TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024144354
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2024052197
出願日2024-03-27
発明の名称塩、酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
出願人住友化学株式会社
代理人個人,個人
主分類G03F 7/004 20060101AFI20241003BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ラインエッジラフネス(LER)が良好なレジストパターンを製造する。
【解決手段】式(I)で表される塩を含有する酸発生剤。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024144354000187.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">23</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image>
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
式(I)で表される塩を含有する酸発生剤。
JPEG
2024144354000178.jpg
25
170
[式(I)中、


、Q

、R

及びR

は、それぞれ独立に、水素原子、フッ素原子、炭素数1~6のアルキル基又は炭素数1~6のペルフルオロアルキル基を表す。
zは、0~6のいずれかの整数を表し、zが2以上のとき、複数のR

及びR

は互いに同一であっても異なってもよい。


は、*-CO-O-、*-O-CO-、*-O-CO-O-又は*-O-を表し、*は、C(R

)(R

)又はC(Q

)(Q

)との結合部位を表す。


及びL

は、それぞれ独立に、単結合又は置換基を有してもよい炭素数1~28の炭化水素基を表し、該炭化水素基に含まれる-CH

-は、-O-、-S-、-SO

-又は-CO-に置き換わっていてもよい。


は、以下で表される環を表し、該環に含まれる-CH

-は、-CO-に置き換わっていてもよく、該環に含まれる水素原子は、炭素数1~6のアルキル基又はヒドロキシ基に置き換わっていてもよい。2つの*は、一方がL

又はX

との結合部位を表し、他方がL

又はAr

との結合部位を表す。
JPEG
2024144354000179.jpg
31
170
Ar

は、炭素数6~10の芳香族炭化水素基又は炭素数4~9の複素環式芳香族炭化水素基を表す。


は、*-O-R
10
、*-O-CO-R
10
、*-O-CO-O-R
10
又は*-O-L
10
-CO-O-R
10
を表し、*は、Ar

との結合部位を表す。

10
は、炭素数1~6のアルカンジイル基を表す。

10
は、置換基を有してもよい炭素数3~18の脂環式炭化水素基を表し、該脂環式炭化水素基に含まれる-CH

-の1つは、-CO-又は式(R
10
-1)で表される基に置き換わっている。


は、ハロゲン原子、ニトロ基、炭素数1~12のハロアルキル基又は炭素数1~18の炭化水素基を表し、該炭化水素基は、置換基を有してもよく、該ハロアルキル基及び該炭化水素基に含まれる-CH

-は、-O-、-CO-、-S-又は-SO

-で置き換わっていてもよい。
続きを表示(約 3,300 文字)【請求項2】
Ar

は、ベンゼン環、ナフタレン環、フラン環又はチオフェン環に由来する基である請求項1に記載の酸発生剤。
【請求項3】


は、*-CO-O-又は*-O-CO-である請求項1に記載の酸発生剤。
【請求項4】
m4は、1以上の整数であり、少なくとも1つのR

は、ヨウ素原子である請求項1に記載の酸発生剤。
【請求項5】

10
は、置換基を有してもよい炭素数3~18の脂環式炭化水素基を表し、該脂環式炭化水素基に含まれる-CH

-の1つは、式(R
10
-1)で表される基に置き換わっており、該基に含まれるR
f1
及びR
f2
は、フッ素原子である請求項1に記載の酸発生剤。
【請求項6】

10
は、置換基を有してもよい炭素数3~18の脂環式炭化水素基を表し、該脂環式炭化水素基に含まれる-CH

-の1つは、-CO-に置き換わっている請求項1に記載の酸発生剤。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の酸発生剤を含有するレジスト組成物。
【請求項8】
酸不安定基を有する構造単位を含む樹脂をさらに含有し、
前記酸不安定基を有する構造単位が、式(a1-0)で表される構造単位、式(a1-1)で表される構造単位及び式(a1-2)で表される構造単位からなる群より選ばれる少なくとも1種を含む請求項7に記載のレジスト組成物。
JPEG
2024144354000181.jpg
45
170
[式(a1-0)、式(a1-1)及び式(a1-2)中、

a01
、L
a1
及びL
a2
は、それぞれ独立に、-O-又は*-O-(CH


k1
-CO-O-を表し、k1は1~7のいずれかの整数を表し、*は-CO-との結合部位を表す。

a01
、R
a4
及びR
a5
は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子又はハロゲン原子を有していてもよい炭素数1~6のアルキル基を表す。

a02
、R
a03
及びR
a04
は、それぞれ独立に、炭素数1~8のアルキル基、炭素数3~18の脂環式炭化水素基、炭素数6~18の芳香族炭化水素基又はこれらを組み合わせた基を表す。

a6
及びR
a7
は、それぞれ独立に、炭素数1~8のアルキル基、炭素数2~8のアルケニル基、炭素数3~18の脂環式炭化水素基、炭素数6~18の芳香族炭化水素基又はこれらを組合せた基を表す。
m1は、0~14のいずれかの整数を表す。
n1は、0~10のいずれかの整数を表す。
n1′は、0~3のいずれかの整数を表す。]
【請求項9】
酸不安定基を有する構造単位を含む樹脂をさらに含有し、
前記酸不安定基を有する構造単位を含む樹脂が、式(a2-A)で表される構造単位をさらに含む請求項7に記載のレジスト組成物。
JPEG
2024144354000182.jpg
45
170
[式(a2-A)中、

a50
は、水素原子、ハロゲン原子又はハロゲン原子を有していてもよい炭素数1~6のアルキル基を表す。

a51
は、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、炭素数1~6のアルキル基、炭素数1~6のアルコキシ基、炭素数2~12のアルコキシアルキル基、炭素数2~12のアルコキシアルコキシ基、炭素数2~4のアルキルカルボニル基、炭素数2~4のアルキルカルボニルオキシ基、アクリロイルオキシ基又はメタクリロイルオキシ基を表す。

a50
は、単結合又は*-X
a51
-(A
a52
-X
a52

nb
-を表し、*は-R
a50
が結合する炭素原子との結合部位を表す。

a52
は、炭素数1~8のアルカンジイル基を表す。

a51
及びX
a52
は、それぞれ独立に、-O-、-CO-O-又は-O-CO-を表す。
nbは、0又は1を表す。
mbは、0~4のいずれかの整数を表す。mbが2以上のとき、複数のR
a51
は互いに同一であっても異なっていてもよい。]
【請求項10】
酸不安定基を有する構造単位を含む樹脂をさらに含有し、
前記酸不安定基を有する構造単位を含む樹脂が、式(a3-1)で表される構造単位、式(a3-2)で表される構造単位、式(a3-3)で表される構造単位及び式(a3-4)で表される構造単位からなる群より選ばれる少なくとも1種をさらに含む請求項7に記載のレジスト組成物。
JPEG
2024144354000183.jpg
49
170
[式(a3-1)、式(a3-2)、式(a3-3)及び式(a3-4)中、

a4
、L
a5
及びL
a6
は、それぞれ独立に、-O-又は*-O-(CH


k3
-CO-O-(k3は1~7のいずれかの整数を表す。)で表される基を表し、*はカルボニル基との結合部位を表す。

a7
は、-O-、*-O-L
a8
-O-、*-O-L
a8
-CO-O-、*-O-L
a8
-CO-O-L
a9
-CO-O-又は*-O-L
a8
-O-CO-L
a9
-O-を表し、*はカルボニル基との結合部位を表す。

a8
及びL
a9
は、それぞれ独立に、炭素数1~6のアルカンジイル基を表す。

a18
、R
a19
、R
a20
及びR
a24
は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子又はハロゲン原子を有していてもよい炭素数1~6のアルキル基を表す。

a3
は、-CH

-又は酸素原子を表す。

a21
は、炭素数1~4の脂肪族炭化水素基を表す。

a22
、R
a23
及びR
a25
は、それぞれ独立に、カルボキシ基、シアノ基又は炭素数1~4の脂肪族炭化水素基を表す。
p1は、0~5のいずれかの整数を表し、p1が2以上のとき、複数のR
a21
は互いに同一であっても異なってもよい。
q1は、0~3のいずれかの整数を表し、q1が2以上のとき、複数のR
a22
は互いに同一であっても異なってもよい。
r1は、0~3のいずれかの整数を表し、r1が2以上のとき、複数のR
a23
は互いに同一であっても異なってもよい。
w1は、0~8のいずれかの整数を表し、w1が2以上のとき、複数のR
a25
は互いに同一であっても異なってもよい。]
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体の微細加工に用いられる酸発生剤用の塩、該塩を含む酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法に関する。
続きを表示(約 950 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、下記式で表される塩、及び該塩を酸発生剤として含有する組成物が記載されている。
【0003】
JPEG
2024144354000001.jpg
32
170
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-214551号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ラインエッジラフネス(LER)が良好なレジストパターンを形成することができる技術が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の発明を含む。
[発明1]
式(I)で表される塩を含有する酸発生剤。
【0007】
JPEG
2024144354000002.jpg
25
170
【0008】
[式(I)中、


、Q

、R

及びR

は、それぞれ独立に、水素原子、フッ素原子、炭素数1~6のアルキル基又は炭素数1~6のペルフルオロアルキル基を表す。
【0009】
zは、0~6のいずれかの整数を表し、zが2以上のとき、複数のR

及びR

は互いに同一であっても異なってもよい。


は、*-CO-O-、*-O-CO-、*-O-CO-O-又は*-O-を表し、*は、C(R

)(R

)又はC(Q

)(Q

)との結合部位を表す。
【0010】


及びL

は、それぞれ独立に、単結合又は置換基を有してもよい炭素数1~28の炭化水素基を表し、該炭化水素基に含まれる-CH

-は、-O-、-S-、-SO

-又は-CO-に置き換わっていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

住友化学株式会社
偏光板
1日前
住友化学株式会社
偏光板
1日前
住友化学株式会社
偏光板
1日前
住友化学株式会社
偏光板
1日前
住友化学株式会社
偏光板
1日前
住友化学株式会社
偏光板
1日前
住友化学株式会社
偏光板
1日前
住友化学株式会社
積層体
1日前
住友化学株式会社
積層フィルム
2日前
住友化学株式会社
被覆粒状肥料
11日前
住友化学株式会社
積層フィルム
2日前
住友化学株式会社
積層フィルム
2日前
住友化学株式会社
積層フィルム
2日前
住友化学株式会社
積層フィルム
2日前
住友化学株式会社
硬化性組成物
5日前
住友化学株式会社
硬化性組成物
5日前
住友化学株式会社
被覆粒状肥料
11日前
住友化学株式会社
偏光フィルム
1日前
住友化学株式会社
液状農薬組成物
12日前
住友化学株式会社
ポリヌクレオチド
11日前
住友化学株式会社
偏光板の製造方法
2日前
住友化学株式会社
積層体及び表示装置
1日前
住友化学株式会社
樹脂組成物及び成形体
5日前
住友化学株式会社
光学積層体の製造方法
1日前
住友化学株式会社
ヒトリガ科の昆虫由来細胞
11日前
住友化学株式会社
ブロック共重合体およびその利用
1日前
住友化学株式会社
積層体、偏光板および画像表示装置
1日前
住友化学株式会社
積層体、偏光板および画像表示装置
1日前
住友化学株式会社
積層体、偏光板および画像表示装置
1日前
住友化学株式会社
積層体、偏光板および画像表示装置
1日前
住友化学株式会社
フィルム、その製造方法及び偏光板
8日前
住友化学株式会社
積層フィルム、および、レトルトパウチ
1日前
住友化学株式会社
プロピレン樹脂組成物、および、成形体
5日前
住友化学株式会社
偏光フィルム、及び偏光フィルムの製造方法
1日前
住友化学株式会社
光吸収異方性膜、光学フィルム、及び光学積層体
3日前
住友化学株式会社
積層体及びそれを含む表示装置、並びに粘着剤層
1日前
続きを見る