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公開番号2024142603
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023054811
出願日2023-03-30
発明の名称判定装置、動画配信システム、判定方法及びプログラム
出願人シチズン時計株式会社
代理人個人,個人
主分類G06V 40/16 20220101AFI20241003BHJP(計算;計数)
要約【課題】人物が撮影された動画が合成動画であるか否かを判定する。
【解決手段】判定装置が、人物が撮影された動画を取得する動画取得部と、動画に含まれる人物の所定の部位を示す領域を抽出する領域抽出部と、領域から脈波を検出する脈波検出部と、脈波の検出結果に基づいて動画が機械学習モデルにより生成された合成動画であるか否かを判定する動画判定部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
人物が撮影された動画を取得するように構成されている動画取得部と、
前記動画に含まれる前記人物の所定の部位を示す領域を抽出するように構成されている領域抽出部と、
前記領域から脈波を検出するように構成されている脈波検出部と、
前記脈波の検出結果に基づいて前記動画が機械学習モデルにより生成された合成動画であるか否かを判定するように構成されている動画判定部と、
を備える判定装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の判定装置であって、
前記動画判定部は、前記領域から前記脈波が検出されなかったとき、前記動画が前記合成動画であると判定するように構成されている、
判定装置。
【請求項3】
請求項2に記載の判定装置であって、
前記部位は、前記人物の頬である、
判定装置。
【請求項4】
請求項1に記載の判定装置であって、
前記領域抽出部は、前記人物の異なる部位を示す複数の領域を抽出するように構成されており、
前記動画判定部は、前記複数の領域それぞれにおける前記脈波の検出結果に基づいて、前記動画が前記合成動画であるか否かを示すスコアを計算するように構成されている、
判定装置。
【請求項5】
請求項4に記載の判定装置であって、
前記動画判定部は、前記人物の頬における前記脈波の検出結果に基づく前記スコアを、前記人物の額又は前記人物の首における前記脈波の検出結果により補正するように構成されている、
判定装置。
【請求項6】
請求項5に記載の判定装置であって、
前記スコアは、値が小さいほど前記動画が前記合成動画であることを示し、
前記動画判定部は、前記額を示す前記領域から前記脈波が検出されたとき、前記スコアの値を大きくし、前記額を示す前記領域から前記脈波が検出されなかったとき、前記スコアの値を小さくするように構成されている、
判定装置。
【請求項7】
請求項6に記載の判定装置であって、
前記動画判定部は、前記首を示す前記領域から前記脈波が検出されなかったとき、前記スコアの値を小さくするように構成されている、
判定装置。
【請求項8】
請求項4に記載の判定装置であって、
前記脈波に基づいて前記人物の感情を判定するように構成されている感情判定部をさらに備え、
前記動画判定部は、前記複数の領域それぞれにおける前記感情の判定結果に基づいて前記スコアを補正するように構成されている、
判定装置。
【請求項9】
請求項8に記載の判定装置であって、
前記スコアは、値が小さいほど前記動画が前記合成動画であることを示し、
前記動画判定部は、前記人物の頬における前記感情の判定結果と前記人物の首における前記感情の判定結果とが異なるとき、前記スコアの値を小さくするように構成されている、
判定装置。
【請求項10】
請求項9に記載の判定装置であって、
前記感情判定部は、複数の時点における前記感情を判定するように構成されており、
前記動画判定部は、前記複数の時点それぞれにおける前記感情の判定結果が異なるとき、前記スコアの値を小さくするように構成されている、
判定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、判定装置、動画配信システム、判定方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
インターネット等を利用して様々な電子データを複数のユーザで共有可能な情報通信サービスが利用されている。この種の情報通信サービスでは、ユーザの誤解や悪意により虚偽情報が投稿され、拡散されることがある。
【0003】
例えば、特許文献1には、投稿されたメッセージから所定の内容に対する所定の否定語を含むメッセージを検出することで、所定の内容に虚偽情報が含まれるか否かを判定する情報判定装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-5057号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、投稿された電子データ自体から虚偽情報が含まれるか否かを判定することはできない。例えば、特許文献1では、所定の内容を否定するメッセージを検出しなければ、所定の内容に虚偽情報が含まれることを判定できない。
【0006】
本開示の一態様は、人物が撮影された動画が合成動画であるか否かを判定する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様による判定装置は、人物が撮影された動画を取得する動画取得部と、動画に含まれる人物の所定の部位を示す領域を抽出する領域抽出部と、領域から脈波を検出する脈波検出部と、脈波の検出結果に基づいて動画が機械学習モデルにより生成された合成動画であるか否かを判定する動画判定部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様によれば、人物が撮影された動画が合成動画であるか否かを判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
動画配信システムの全体構成の一例を示すブロック図である。
コンピュータのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
第1実施形態における動画配信システムの機能構成の一例を示すブロック図である。
領域抽出部の機能構成の一例を示すブロック図である。
動画判定部の機能構成の一例を示すブロック図である。
第1実施形態における動画配信方法の一例を示すシーケンス図である。
領域抽出処理の一例を示すフローチャートである。
判定処理の一例を示すフローチャートである。
脈波信号の一例を示すグラフである。
脈波間隔のゆらぎ度の一例を示すグラフである。
基本採点規則の一例を示す図である。
基本採点規則の一例を説明するための図である。
基本採点規則の一例を説明するための図である。
第1補正規則の一例を示す図である。
第2補正規則の一例を示す図である。
第2実施形態における動画配信システムの機能構成の一例を示すブロック図である。
第2実施形態における動画配信方法の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の各実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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