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公開番号2024144963
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023057161
出願日2023-03-31
発明の名称コネクタ装置
出願人ナブテスコサービス株式会社
代理人個人
主分類H01R 13/52 20060101AFI20241004BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】分離状態のコネクタ部の一方に水が付着した状態で他方が接続された場合にも使用可能なコネクタ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ある態様のコネクタ装置100は、N個(Nは2以上の整数)のメス型端子11が設けられる第1端子面10を有する第1コネクタ部1と、N個のオス型端子21が設けられる第2端子面20を有し、第1コネクタ部1に対して鉛直上方向に相対移動して第1コネクタ部1と電気接続される第2コネクタ部2と、を備える。N個のメス型端子11の各々の周囲、及び、N個のオス型端子21の各々の周囲の少なくとも一方に設けられ、第2コネクタ部2が鉛直上方向に相対移動して電気接続されるときに、対向面に押し付けられて、第2端子面20上のN個のオス型端子21の周囲に形成された水膜を破壊可能である防水機構5が設けられる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
N個(Nは2以上の整数)のメス型端子が設けられる第1端子面を有する第1コネクタ部と、
前記N個のオス型端子が設けられる第2端子面を有し、前記第1コネクタ部に対して鉛直上方向に相対移動して前記第1コネクタ部と電気接続される第2コネクタ部と、
を備え、
前記N個のメス型端子の各々の周囲、及び、前記N個のオス型端子の各々の周囲の少なくとも一方に設けられ、前記第2コネクタ部が鉛直上方向に相対移動して電気接続されるときに、対向面に押し付けられて、前記第2端子面上の前記N個の前記オス型端子の周囲に形成された水膜を破壊可能である防水機構が設けられるコネクタ装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記防水機構は、
前記第2端子面から突出し、前記N個の前記オス型端子の各々の周囲を覆うように設けられる第2防水部材と、
前記第1端子面から突出し、前記N個の前記メス型端子の各々の周囲を覆うように設けられる第1防水部材と、
を含む、請求項1に記載のコネクタ装置。
【請求項3】
前記第2防水部材は、
電気接続されたときに前記第1防水部材と当接する当接面と、
前記当接面に連続して設けられ、前記当接面に対して鉛直方向下向きに傾斜するテーパ面と、
を有する、請求項2に記載のコネクタ装置。
【請求項4】
前記第2コネクタ部は、電気接続された状態で、前記メス型端子に対して前記オス型端子を鉛直上方向に付勢する付勢部材を有する、請求項1に記載のコネクタ装置。
【請求項5】
前記第1コネクタ部は、前記第1端子面に設けられる第1案内部材を有し、
前記第2コネクタ部は、前記第2端子面に設けられ、鉛直上方向に相対移動するとき、前記第1案内部材と接触して前記第1コネクタ部に対する相対位置を案内する第2案内部材を有し、
前記第2案内部材の先端部は、電気接続時に前記第1端子面と当接する、請求項1に記載のコネクタ装置。
【請求項6】
前記第2案内部材は、前記N個の前記オス型端子の外周を囲む中空筒状を有する、請求項5に記載のコネクタ装置。
【請求項7】
前記第2端子面に排水孔が設けられる、請求項1に記載のコネクタ装置。
【請求項8】
前記防水機構は、樹脂材料、又は、ゴム材料から構成される、請求項1に記載のコネクタ装置。
【請求項9】
200Vの交流電圧を供給するコネクタである、請求項1に記載のコネクタ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
電気配線に使用されるコネクタが知られている。例えば、特許文献1には、ケーブルを電気接続するためのコネクタであって電気自動車に使用されるコネクタの技術が記載されている。このコネクタは、外部からの液体の侵入を防ぐ防水パッキンと、メス側とオス側とが嵌合固定されて防水機能を発揮する防水機構と、動力線と制御線の間に設けられたシールド壁とを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-177740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コネクタは、水にさらされる環境で使用されることがある。コネクタの複数の端子間が水によって導通すると、リークやショートなどの不具合を生じる。特許文献1には、電気自動車向けのコネクタ技術が開示されており、端子の周囲にシールを設けることと、端子間に凸形状のシールド壁を設けて沿面距離を延ばす技術思想が開示されている。
【0005】
特許文献1に記載の技術は、コネクタが接続されていない分離状態で水にさらされる状況が想定されていないため、分離状態のコネクタの一方に水が付着した状態で他方が接続された場合に、水が端子間のシールド壁を超えて端子間がショートするおそれがある。
【0006】
本発明は、こうした課題に鑑みてなされたものであり、分離状態のコネクタ部の一方に水が付着した状態で他方が接続された場合にも使用可能なコネクタ装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある態様のコネクタ装置は、N個(Nは2以上の整数)のメス型端子が設けられる第1端子面を有する第1コネクタ部と、N個のオス型端子が設けられる第2端子面を有し、第1コネクタ部に対して鉛直上方向に相対移動して第1コネクタ部と電気接続される第2コネクタ部と、を備える。N個のメス型端子の各々の周囲、及び、N個のオス型端子の各々の周囲の少なくとも一方に設けられ、第2コネクタ部が鉛直上方向に相対移動して電気接続されるときに、対向面に押し付けられて、第2端子面上のN個のオス型端子の周囲に形成された水膜を破壊可能である防水機構が設けられる。
【0008】
なお、以上の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、プログラム、プログラムを記録した一時的なまたは一時的でない記憶媒体、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、分離状態のコネクタ部の一方に水が付着した状態で他方が接続された場合にも使用可能なコネクタ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態のコネクタ装置が適用された立体駐車装置を示す側面図である。
図1の立体駐車装置を示す別の側面図である。
図1のコネクタ装置の第1コネクタユニットを示す断面図である。
図1のコネクタ装置の第2コネクタユニットを示す断面図である。
接続状態の第1コネクタユニットと第2コネクタユニットとを示す断面図である。
図3の第1コネクタ部を示す断面図である。
図4の第2コネクタ部を示す断面図である。
接続状態の第1コネクタ部と第2コネクタ部とを示す断面図である。
図1のコネクタ装置の防水機構を模式的に示す図である。
変形例のコネクタ装置の防水機構を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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