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公開番号2024144467
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2024116878,2021163347
出願日2024-07-22,2021-10-04
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類B60L 53/16 20190101AFI20241003BHJP(車両一般)
要約【課題】コネクタロック装置を備えた充電設備を用いた外部充電において、ユーザの利便性を向上させることである。
【解決手段】DCリッドが開かれた状態で、時刻t11においてドアロック操作が行なわれる。これにより、照合ECUからボディECUにドアロック指令が送られる。ボディECUは、ドアロック指令に応じてドアロック装置をロック状態に移行させる一方で、DCリッドのリッドロック装置はアンロック状態のままにする。時刻t12において、ユーザによりDC充電を開始するための開始操作がなされと、ボディECUは、DCリッドのリッドロック装置をロック状態に移行させる。時刻t13においてDC充電が完了すると、ボディECUは、DCリッドのリッドロック装置はアンロック状態にする。時刻t14においてDCリッドが閉められる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
車両の外部に設けられる第1充電設備により供給される電力を用いて車載の蓄電装置を充電する第1外部充電を実行可能に構成された車両であって、
前記第1充電設備の第1コネクタを接続可能に構成された第1受電口と、
前記第1受電口に設けられる第1リッドと、
前記第1リッドを施錠状態と開錠状態とに切り替えるように構成された第1リッドロック装置と、
前記第1リッドロック装置を施錠状態または開錠状態に制御する制御装置とを備え、
前記車両の乗降用ドアが施錠された場合において、前記制御装置は、
前記第1リッドが閉じられているときには、前記乗降用ドアの施錠に連動させて、前記第1リッドロック装置を施錠状態にし、
前記第1リッドが開かれているときには、
前記第1外部充電が開始されるまで前記第1リッドロック装置を開錠状態にし、
前記第1外部充電が開始された際に前記第1リッドロック装置を施錠状態にし、
前記第1外部充電が完了した際に前記第1リッドロック装置を開錠状態にする、車両。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記第1充電設備は、前記第1コネクタと前記第1受電口との接続を施錠状態と開錠状態とに切り替えるように構成された第1コネクタロック装置を含み、
前記第1受電口は、
前記第1外部充電の実行時には、前記第1コネクタロック装置によって、前記第1コネクタとの接続が施錠状態にされ、
前記第1外部充電が完了すると、前記第1コネクタロック装置によって、前記第1コネクタとの接続が開錠状態にされる、請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記第1リッドロック装置への作動電力の供給および遮断を切り替えるリレーをさらに備え、
前記制御装置は、前記リレーを制御することにより、前記第1リッドロック装置を施錠状態または開錠状態に制御する、請求項2に記載の車両。
【請求項4】
前記車両は、さらに、車両の外部に設けられる第2充電設備により供給される電力を用いて、前記蓄電装置を充電する第2外部充電を実行可能に構成され、
前記第2充電設備の第2コネクタを接続可能に構成された第2受電口と、
前記第2受電口に設けられる第2リッドと、
前記第2リッドを施錠状態と開錠状態とに切り替えるように構成された第2リッドロック装置と、
前記第2コネクタと前記第2受電口との接続を施錠状態と開錠状態とに切り替えるように構成された第2コネクタロック装置とを、さらに備え、
前記第2リッドロック装置および前記第2コネクタロック装置は、前記リレーを通じて作動電力を受けるように構成される、請求項3に記載の車両。
【請求項5】
前記第1外部充電は直流充電であり、前記第2外部充電は交流充電である、請求項4に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に関し、特に、車両の外部に設けられる充電設備により車載の蓄電装置を充電する外部充電を実行可能に構成された車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特開2020-114040号公報(特許文献1)には、外部充電を実行可能に構成された車両が開示されている。この車両は、ドアロック装置に連動してリッドロック装置およびコネクタロック装置を作動させることができるとともに、各ロック装置への作動電力の供給および遮断を切り替えるリレーが共通化されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-114040号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
充電設備の充電コネクタと、車両のインレットとの接続をロック状態にするコネクタロック装置が充電設備に設けられることがある。コネクタロック装置を備えた充電設備は、外部充電が完了すると、充電コネクタとインレットとの接続を解除する。これによって、ユーザは、インレットから充電コネクタを取り外すことが可能となる。
【0005】
ここで、外部充電中に車から離れるような場合には、ユーザは、ドアを施錠していくことが一般的である。そして、車両に戻ったときに外部充電が完了していれば、ユーザは、充電コネクタをインレットから取り外してリッドを閉める。
【0006】
しかしながら、たとえば特許文献1に開示された車両のように、ドアロック装置に連動してリッドロック装置がロック状態になると、ユーザがリッドを閉めようとしても、リッドロック装置がロック状態であるため、リッドを閉めることができない。リッドロック装置をアンロック状態にするためには、ドアを解錠しなければならず、ユーザの利便性の観点から改善の余地があった。
【0007】
本開示は上記課題を解決するためになされたものであり、本開示の目的は、コネクタロック装置を備えた充電設備を用いた外部充電において、ユーザの利便性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示のある局面に係る車両は、車両の外部に設けられる第1充電設備により供給される電力を用いて車載の蓄電装置を充電する第1外部充電を実行可能に構成される。車両は、第1充電設備の第1コネクタを接続可能に構成された第1受電口と、第1受電口に設けられる第1リッドと、第1リッドを施錠状態と開錠状態とに切り替えるように構成された第1リッドロック装置と、第1リッドロック装置を施錠状態または開錠状態に制御する制御装置とを備える。車両の乗降用ドアが施錠された場合において、制御装置は、第1リッドが閉じられているときには、乗降用ドアの施錠に連動させて、第1リッドロック装置を施錠状態にし、第1リッドが開かれているときには、第1外部充電が開始されるまで第1リッドロック装置を開錠状態にし、第1外部充電が開始された際に第1リッドロック装置を施錠状態にし、第1外部充電が完了した際に第1リッドロック装置を開錠状態にする。
【0009】
上記構成によれば、車両の乗降用ドアが施錠された場合であっても、第1リッドが開かれているときには、制御装置は、第1リッドロック装置を乗降用ドアの施錠に連動させない。制御装置は、第1外部充電が開始されるまで第1リッドロック装置を開錠状態にすることで、ユーザは、この段階でも第1リッドを閉めることができる。そして、制御装置は、第1外部充電が開始されると第1リッドロック装置を施錠状態にし、第1外部充電が完了すると第1リッドロック装置を開錠状態にする。第1外部充電の完了とともに第1リッドロック装置が開錠状態になるので、第1受電口から第1コネクタを抜き取ったユーザは、何らの操作を要せずに第1リッドを閉めることができる。それゆえに、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0010】
ある実施の形態においては、第1充電設備は、第1コネクタと第1受電口との接続を施錠状態と開錠状態とに切り替えるように構成された第1コネクタロック装置を含む。第1受電口は、第1外部充電の実行時には、第1コネクタロック装置によって、第1コネクタとの接続が施錠状態にされ、第1外部充電が完了すると、第1コネクタロック装置によって、第1コネクタとの接続が開錠状態にされる。
(【0011】以降は省略されています)

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