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公開番号2024146340
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023059179
出願日2023-03-31
発明の名称情報処理装置、予測方法、および予測プログラム
出願人エア・ウォーター株式会社,国立大学法人 東京大学
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G06Q 50/02 20240101AFI20241004BHJP(計算;計数)
要約【課題】収穫適期の予測精度を改善する。
【解決手段】情報処理装置(1)は、対象となる作物の生育期間における平均気温が所定の上限値未満である日の平均気温から有効積算温度を算出する温度算出部(102)と、算出された有効積算温度に基づいて収穫適期を予測する予測部(105)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象となる作物の生育期間における平均気温が所定の上限値未満である日の平均気温から有効積算温度を算出する温度算出部と、
前記有効積算温度に基づいて前記作物の収穫適期を予測する予測部と、を備える情報処理装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記有効積算温度に基づいて前記作物の生育ステージを判定する生育ステージ判定部を備え、
前記温度算出部は、前記生育期間のうち前記生育ステージ判定部が前記作物の生育ステージは生殖成長ステージであると判定した期間については、平均気温が前記上限値以上である日の平均気温も用いて前記有効積算温度を算出する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記生育期間に測定された気温を示す測定気温データを取得するデータ取得部を備え、
前記温度算出部は、前記データ取得部が取得した前記測定気温データを用いて前記有効積算温度を再計算し、
前記予測部は、再計算された前記有効積算温度に基づいて前記作物の収穫適期の予測結果を更新する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
1または複数の情報処理装置により実行される、収穫適期の予測方法であって、
対象となる作物の生育期間における平均気温が所定の上限値未満である日の平均気温から有効積算温度を算出する温度算出ステップと、
前記有効積算温度に基づいて前記作物の収穫適期を予測する予測ステップと、を含む予測方法。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるための収穫適期の予測プログラムであって、上記温度算出部および上記予測部としてコンピュータを機能させるための予測プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作物の収穫適期を予測する情報処理装置等に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
作物の収穫量や収穫された作物の品質は、収穫時期に応じて大きく変動するため、適切な収穫時期すなわち収穫適期を予測することは、農業経営において極めて重要である。このような観点から、収穫適期を予測する技術についての研究・開発が従来から進められている。
【0003】
例えば、下記の特許文献1には、複数の時期に測定された温度データをそれぞれ用いて複数の予測収穫時期を算出し、それらの分布状況に基づいて、作物の予測収穫時期についての予測情報を生成する情報処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013‐42668号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の技術では、予測収穫時期の算出に有効積算温度が用いられる。有効積算温度は、1日の平均気温から低温による成長停止温度を減算することにより算出される有効温度を積算した温度である。
【0006】
ここで、近年では、作物の生育期間中に異常な高温に見舞われることがあり、作物の品種や種類によっては、このような高温により生育が停止してしまう。このため、高温により生育が停止する作物について、上述のような有効積算温度に基づいて予測収穫時期を算出した場合、予測結果が実際の収穫時期よりも早い時期になってしまうことがある。このように、従来技術には収穫適期の予測精度について改善の余地がある。
【0007】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的の一例は、収穫適期の予測精度を改善することが可能な情報処理装置等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、対象となる作物の生育期間における平均気温が所定の上限値未満である日の平均気温から有効積算温度を算出する温度算出部と、前記有効積算温度に基づいて前記作物の収穫適期を予測する予測部と、を備える。
【0009】
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る予測方法は、1または複数の情報処理装置により実行される、収穫適期の予測方法であって、対象となる作物の生育期間における平均気温が所定の上限値未満である日の平均気温から有効積算温度を算出する温度算出ステップと、前記有効積算温度に基づいて前記作物の収穫適期を予測する予測ステップと、を含む。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、収穫適期の予測精度を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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