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公開番号2024142221
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023054296
出願日2023-03-29
発明の名称環境形成装置
出願人エスペック株式会社
代理人個人
主分類G01N 17/00 20060101AFI20241003BHJP(測定;試験)
要約【課題】環境形成装置を柔軟に移動させる。
【解決手段】環境形成装置100は、所定の環境を形成する装置本体1と、装置本体1に設けられ、装置本体1を移動させるキャスタ4と、装置本体1の移動を所定のガイド方向へ案内するガイド6とを備えている。キャスタ4は、ボールキャスタである。ガイド6は、ガイド方向の1つである第1方向へ延びる第1ガイド6Aと、ガイド方向の1つであって第1方向とは異なる第2方向へ第1ガイド6Aから延びる第2ガイド6Bとを含む。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
環境形成装置であって、
所定の環境を形成する装置本体と、
前記装置本体に設けられ、前記装置本体を移動させるキャスタと、
前記装置本体の移動を所定のガイド方向へ案内するガイドとを備え、
前記キャスタは、ボールキャスタであり、
前記ガイドは、前記ガイド方向の1つである第1方向へ延びる第1ガイドと、前記ガイド方向の1つであって前記第1方向とは異なる第2方向へ前記第1ガイドから延びる第2ガイドとを含む環境形成装置。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
請求項1に記載の環境形成装置において、
前記ガイド方向に沿って延び、前記ガイド方向に交差する方向への前記装置本体の移動を制限する制限壁をさらに備え、
前記装置本体は、前記制限壁と接触し得る接触部を有し、
前記制限壁は、前記接触部が接触することによって前記ガイド方向に交差する方向への前記装置本体の移動を制限する環境形成装置。
【請求項3】
請求項2に記載の環境形成装置において、
前記第1ガイド及び前記第2ガイドのそれぞれは、一対の側壁を有して上方に開放するガイド溝によって形成され、
前記一対の側壁は、前記キャスタが所定の第1範囲で移動可能な溝幅を有し、
前記制限壁は、前記キャスタが前記溝幅の方向へ前記第1範囲を超えて移動した場合に前記接触部が接触する位置に配置されている環境形成装置。
【請求項4】
請求項3に記載の環境形成装置において、
前記一対の側壁のそれぞれの上端縁は、R面によって面取りされている環境形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
ここに開示された技術は、環境形成装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、試験のための特定の環境を形成する環境形成装置が知られている。例えば、特許文献1に開示された装置は、空調機器を備えた断熱槽を備えている。断熱槽の内部には試験室が区画されている。空調機器によって試験室内に特定の環境が形成される。
【0003】
さらに、断熱槽は、移動可能に構成されている。断熱槽は、移動することによって、補助装置に連結されたり、補助装置から離脱したりする。具体的には、断熱槽は、車輪を介してレールの上に載置されている。これにより、断熱槽は、レールに沿って移動する。補助装置には、被試験体が設置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-185267号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述のように、環境形成装置は、補助装置等と共に使用される場合もあり、そのために環境形成装置は移動可能に構成され得る。しかしながら、環境形成装置は重量物であるために、その移動は容易ではない。前述の装置では、車輪及びレールによって断熱槽が一方向に移動可能に構成されている。環境形成装置がさらに柔軟に移動できると、環境形成装置の利便性がさらに向上する。
【0006】
ここに開示された技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、環境形成装置を柔軟に移動させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
ここに開示された環境形成装置は、所定の環境を形成する装置本体と、前記装置本体に設けられ、前記装置本体を移動させるキャスタと、前記装置本体の移動を所定のガイド方向へ案内するガイドとを備え、前記キャスタは、ボールキャスタであり、前記ガイドは、前記ガイド方向の1つである第1方向へ延びる第1ガイドと、前記ガイド方向の1つであって前記第1方向とは異なる第2方向へ前記第1ガイドから延びる第2ガイドとを含む。
【発明の効果】
【0008】
前記環境形成装置によれば、環境形成装置を柔軟に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
補助装置から離脱させられた環境形成装置を側方から視た模式的な断面図である。
補助装置に連結された環境形成装置を側方から視た模式的な断面図である。
装置本体の底面図である。
キャスタを中心とする拡大図である。
ガイドを示す平面図である。
変形例に係るガイドを示す平面図である。
別の変形例に係るガイドを示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、補助装置9から離脱させられた環境形成装置100を側方から視た模式的な断面図である。図2は、補助装置9に連結された環境形成装置100を側方から視た模式的な断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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