TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024141298
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023052865
出願日2023-03-29
発明の名称物品検出システム
出願人NeoX株式会社
代理人デロイトトーマツ弁理士法人
主分類G06V 30/412 20220101AFI20241003BHJP(計算;計数)
要約【課題】カメラで撮影した物品の表示ラベルの画像情報を用いて当該物品を自動的に特定する物品検出システムを提供する。
【解決手段】
物品2に表示された表示ラベルを撮影するカメラ3と、カメラで撮影された画像データに基づいて物品2を特定する物品検出装置10と、物品2に関する情報を表示する情報端末4と、を有する物品検出システムであって、
物品検出装置10は、物品2を識別するための特徴量として物品毎に固有の物品情報が登録された物品情報DB20を有し、カメラ3で撮影された物品2の画像データからm個(m≧1)の文字領域を抽出してテキストデータTmを生成し、文字の相対的な大きさ順にテキストデータTmと物品情報DB20に登録された特徴量とを照合して物品2を特定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物品に表示された表示ラベルを撮影するカメラと、前記カメラで撮影された画像データに基づいて前記物品を特定する物品検出装置と、前記物品に関する情報を表示する情報端末と、を有する物品検出システムにおいて、
前記カメラは、前記物品に表示された表示ラベルを撮影して、その撮影した画像データをリアルタイムに前記物品検出装置に送信し、
前記物品検出装置は、
前記物品を識別するための特徴量として物品毎に固有の物品情報が登録された物品情報DBと、
前記カメラで撮影された前記物品の画像データを取得する画像データ取得部と、
前記画像データ取得部で取得した画像データのレイアウトを解析し、前記画像データからm個(m≧1)の文字領域を抽出するレイアウト解析部と、
前記レイアウト解析部で抽出したm個の文字領域に含まれる文字を認識し、その認識した文字のテキストデータTmを生成するOCR処理部と、
前記レイアウト解析部で抽出したm個の文字領域毎に、該文字領域に含まれる文字のサイズを検出し、m個の文字領域毎に文字の相対的な大きさを識別する文字サイズ識別部と、
前記文字サイズ識別部でm個の文字領域毎に識別した文字の相対的な大きさを参照して、文字の相対的な大きさ順に前記テキストデータTmと前記物品情報DBに登録された特徴量とを照合する処理を繰り返し実行して前記物品を特定する物品検出部と、
前記物品検出部で特定した前記物品に関する情報を、予め決められた情報端末へ送信する情報送信部と、
を備えたことを特徴とする物品検出システム。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
請求項1に記載の物品検出システムであって、前記物品検出装置において、
前記物品情報DBには、前記物品を識別するための特徴量として、物品毎の物品情報としてn個(n≧1)の特徴量が登録され、
前記物品検出部は、
前記文字サイズ識別部でm個の文字領域毎に識別した文字の相対的な大きさを参照して、文字の相対的な大きさ順に前記テキストデータTmと前記物品情報DBに登録された物品毎のn個の特徴量とを照合する処理を繰り返し実行し、前記テキストデータTmのいずれかと合致する特徴量が存在する場合に、該特徴量として前記物品情報DBに登録されている物品を、前記物品として特定することを特徴とする物品検出システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラで撮影した画像情報を用いて物品を特定する技術に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、カメラで撮影した画像情報を用いて倉庫内の物品管理を行う技術が開示されている。例えば、特許文献1では、置場に置かれていてバーコードの付されている物品を撮像するカメラ1と、カメラ1で撮像されたバーコードの情報に基づいて置場における物品の在庫状態を管理する在庫管理処理装置2と、を有する入出庫管理システムが開示されている。在庫管理処理装置2は、物品に付されたバーコードを撮像するカメラ1を制御し、カメラ1で撮像された画像からバーコードの特徴量に基づいてバーコード画像を抽出し、抽出したバーコード画像の情報を読取り、バーコードの置場内での位置を検出し、それらの情報に基づいて、在庫管理データを更新する。これにより置場内に置かれる物品の入出庫状態を安価に管理することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-150460
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術においては、物品に付されたバーコードが必須条件となり、バーコードが付されていない物品を管理することができないという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、カメラで撮影した物品の表示ラベルの画像情報を用いて当該物品を自動的に特定する物品検出システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、第1発明に係る物品検出システムは、
物品に表示された表示ラベルを撮影するカメラと、前記カメラで撮影された画像データに基づいて前記物品を特定する物品検出装置と、前記物品に関する情報を表示する情報端末と、を有する物品検出システムにおいて、
前記カメラは、前記物品に表示された表示ラベルを撮影して、その撮影した画像データをリアルタイムに前記物品検出装置に送信し、
前記物品検出装置は、
前記物品を識別するための特徴量として物品毎に固有の物品情報が登録された物品情報DBと、
前記カメラで撮影された前記物品の画像データを取得する画像データ取得部と、
前記画像データ取得部で取得した画像データのレイアウトを解析し、前記画像データからm個(m≧1)の文字領域を抽出するレイアウト解析部と、
前記レイアウト解析部で抽出したm個の文字領域に含まれる文字を認識し、その認識した文字のテキストデータTmを生成するOCR処理部と、
前記レイアウト解析部で抽出したm個の文字領域毎に、該文字領域に含まれる文字のサイズを検出し、m個の文字領域毎に文字の相対的な大きさを識別する文字サイズ識別部と、
前記文字サイズ識別部でm個の文字領域毎に識別した文字の相対的な大きさを参照して、文字の相対的な大きさ順に前記テキストデータTmと前記物品情報DBに登録された特徴量とを照合する処理を繰り返し実行して前記物品を特定する物品検出部と、
前記物品検出部で特定した前記物品に関する情報を、予め決められた情報端末へ送信する情報送信部と、
を備えたことを特徴とする。
【0007】
第2発明に係る物品検出システムは、第1発明において、
前記物品情報DBには、前記物品を識別するための特徴量として、物品毎の物品情報としてn個(n≧1)の特徴量が登録され、
前記物品検出部は、
前記文字サイズ識別部でm個の文字領域毎に識別した文字の相対的な大きさを参照して、文字の相対的な大きさ順に前記テキストデータTmと前記物品情報DBに登録された物品毎のn個の特徴量とを照合する処理を繰り返し実行し、前記テキストデータTmのいずれかと合致する特徴量が存在する場合に、該特徴量として前記物品情報DBに登録されている物品を、前記物品として特定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、物品に表示された表示ラベルをカメラで撮影すると、その画像情報に基づいて当該物品を自動的に検出することが可能になり、さらに当該物品に関する情報が予め決められた情報端末に表示されるようになり、当該物品に関する情報を容易に確認することが可能になる。さらに当該物品に関する情報を自動的にPC入力することが可能になり、従来手作業で入力していた手間を省き、同時にヒューマンエラーの解消にも効果が期待できる。
【0009】
さらに、物品が医薬品を含む医療用物品の場合には、薬剤に関する情報、例えばPMDA(Pharmaceuticals and Medical Devices Agency)に登録された医薬品等添付文書情報を容易に確認することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る物品検出システムを説明するシステム構成図の一例を示した模式図である。
本発明の実施形態に係る物品検出システムにおける物品検出装置の機能構成を示した機能ブロック図である。
本発明の実施形態に係る物品検出システムにおいて、物品検出装置で実行される処理を示したフローチャート図である。
本発明の実施形態に係る物品検出システムにおいて、文字領域に含まれる文字から、文字の相対的な大きさ順にテキストデータを示した模式図である。
本発明の実施形態に係る物品情報DBのデータ構成例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
物品
1か月前
個人
認証システム
1か月前
個人
自動精算システム
27日前
個人
RFタグ読取装置
2日前
個人
保証金管理システム
1か月前
個人
救急搬送システム
1か月前
個人
鑑定証明システム
1か月前
個人
管理サーバ
13日前
キヤノン株式会社
印刷装置
27日前
個人
業界地図作成システム
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1日前
個人
VRによる人体各部位の立体化
13日前
個人
生成AIとの常時接続システム
1か月前
個人
技術マッチングシステム
1か月前
株式会社MRC
集客システム
1か月前
個人
未来型家系図構築システム
22日前
株式会社SEKT
文字認識装置
23日前
個人
コンテンツ開示順位判定システム
29日前
キヤノン株式会社
印刷管理装置
1か月前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
2か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
15日前
トヨタ自動車株式会社
分析装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
推定装置
20日前
株式会社COLORS
表示装置
28日前
株式会社ネットブリッジ
展示販売装置
1か月前
個人
文字入力方法、文字入力プログラム
1か月前
キヤノン電子株式会社
業務管理システム
27日前
トヨタ自動車株式会社
表認識装置
22日前
ローム株式会社
ソース機器
1か月前
ミサワホーム株式会社
プログラム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車載機
1か月前
トヨタ自動車株式会社
作業評価装置
1か月前
個人
後払いポイントシステム「先用後利」
1か月前
トヨタ自動車株式会社
部品管理装置
1か月前
株式会社インザック
コンピュータシステム
1か月前
続きを見る