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公開番号2024139032
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-09
出願番号2023049806
出願日2023-03-27
発明の名称シャッター
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類E06B 9/42 20060101AFI20241002BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】シャッターカーテンの軸体への巻き取りと軸体からの繰り出しに伴い、軸体を支持する支持材が回転するのを簡単に防止する。
【解決手段】シャッター1は、シャッターカーテンと、シャッターカーテンを巻き取る軸体と、軸体の側方に位置する側板部30を含み、軸体及び軸体に巻き取られたシャッターカーテンを収容するシャッターケース2と、シャッターケース2に取り付けられて軸体を支持する支持材50を備える。側板部30は、支持材50を受ける受け部34を有する。支持材50は、受け部34に拘束されて、軸体の軸心回りの両方向への支持材50の回転を止める回転止め部54を有する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
シャッターカーテンと、前記シャッターカーテンを巻き取る軸体と、前記軸体の側方に位置する側板部を含み、前記軸体及び前記軸体に巻き取られたシャッターカーテンを収容するシャッターケースと、前記シャッターケースに取り付けられて前記軸体を支持する支持材と、を備えたシャッターであって、
前記側板部は、前記支持材を受ける受け部を有し、
前記支持材は、前記受け部に拘束されて、前記軸体の軸心回りの両方向への前記支持材の回転を止める回転止め部を有するシャッター。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
請求項1に記載されたシャッターにおいて、
前記受け部は、受け突部であり、
前記回転止め部は、前記受け突部に接触して、前記受け突部により保持される回転止め突部であるシャッター。
【請求項3】
請求項1に記載されたシャッターにおいて、
前記受け部は、受け突部、又は、受け孔部であり、
前記回転止め部は、前記受け突部が嵌る回転止め孔部、又は、前記受け孔部に嵌る回転止め突部であるシャッター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シャッターカーテンを巻き取る軸体を備えたシャッターに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
電動式のシャッターでは、軸体がシャッターケースの内部に設けられて、軸体に巻き取られたシャッターカーテンがシャッターケースの内部に収容される。また、モータにより駆動されて、軸体へのシャッターカーテンの巻き取りと軸体からのシャッターカーテンの繰り出しとが行われる。シャッターケース内では、支持材がネジによりシャッターケースに固定されて、軸体が支持材により支持される。ところが、シャッターカーテンの軸体への巻き取りと軸体からの繰り出しに伴い、回転力が支持材に繰り返し伝達されて、支持材の固定用のネジが緩むことが懸念される。そのため、シャッターにおいては、支持材の回転を防止することが求められる。これに対し、従来、シートシャッターを巻き取る巻き取りドラムを第1の支持プレートに取り付け、第1の支持プレートを防振ゴムにより押える巻き取り装置が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された従来の巻き取り装置では、防振ゴムを第1の支持プレートと第1の取付ブラケットの間に介在させて、第1の支持プレートを第1の取付ブラケットに取り付ける。また、防振ゴムは、第1の取付ブラケットの支持部にボルトにより固定されるとともに、第1の支持プレートの水平部にナットにより固定される。このように、従来の巻き取り装置では、第1の支持プレートを第1の取付ブラケットに取り付ける構造が複雑であり、第1の支持プレートを第1の取付ブラケットに取り付ける作業に手間もかかる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3860818号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、シャッターカーテンの軸体への巻き取りと軸体からの繰り出しに伴い、軸体を支持する支持材が回転するのを簡単に防止することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
シャッターカーテンと、前記シャッターカーテンを巻き取る軸体と、前記軸体の側方に位置する側板部を含み、前記軸体及び前記軸体に巻き取られたシャッターカーテンを収容するシャッターケースと、前記シャッターケースに取り付けられて前記軸体を支持する支持材と、を備えたシャッターであって、
前記側板部は、前記支持材を受ける受け部を有し、
前記支持材は、前記受け部に拘束されて、前記軸体の軸心回りの両方向への前記支持材の回転を止める回転止め部を有するシャッターである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、シャッターカーテンの軸体への巻き取りと軸体からの繰り出しに伴い、軸体を支持する支持材が回転するのを簡単に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態のシャッターを示す正面図である。
第1実施形態の建具に設けられたシャッターを示す縦断面部である。
第1実施形態の建具及びシャッターを分解して示す斜視図である。
図1に示す第1実施形態のシャッターの上部を拡大して示す正面図である。
第1実施形態のシャッターの軸体、支持材、及び、シャッターケースの側板部を示す斜視図である。
第1実施形態のシャッターの支持材を示す斜視図である。
第1実施形態のシャッターの支持材とシャッターケースの側板部を示す斜視図である。
第1実施形態のシャッターの支持材とシャッターケースの側板部を左右方向における軸体側からみた図である。
図8のX1-X1線で切断した第1実施形態のシャッターの支持材とシャッターケースの側板部を示す断面図である。
第2実施形態のシャッターの支持材を示す斜視図である。
第2実施形態のシャッターの支持材とシャッターケースの側板部を左右方向における軸体側からみた図である。
図11のX2-X2線で切断した第2実施形態のシャッターの支持材とシャッターケースの側板部を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明のシャッターの一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態のシャッターは、電動式のシャッター装置(電動シャッター)であり、電気を動力として電力により駆動される。以下では、スライド式の障子を備えた建具を例にとり、建具に設けられた建物用(建具用)のシャッターについて説明する。シャッター及び建具は、建物の外壁で、建物の室内(屋内)と室外(屋外)の間に設置される。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のシャッター1を示す正面図であり、閉じた状態のシャッター1を室外側からみて示している。
図示のように、シャッター1は、建具の上部に設置されるシャッターケース2と、建具の室外側で移動可能(昇降可能)なシャッターカーテン3と、一対のガイドレール4を備えている。シャッターケース2は、箱状のケーシング(シャッターボックス)である。シャッターカーテン3は、上下方向Rに移動して開閉する。
(【0011】以降は省略されています)

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