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公開番号2025105216
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223623
出願日2023-12-28
発明の名称運転支援システム
出願人マレリ株式会社
代理人弁理士法人紀尾井坂テーミス
主分類G01C 21/36 20060101AFI20250703BHJP(測定;試験)
要約【課題】乗員への負荷を低減しつつ適切な支援を行う。
【解決手段】運転支援システム1は、取得した情報に基づいて、車両Vの内外の状況に関わる運転コンテクストを推定する運転コンテクスト推定部212と、前記運転コンテクストに基づいて支援の内容を決定する支援内容決定部213と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
取得した情報に基づいて、車両の内外の状況に関わる運転コンテクストを推定する運転コンテクスト推定部と、
前記運転コンテクストに基づいて支援の内容を決定する支援内容決定部と、を有する運転支援システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記支援内容決定部は、前記運転コンテクストで視界不良が推定された場合には、
カメラによる撮像画像から前記視界不良の影響を除いた加工画像の提示を、前記支援の内容として決定する、運転支援システム。
【請求項3】
請求項2において、
前記加工画像は、運転者から視認可能な範囲を表示範囲とする画像であり、
前記支援内容決定部は、前記車両の走行速度に基づいて、前記加工画像の表示範囲を調整する、運転支援システム。
【請求項4】
請求項1において、
前記支援内容決定部は、前記運転コンテクストで運転者の車外への意図伝達が推定された場合には、
車載機器の動作による車外への意図伝達を、前記支援の内容として決定する、運転支援システム。
【請求項5】
請求項4において、
前記車外への意図伝達のパターン毎に、意図伝達に用いる機器と当該機器の動作態様が規定されており、
前記支援内容決定部は、運転者の手の動き、運転者の表情、前記車両が走行している道路状況のうちの少なくとも1つを含む情報に基づいて、意図伝達のパターンを決定する、運転支援システム。
【請求項6】
請求項1において、
前記支援内容決定部は、前記運転コンテクストで前記状況の変更の必要性が推定された場合には、前記状況の変更に関わる情報の提示を、前記支援の内容として決定する、運転支援システム。
【請求項7】
請求項6において、
乗員の欲求傾向を特定するための質問を提示して、前記質問に対する回答を取得する対話部と、
前記質問に対する回答に基づいて提示する情報を決定する提示情報決定部と、を有する運転支援システム。
【請求項8】
請求項7において、
前記質問に対する回答は、スコア値が異なる複数の選択肢の中から選択される1つの選択肢であり、
前記提示情報決定部は、選択された選択肢のスコアに基づいて提示する情報を決定する、運転支援システム。
【請求項9】
請求項8において、
提示する情報を記憶する欲求傾向相関テーブルを有し、
前記質問は複数用意されており、
前記欲求傾向相関テーブルでは、前記複数の質問の各々に対する選択肢のスコア値が、前記乗員の欲求傾向を示す検索コードして、欲求傾向に沿う複数の情報と関連付けて登録されており、
前記提示情報決定部は、前記複数の質問に対する回答のスコア値の組合せが合致する情報の少なくとも1つを、提示する情報として決定する、運転支援システム。
【請求項10】
請求項1において、
前記支援内容決定部は、前記運転コンテクストで前記車両の乗員への支援の必要性が推定された場合には、
必要な支援に応じて決まる車載機器の操作を、前記支援の内容として決定する、運転支援システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転支援システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ユーザの発話とその後の会話を通じて、ユーザが興味を持つ可能性がある情報を提示する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-162705号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年の車載機器の多様化に伴い、乗員が車載機器を操作する機会が増えている。車載機器を操作する機会が増えると、車載機器の操作が乗員にとって手間となる場合もある。
特許文献1の場合、情報の提示の前提として、ユーザの発話による要請を必要とする。今後の自動運転化などを考慮すれば、車載機器の操作などに、乗員が直接関与する機会は可能な限り少ないことが好ましい。
そこで、乗員への負荷を低減しつつ、適切な支援を行える運転支援システムが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、
取得した情報に基づいて、車両の内外の状況に関わる運転コンテクストを推定する運転コンテクスト推定部と、
前記運転コンテクストに基づいて支援の内容を決定する支援内容決定部と、を有する構成の運転支援システムとした。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、乗員への負荷を低減しつつ、適切な支援を行える運転支援システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る運転支援システムの概略構成を説明する図である。
車両の車室内から車両の前方側を見た様子を模式的に示した図である。
スリット内の赤外線カメラの配置を説明する図である。
支援内容の決定に用いる相関データの一例を説明する図である。
提示情報データベースの一例を説明する図である。
欲求傾向相関テーブルの一例を説明する図である。
処理ユニットで実施される基本処理を説明するフローチャートである。
視界不良の場合のシチュエーションを説明する模式図である。
歩行者が横断歩道を渡ろうとしている場合のシチュエーションを説明する模式図である。
すれ違いが困難な道で道を譲る場合のシチュエーションを説明する模式図である。
給油が必要な場合の休息の提案のシチュエーションを説明する模式図である。
休息の提案のシチュエーションを説明する模式図である。
操作アイコンの変更のシチュエーションを説明する模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態に係る運転支援システム1を説明する。
図1は、実施形態に係る運転支援システム1の概略構成を説明する図である。
運転支援システム1は、車両Vに搭載された処理装置2と、通信ユニット3と、入出力装置4と、各種のセンサ5と、各種の車載機器6と、処理装置2がネットワークNTを介して接続する支援サーバSV1と、を含んで構成される。
ここで車両Vは、エンジンの駆動力で走行するエンジン車両、モータの駆動力で走行する電動車両、エンジンとモータの駆動力で駆動するハイブリッド車両が例示される。
【0009】
処理装置2は、処理ユニット21と、記憶ユニット22と、入出力ポート(I/O)23と、を有する。処理ユニット21と、記憶ユニット22と、入出力ポート23は、バス20を介して互いに接続されている。
入出力ポート23には、通信ユニット3、入出力装置4、複数のセンサ5、複数の車載機器6、などが車両ネットワークを介して接続されている。
【0010】
通信ユニット3は、無線、有線、そして携帯電話通信網などを介して、ネットワークNTに接続する機能を有する。処理装置2は、通信ユニット3を介してネットワークNTに接続する。そして、ネットワークNTに接続された支援サーバSV1や、複数の情報提供サーバSVnから、各種の情報を取得可能である。
ここで、情報提供サーバとは、天気予報、交通情報、地図情報、観光地情報、観光施設情報、飲食店情報、給油・給電設備情報などを提供可能なサーバである。公的、私的何れのサーバであっても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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