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公開番号2024139707
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-09
出願番号2024026068
出願日2024-02-23
発明の名称乗物用振動システム、振動制御方法、振動制御プログラムおよび記録媒体
出願人テイ・エス テック株式会社
代理人弁理士法人大島特許事務所
主分類G08B 21/00 20060101AFI20241002BHJP(信号)
要約【課題】乗り物用シートの一部から発生させる振動の振動波形を規定する情報のデータサイズを低減させる。
【解決手段】乗物用シート4に設けられている振動装置2と、振動駆動装置10と、振動制御装置6と、振動装置2の振動波形を規定する振動ソース情報5Aを保存している記憶装置5と、を備える。振動制御装置6は、記憶装置5に記憶されている振動ソース情報5Aから、振動装置2の振動波形を表す振動波形信号を生成する振動波形信号生成処理を実行し、振動波形信号生成処理にて生成した振動波形信号を、振動駆動装置10に出力する。振動駆動装置10は、入力された振動波形信号から、振動装置2を駆動する振動駆動信号を生成し、生成した振動駆動信号を振動装置2に出力する。振動装置2は、入力された振動駆動信号に応じて振動する。振動ソース情報は、振動装置2の振動波形のピークそれぞれのタイミングの情報を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
乗物用シートに設けられている少なくとも1つの振動装置と、前記振動装置を駆動させる振動駆動装置と、前記振動装置の振動を制御する振動制御装置と、を備える乗物用振動システムであって、
前記振動装置の振動波形を規定する振動ソース情報を保存している記憶装置を備え、
前記振動制御装置は、
前記記憶装置に記憶されている前記振動ソース情報から、前記振動装置の前記振動波形を表す振動波形信号を生成する振動波形信号生成処理を実行し、
前記振動波形信号生成処理にて生成した前記振動波形信号を、前記振動駆動装置に出力し、
前記振動駆動装置は、
入力された前記振動波形信号から、前記振動装置を駆動する振動駆動信号を生成し、
生成した前記振動駆動信号を前記振動装置に出力し、
前記振動装置は、
前記振動駆動装置から入力された前記振動駆動信号に応じて振動し、
前記振動ソース情報は、
前記振動装置の前記振動波形のピークそれぞれのタイミングの情報を含む、
乗物用振動システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記振動波形信号生成処理は、前記振動ソース情報に含まれる前記ピークそれぞれの前記タイミングで、時間の経過に対する信号強度の単調増加と単調減少とを切り替える波形信号を前記振動波形信号として生成する処理である、
請求項1に記載の乗物用振動システム。
【請求項3】
前記振動ソース情報は、前記振動装置の前記振動波形の前記ピークの前記タイミングと、前記タイミングにおける前記ピークの極値とを含む、
請求項1に記載の乗物用振動システム。
【請求項4】
前記振動波形信号生成処理は、
前記振動ソース情報に情報が含まれている前記ピークに関して、経時的に隣り合う前記ピークのピーク間それぞれに対して、前記ピーク間の両端の前記ピークを通る補間直線を、所定のサンプリング間隔でサンプリングして得られるピーク間データを算出する第1処理と、
すべての前記ピーク間に対する前記ピーク間データと、前記振動ソース情報とを加えたデータに対して補間して、アナログの前記振動波形信号を生成する第2処理とを、含む、
請求項3に記載の乗物用振動システム。
【請求項5】
前記振動制御装置は、車両制御装置に接続されており、
前記記憶装置は、
複数の前記振動ソース情報と、
複数の前記振動ソース情報それぞれと、前記振動ソース情報を識別する振動ソース識別情報とを対応付けた、振動ソース特定情報と、を保存し、
前記振動制御装置は、
前記車両制御装置から前記振動ソース識別情報を取得すると、
前記振動ソース特定情報において、取得した前記振動ソース識別情報に対応付けられている前記振動ソース情報を、前記記憶装置から読み出して、
読み出した前記振動ソース情報から前記振動波形信号を生成する前記振動波形信号生成処理を実行する、
請求項1に記載の乗物用振動システム。
【請求項6】
乗物用シートに設けられている少なくとも1つの振動装置と、前記振動装置を駆動させる振動駆動装置と、前記振動装置の振動を制御する振動制御装置と、を備える乗物用振動システムであって、
前記振動装置の振動波形を規定する振動ソース情報を保存している記憶装置を備え、
前記振動ソース情報は、
前記振動装置の前記振動波形のピークそれぞれのタイミングの情報を含む、前記乗物用振動システムにおける振動制御方法であって、
前記振動制御装置は、
前記記憶装置に記憶されている前記振動ソース情報から、前記振動装置の前記振動波形を表す振動波形信号を生成する振動波形信号生成処理を実行し、
前記振動波形信号生成処理にて生成した前記振動波形信号を、前記振動駆動装置に出力し、
前記振動駆動装置は、
入力された前記振動波形信号から、前記振動装置を駆動する振動駆動信号を生成し、
生成した前記振動駆動信号を前記振動装置に出力し、
前記振動装置は、
前記振動駆動装置から入力された前記振動駆動信号に応じて振動する、
振動制御方法。
【請求項7】
請求項1、2、4、5のいずれか一項に記載の前記振動波形信号生成処理を実行させるための振動制御プログラム。
【請求項8】
請求項7に記載の振動制御プログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乗物用振動システム、振動制御方法、振動制御プログラムおよび記録媒体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の側方から後方にかけての設定された領域に他車両が侵入した場合に、運転席のシートの一部を振動させることで警報を通知する車両位置検出装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-67169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
より少ないハードウェア資源を用いて、乗り物用シートの一部から振動を発生させるために、乗物用シートの一部から発生させる振動の振動波形を規定する情報のデータサイズの低減が求められる場合がある。
【0005】
本発明は、以上の背景に鑑み、乗物用シートの一部から発生させる振動の振動波形を規定する情報のデータサイズの低減が可能な、乗物用振動システム、振動制御方法、振動制御プログラムおよび記録媒体を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、乗物用シート(4)に設けられている少なくとも1つの振動装置(2)と、前記振動装置を駆動させる振動駆動装置(10)と、前記振動装置の振動を制御する振動制御装置(6)と、を備える乗物用振動システム(1)であって、前記振動装置の振動波形を規定する振動ソース情報(5A)を保存している記憶装置(5)を備え、前記振動制御装置は、前記記憶装置に記憶されている前記振動ソース情報から、前記振動装置の前記振動波形を表す振動波形信号を生成する振動波形信号生成処理を実行し、前記振動波形信号生成処理にて生成した前記振動波形信号を、前記振動駆動装置に出力し、前記振動駆動装置は、入力された前記振動波形信号から、前記振動装置を駆動する振動駆動信号を生成し、生成した前記振動駆動信号を前記振動装置に出力し、前記振動装置は、前記振動駆動装置から入力された前記振動駆動信号に応じて振動し、前記振動ソース情報は、前記振動装置の前記振動波形のピークそれぞれのタイミングの情報を含む。
【0007】
この態様によれば、乗り物用シートの一部から発生させる振動の振動波形を規定する情報のデータサイズを低減することができる。
【0008】
上記の態様において、前記振動波形信号生成処理は、前記振動ソース情報に含まれる前記ピークそれぞれの前記タイミングで、時間の経過に対する信号強度の単調増加と単調減少とを切り替える波形信号を前記振動波形信号として生成する処理であってよい。
【0009】
この態様によれば、好適な振動波形信号を、比較的少ない処理負荷で生成することができる。
【0010】
上記の態様において、前記振動ソース情報は、前記振動装置の前記振動波形の前記ピークの前記タイミングと、前記タイミングにおける前記ピークの極値とを含むとよい。
(【0011】以降は省略されています)

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