには、外部から受けた熱による誤検知を防止するため、例えば、温度と放出ガス圧との組み合わせや、温度と電圧値との組み合わせなど、離れた位置に設けられた2つ以上のセンサを用いることが好ましい。
【0007】
しかしながら、バッテリの放出ガス圧を測定するには、バッテリモジュールのガス放出口に繋がるガス流路を気密にする必要があり、生産性が低下してしまう。
【0008】
また、上記バッテリモジュールを直列接続したバッテリユニットを複数設け、これらを並列接続して電池容量増大させたバッテリパックは、一方のバッテリユニットで熱暴走が生じても電圧値が大きく変化しないため、電圧値によってはバッテリモジュールの熱暴走を検出することができない。
【0009】
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、バッテリモジュールの数が多くても、少ないセンサで熱暴走を正確に検知できるバッテリパックを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、複数のバッテリモジュールを、それらのガス放出口に向けて開口したガス流路で繋ぐことにより、必要となるセンサの数を減少させても熱暴走を正確に検知できることを見出し、本発明を完成するに至った。
(【0011】以降は省略されています)

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