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公開番号
2024145334
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023057636
出願日
2023-03-31
発明の名称
鋳造品の管理システム
出願人
新東工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B22D
46/00 20060101AFI20241004BHJP(鋳造;粉末冶金)
要約
【課題】鋳造品の不良に対する対策の決定に利用可能な情報を出力できる技術を提供する。
【解決手段】鋳造品の管理システムは、検査された鋳造品の不良に関する情報を入力端末から取得する取得部と、取得部が取得した不良に関する情報と、鋳造品が製造された時期に関する情報とを関連付けて記憶するデータベースと、データベースを参照して、前記不良に関する情報の時系列の推移を出力する出力部とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
検査された鋳造品の不良に関する情報を入力端末から取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記不良に関する情報と、前記鋳造品が製造された時期に関する情報とを関連付けて記憶するデータベースと、
前記データベースを参照して、前記不良に関する情報の時系列の推移を出力する出力部と、
を備える、
鋳造品の管理システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記不良に関する情報は、前記鋳造品における前記不良の位置に関する情報を含む、
請求項1に記載の鋳造品の管理システム。
【請求項3】
前記鋳造品の外観を前記入力端末に表示させる端末表示部を更に備え、
前記取得部は、前記不良の位置に関する情報として、前記入力端末に表示された前記鋳造品上に指定された前記不良の位置を取得する、
請求項2に記載の鋳造品の管理システム。
【請求項4】
前記出力部は、前記鋳造品の外観と前記不良の位置を含む映像を出力する、
請求項2又は3に記載の鋳造品の管理システム。
【請求項5】
前記映像は、前記鋳造品が製造された時期に関する情報に基づいた順番で表示される複数の静止画像を含む、
請求項4に記載の鋳造品の管理システム。
【請求項6】
前記データベースは、前記鋳造品の製造工程の変更が行われた時期に関する情報と、前記製造工程の変更の内容に関する情報と、前記鋳造品の仕様に関する情報と、前記不良の位置に関する情報とを関連付けて記憶し、
前記出力部は、前記データベースを参照して、前記不良の位置の時系列の推移とともに、前記鋳造品の製造工程の変更が行われた時期に関する情報と、前記製造工程の変更の内容に関する情報と、前記鋳造品の仕様に関する情報とを出力する、
請求項2に記載の鋳造品の管理システム。
【請求項7】
前記データベースは、前記鋳造品の製造工程の変更が行われた時期に関する情報と、前記製造工程の変更の内容に関する情報と、前記不良に関する情報とを関連付けて記憶し、
前記出力部は、前記データベースを参照して、前記不良に関する情報の時系列の推移とともに、前記鋳造品の製造工程の変更が行われた時期に関する情報と、前記製造工程の変更の内容に関する情報とを出力する、
請求項1に記載の鋳造品の管理システム。
【請求項8】
前記製造工程は、前記鋳造品の不良に対する対策によって変更される、
請求項6又は7に記載の鋳造品の管理システム。
【請求項9】
前記不良に関する情報は、前記鋳造品は不良を含まないことを示す情報、前記鋳造品は修繕が可能な不良を含むことを示す情報、及び、前記鋳造品は、修繕が不可能な不良を含むことを示す情報のうち一つを含む、
請求項1~3の何れか一項に記載の鋳造品の管理システム。
【請求項10】
前記データベースは、前記取得部が取得した前記不良に関する情報と、前記鋳造品が製造された時期に関する情報と、前記鋳造品の仕様に関する情報とを関連付けて記憶し、
前記出力部は、前記データベースを参照して、前記不良に関する情報の時系列の推移とともに、前記鋳造品の仕様に関する情報を出力する、
請求項9に記載の鋳造品の管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、鋳造品の管理システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、鋳造欠陥の原因及び対策を推論する装置を開示する。この装置は、鋳造条件を用いることなしに、内部もしくは表面に発生する空孔又は割れ、表面状態の不良、及び、寸法又は形状不良などの欠陥の少なくとも1つについて、計算機を利用して、原因及び対策を推論する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-32131号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の装置は、不良が発生した時点の状況から対策を提供することができるものの、より効果的な対策を提供するためには改善の余地がある。本開示は、鋳造品の不良に対する対策の決定に利用可能な情報を出力できる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
鋳造品の管理システムは、検査された鋳造品の不良に関する情報を入力端末から取得する取得部と、取得部が取得した不良に関する情報と、鋳造品が製造された時期に関する情報とを関連付けて記憶するデータベースと、データベースを参照して、前記不良に関する情報の時系列の推移を出力する出力部とを備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、鋳造品の不良に対する対策の決定に利用可能な情報を出力できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、鋳造品の管理システムの構成の一例を示すブロック図である。
図2は、入力端末に出力される画面の一例を示す図である。
図3は、一つの例示的実施形態に係る表示端末に出力される映像である。
図4は、別の例示的実施形態に係る表示端末に出力される映像である。
図5は、更に別の例示的実施形態に係る表示端末に出力される映像である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の概要]
最初に、本開示の実施形態の概要を説明する。
【0009】
(条項1) 検査された鋳造品の不良に関する情報を入力端末から取得する取得部と、前記取得部が取得した前記不良に関する情報と、前記鋳造品が製造された時期に関する情報とを関連付けて記憶するデータベースと、前記データベースを参照して、前記不良に関する情報の時系列の推移を出力する出力部と、を備える、鋳造品の管理システム。
【0010】
条項1に係る鋳造品の管理システムにおいては、鋳造品の不良に関する情報と鋳造品が製造された時期に関する情報とが関連付けられてデータベースに記憶される。そして、出力部によってデータベースが参照され、不良に関する情報の時系列の推移が出力される。不良に関する情報の時系列の推移は、不良の発生状況及び傾向を含むため、不良対策の優先順位の判断に利用され得る。よって、管理システムは、鋳造品の不良に対する対策の決定に利用可能な情報を出力できる。
(【0011】以降は省略されています)
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