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公開番号2024142870
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023055235
出願日2023-03-30
発明の名称電気自動車用の駆動ユニット
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類B60K 1/00 20060101AFI20241003BHJP(車両一般)
要約【課題】電気自動車用の駆動ユニットのハウジングに設けられたコネクタを保護する技術を提供する。
【解決手段】本明細書が開示する駆動ユニットは、走行用のモータと当該モータに電力を供給する電力制御装置の両方を収容するハウジングを備える。ハウジングの所定の側面に、ケーブル接続用のコネクタが設けられている。ハウジングの側面にて、コネクタの両隣にリブが設けられている。リブの並び方向からみたときにリブの輪郭の内側にコネクタが入っている。一対のリブが、駆動ユニットを取り付けるためのツールからコネクタを保護する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電気自動車用の駆動ユニットであり、
走行用のモータと前記モータに電力を供給する電力制御装置の両方を収容するハウジングを備えており、
前記ハウジングの側面に、ケーブル接続用のコネクタが設けられているととともに、前記コネクタの両隣にリブが設けられており、
前記リブの並び方向からみたときに前記リブの輪郭の内側に前記コネクタが入っている、駆動ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、電気自動車用の駆動ユニットに関する。本明細書における「電気自動車」には、走行用にモータとエンジンの両方を備えているハイブリッド車、燃料電池の電力でモータを駆動する燃料電池車が含まれ得る。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車は、走行用のモータと電力制御装置を備える。電力制御装置は、電源(バッテリや燃料電池など)の電力をモータの駆動に適した電力に変換する。電力制御装置の典型は、電源の直流電力をモータ駆動用の交流電力に変換するインバータである。特許文献1には、モータを収容するモータハウジングの上に電力制御装置が取り付けられている電気自動車が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-177954号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
モータと電力制御装置を一つのハウジングに収容することが検討されている。その場合、ハウジングの側面に電気コネクタが備えられる。一方、駆動ユニットの周囲には様々なデバイスが配置されるため、駆動ユニットを組み付ける際に様々なツールが用いられる。ツールがコネクタに接触するとコネクタがダメージを受けるおそれがある。本明細書は、ハウジングのコネクタを保護する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する駆動ユニットは、走行用のモータと当該モータに電力を供給する電力制御装置の両方を収容するハウジングを備える。ハウジングの側面に、ケーブル接続用のコネクタが設けられているととともに、コネクタの両隣にリブが設けられている。リブの並び方向からみたときにリブの輪郭の内側にコネクタが入っている。一対のリブが、ツールからコネクタを保護する。
【0006】
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施例の駆動ユニットが搭載された電気自動車のフロントコンパートメントの平面図である。
ハウジングのコネクタ周辺を図1の矢印IIの方向から見た図である。
図3(A)は、コネクタ周辺を図1の矢印IIIAの方向からみた図である。図3(B)は、コネクタ周辺を図1の矢印IIIBの方向からみた図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図面を参照して実施例の駆動ユニット10を説明する。駆動ユニット10は、ハイブリッド車2のフロントコンパートメントに搭載されている。図1に、ハイブリッド車2のフロントコンパートメントの平面図を示す。図1では、理解を助けるために、ハイブリッド車2の車体2aは仮想線で描いてあり、フロントコンパートメントの内部が見えるようにしてある。
【0009】
図中の座標系のX、Y、Z軸は、それぞれ、車体2aの前後方向、車幅方向、上下方向を意味する。+X方向が車体2aの前方に相当し、+Z方向が上方に相当する。
【0010】
駆動ユニット10は、エンジン3とモータ21で構成される。モータ21は、電力制御装置22とともにハウジング20に収容されている。詳しい説明は省略するが、エンジン3とモータ21のトルクは合成され、車軸6を介して前輪7a、7bに伝達される。走り出すときは、エンジン3は停止し、モータ21の駆動力のみが前輪7a、7bに伝達される。エンジン3とモータ21の駆動力を合成したり分割したりするギアセットもハウジング20に収容されているが、その図示と説明は省略する。ハウジング20には、デファレンシャルギアが収容されていてもよい。エンジン3とハウジング20を含む駆動ユニット10は、フロントコンパートメント内にて、一対のサイドメンバ4a、4bに固定される。
(【0011】以降は省略されています)

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