TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024146210
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023058981
出願日2023-03-31
発明の名称電源制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60L 58/16 20190101AFI20241004BHJP(車両一般)
要約【課題】バッテリの寿命が短くなることを抑制する。
【解決手段】電源制御装置は、車両の補機に対して電力を供給する補機バッテリより電圧が高い高圧バッテリの劣化度が、当該高圧バッテリの使用を開始してから所定期間を経過するまで電力を供給可能であることを示す基準より高いと判定された場合に、当該基準より低いと判定された場合と比べて、前記高圧バッテリから前記補機バッテリへの電力の供給を抑制する制御を行うように構成されている制御部を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の補機に対して電力を供給する補機バッテリより電圧が高い高圧バッテリの劣化度が、当該高圧バッテリの使用を開始してから所定期間を経過するまで電力を供給可能であることを示す基準より高いと判定された場合に、当該基準より低いと判定された場合と比べて、前記高圧バッテリから前記補機バッテリへの電力の供給を抑制する制御を行うように構成されている制御部、
を備える電源制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電源制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両等では、駆動源としてモータを搭載することに伴い、補機バッテリの他に、高圧バッテリが搭載される傾向にある。一方、車両等の駐車中に、搭乗している者に対して提供するサービス機能が多くなる傾向にある。このため、サービス機能を制御するための補機に電力を供給する補機バッテリの電力量が低下し、高圧バッテリから補機バッテリに電力を供給する機会が増える傾向にある。
【0003】
特許文献1には、補機バッテリ及び高圧バッテリが所定の温度範囲の場合に高圧バッテリから補機バッテリに充電を行わせることで、充電効率を向上させる技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-137285号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1には、高圧バッテリから補機バッテリに充電を行うことによる高圧バッテリの劣化については考慮されていない。つまり、高圧バッテリから補機バッテリに充電する頻度が多い場合には、高圧バッテリの劣化が進み、高圧バッテリの寿命が短くなる可能性がある。
【0006】
そこで、本開示の技術は、上記課題に鑑み、バッテリの寿命が短くなることを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本開示の一態様によれば、
車両の補機に対して電力を供給する補機バッテリより電圧が高い高圧バッテリの劣化度が、当該高圧バッテリの使用を開始してから所定期間を経過するまで電力を供給可能であることを示す基準より高いと判定された場合に、当該基準より低いと判定された場合と比べて、前記高圧バッテリから前記補機バッテリへの電力の供給を抑制する制御を行うように構成されている制御部、
を備える電源制御装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様によれば、バッテリの寿命が短くなることを抑制する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係る車両に搭載された電源制御システムを表した機能ブロック図である。
第1の実施形態に係る判定部による高圧バッテリの劣化度の判定の概念を例示した図である。
第1の実施形態に係る電源制御ECUによる高圧バッテリから補機バッテリへの充電制御の処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。また、以下で説明する実施形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施形態に記述される全ての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。なお、各図面において同一の又は対応する構成には同一の又は対応する符号を付し、説明を省略することがある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
車両用エアー傘
3か月前
個人
電池交換式自動車
2か月前
個人
自動車盗難防止装置
3か月前
個人
空気圧調節式ホイール。
14日前
個人
移動手段のミラーカバー。
2か月前
東レ株式会社
車両用エアバッグ
27日前
日本精機株式会社
運転支援装置
1か月前
日本精機株式会社
表示システム
1か月前
個人
連結式、キャンピングカー
2か月前
日本精機株式会社
車外表示装置
6日前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
13日前
株式会社SUBARU
車両
7日前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
14日前
個人
車両の座席装置
3か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
2か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
2日前
個人
セパレート型キャンピングカー
3か月前
ダイハツ工業株式会社
レバー
2か月前
スズキ株式会社
車両制御装置
1か月前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
17日前
豊田合成株式会社
車両
27日前
豊田合成株式会社
車両
27日前
アピオ株式会社
荷物用支持具
2か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
6日前
株式会社JVCケンウッド
車両
3か月前
ダイハツ工業株式会社
搭載構造
20日前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
23日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
三菱マヒンドラ農機株式会社
作業車両
2か月前
ダイハツ工業株式会社
搭載構造
20日前
ダイハツ工業株式会社
分解構造
2か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
7日前
個人
ブレーキ踏み間違い救済システム
27日前
続きを見る