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公開番号2024145732
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023058214
出願日2023-03-31
発明の名称画像検査システム
出願人株式会社キーエンス
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類G01N 21/89 20060101AFI20241004BHJP(測定;試験)
要約【課題】表示処理が検査処理の実行を遅延させないようにして検査全体を高速化する。
【解決手段】画像検査システム1Aは、撮像部2Aと、撮像部2Aの撮像パラメータの数式設定、ワーク画像の検査パラメータの数式設定、及び、検査結果の表示設定をワークシート上のセルに設定可能な設定画面を生成するとともに、ワークシート上のセルに設定された表示設定にしたがって、検査結果を表示部に表示させる第1制御部80と、撮像部2Aによる撮像処理、ワーク画像の検査処理、及び、ワークシート上に設定された撮像パラメータ及び検査パラメータに関する数式演算を実行する第2制御部70と、を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ワークを撮像して得られたワーク画像に基づいて検査を行う画像検査システムであって、
ワークを撮像してワーク画像を生成する撮像部と、
前記撮像部の撮像パラメータの数式設定、前記ワーク画像の検査パラメータの数式設定、及び、検査結果の表示設定をワークシート上のセルに設定可能な設定画面を生成するとともに、前記ワークシート上のセルに設定された表示設定にしたがって、前記検査結果を表示部に表示させる第1制御部と、
前記撮像部による撮像処理、ワーク画像の検査処理、及び、前記ワークシート上に設定された撮像パラメータ及び検査パラメータに関する数式演算を実行する第2制御部と、を備える画像検査システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像検査システムにおいて、
前記第1制御部は、クライアント装置で動作し、
前記第2制御部は、前記クライアント装置と接続された画像処理コントローラで動作する、画像検査システム。
【請求項3】
請求項1に記載の画像検査システムにおいて、
前記第2制御部は、
前記撮像処理、前記検査処理、及び前記ワークシート上のセルの参照関係を解析し、当該解析結果に基づいて、前記数式演算を自動的に特定する、画像検査システム。
【請求項4】
請求項1に記載の画像検査システムにおいて、
前記撮像パラメータには、前記撮像部の露光時間、前記撮像部が有する光学系のフォーカス位置、前記撮像部が有するズーム光学系のズーム倍率、及び、前記撮像部のゲインのうち、少なくとも1つが含まれている、画像検査システム。
【請求項5】
請求項1に記載の画像検査システムにおいて、
前記検査パラメータには、検査ツールを適用する画像座標系上の位置を特定する情報が含まれている、画像検査システム。
【請求項6】
請求項5に記載の画像検査システムにおいて、
前記検査パラメータには、検査対象領域を探索する位置決めツールの探索領域及び探索パラメータが含まれている、画像検査システム。
【請求項7】
請求項1に記載の画像検査システムにおいて、
前記検査パラメータには、複数の検査ツールの連携に関する情報が含まれている、画像検査システム。
【請求項8】
請求項7に記載の画像検査システムにおいて、
前記検査パラメータには、第1検査ツールの検査結果に基づいて実行される第2検査ツールの検査パラメータが含まれている、画像検査システム。
【請求項9】
請求項1に記載の画像検査システムにおいて、
前記表示設定には、前記検査処理によって取得された良品及び不良品の表示、前記検査処理によって取得された良品数及び不良品数のグラフ表示、及び、前記検査処理されたワーク画像表示のうち、少なくとも1つが含まれている、画像検査システム。
【請求項10】
請求項1に記載の画像検査システムにおいて、
前記第1制御部は、前記ワークシート上のセルに設定された表示設定にしたがって、前記検査結果を用いたグラフを前記表示部に表示させる、画像検査システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ワーク画像に基づいて検査を行う画像検査システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、スプレッドシートを用いたユーザインターフェースが開示されている。特許文献1に開示されているユーザインターフェースでは、画像処理の内容、各画像処理のパラメータ、出力結果の数値演算等がセルで表現されている。画像処理の実行と数値演算の両方とが一体不可分の構成となっているため、画像処理装置に組み込まれたソフトで数値演算も実行している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第7107519号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のスプレッドシートを用いたユーザインターフェースにおいて、セルで表示されているパラメータや出力結果の数値演算の中には、検査処理の実行の際に参照されない、単に表示するためだけのものもあり、その表示処理が検査処理の実行を遅延させる原因となる場合がある。
【0005】
本開示は、かかる点に鑑みたものであり、その目的とするところは、表示処理が検査処理の実行を遅延させないようにして検査全体を高速化することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本開示の一態様では、ワークを撮像して得られたワーク画像に基づいて検査を行う画像検査システムを前提とすることができる。画像検査システムは、ワークを撮像してワーク画像を生成する撮像部と、前記撮像部の撮像パラメータの数式設定、前記ワーク画像の検査パラメータの数式設定、及び、検査結果の表示設定をワークシート上のセルに設定可能な設定画面を生成するとともに、前記ワークシート上のセルに設定された表示設定にしたがって、前記検査結果を表示部に表示させる第1制御部と、前記撮像部による撮像処理、ワーク画像の検査処理、及び、前記ワークシート上に設定された撮像パラメータ及び検査パラメータに関する数式演算を実行する第2制御部と、を備えている。
【0007】
この構成によれば、ワークシート上のセルに撮像パラメータの数式設定、検査パラメータの数式設定、及び、検査結果の表示設定が行えるので、ユーザが所望の設定を行う際に互いの関連性を把握し易くなる。運用時には、検査結果を表示部に表示させる表示処理が第1制御部で実行される。一方、撮像処理、ワーク画像の検査処理、撮像パラメータ及び検査パラメータに関する数式演算は、第1制御部とは異なる第2制御部で実行される。このように制御部が分かれていて、検査処理と表示処理が別の制御部で実行されるので、検査処理が表示処理の実行によって遅延しなくなる。
【0008】
前記第1制御部は、クライアント装置で動作し、前記第2制御部は、前記クライアント装置と接続された画像処理コントローラで動作してもよい。また、前記第2制御部は、前記撮像処理、前記検査処理、及び前記ワークシート上のセルの参照関係を解析し、当該解析結果に基づいて、前記数式演算を自動的に特定してもよい。参照関係を解析することで、第2制御部が実行するセルを自動的に特定できるため、ユーザが自ら指定する必要がなくなる。
【0009】
前記撮像パラメータには、例えば、露光時間、フォーカス位置、ズーム倍率、HDR設定及び、ゲインのうち、少なくとも1つが含まれていてもよい。また、検査パラメータには、検査ツールを適用する画像座標系上の位置を特定する情報が含まれていてもよい。
【0010】
また、検査パラメータには、検査対象領域を探索する位置決めツールの探索領域及び探索パラメータが含まれていてもよい。前記検査パラメータには、複数の検査ツールの連携に関する情報が含まれていてもよい。前記検査パラメータには、第1検査ツールの検査結果に基づいて実行される第2検査ツールの検査パラメータが含まれていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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