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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024137998
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-07
出願番号
2024113892,2023529393
出願日
2024-07-17,2021-06-25
発明の名称
ウェアラブル端末装置、プログラム及び表示方法
出願人
京セラ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/04815 20220101AFI20240927BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ウィンドウ画面の仮想画像の裏面を有効活用する。
【解決手段】ユーザが装着して使用するウェアラブル端末装置は、少なくとも一つのプロセッサを備える。少なくとも一つのプロセッサは、空間内に位置する多面体の仮想画像を表示部に表示させる。少なくとも一つのプロセッサは、多面体のうちの第1の面に第1情報を有する第1画像を表示させ、第2の面に第2情報を有する第2画像を表示させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザが装着して使用するウェアラブル端末装置であって、
少なくとも一つのプロセッサを備え、
前記少なくとも一つのプロセッサは、
空間内に位置する多面体の仮想画像を表示部に表示させ、
前記多面体のうちの第1の面に第1情報を有する第1画像を表示させ、第2の面に第2情報を有する第2画像を表示させる、ウェアラブル端末装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記表示部は、光透過性を有する表示部材を備え、
前記少なくとも一つのプロセッサは、前記表示部材を通して視認される前記空間に前記仮想画像が視認されるように、前記仮想画像を前記表示部材の表示面に表示させる、請求項1に記載のウェアラブル端末装置。
【請求項3】
前記空間を撮影するカメラを備え、
前記少なくとも一つのプロセッサは、前記カメラにより撮影された前記空間の画像、および当該空間の画像に重ねられた前記仮想画像を前記表示部に表示させる、請求項1に記載のウェアラブル端末装置。
【請求項4】
前記少なくとも一つのプロセッサは、
前記ユーザにとって前記第1の面と前記第2の面のどちらが視認し易い状態かを判定し、
前記第1の面が視認し易い状態と判定された場合、前記第2の面に対するユーザ操作を無効とし、
前記第2の面が視認し易い状態と判定された場合、前記第1の面に対するユーザ操作を無効とする、
請求項1~3のいずれか一項に記載のウェアラブル端末装置。
【請求項5】
前記少なくとも一つのプロセッサは、
前記第1の面に前記第1画像が表示されるとともに前記第2の面に前記第2画像が表示されている場合、ユーザ操作による前記仮想画像の回転操作を無効とする、
請求項1~4のいずれか一項に記載のウェアラブル端末装置。
【請求項6】
前記第2画像は、前記第1画像と同一内容の画像である、請求項1~5のいずれか一項に記載のウェアラブル端末装置。
【請求項7】
前記第2画像は、前記第1画像の表示内容に関するアイコンである、請求項1~5のいずれか一項に記載のウェアラブル端末装置。
【請求項8】
前記少なくとも一つのプロセッサは、
前記第2の面に表示された前記アイコンに対して所定の操作がなされた場合、当該第2の面に前記第1画像を表示させる、
請求項7に記載のウェアラブル端末装置。
【請求項9】
前記第1画像は、前記ユーザが自装置において視認可能な画像であり、
前記第2画像は、他のユーザが他のウェアラブル端末装置において前記仮想画像を視認した際に視認可能な画像である、
請求項1~5のいずれか一項に記載のウェアラブル端末装置。
【請求項10】
前記第2画像は、前記ユーザが自装置において視認可能な画像である、
請求項9に記載のウェアラブル端末装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ウェアラブル端末装置、プログラム、表示方法および仮想画像配信システムに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ユーザが頭部に装着するウェアラブル端末装置を用いて、仮想画像および/または仮想空間をユーザに体感させる技術として、VR(仮想現実)、MR(複合現実)およびAR(拡張現実)が知られている。ウェアラブル端末装置は、ユーザが装着したときにユーザの視界を覆う表示部を有する。この表示部に、ユーザの位置および向きに応じて仮想画像および/または仮想空間を表示することで、あたかもこれらが存在しているかのような視覚効果を実現する(例えば、米国特許出願公開第2019/0087021号明細書、および米国特許出願公開第2019/0340822号明細書)。
【0003】
MRは、ユーザに現実空間を視認させつつ、現実空間の所定位置に仮想画像が存在しているように見せる表示を行うことで、現実空間と仮想画像とが融合した複合現実を体感させる技術である。また、VRは、MRにおける現実空間に代えて仮想空間をユーザに視認させることで、あたかもユーザが仮想空間にいるように体感させる技術である。
【0004】
VRおよびMRにおいて表示される仮想画像は、ユーザが位置する空間における表示位置が定められており、その表示位置がユーザの視認領域の内部にある場合に表示部に表示されてユーザに視認される。
【発明の概要】
【0005】
本開示のウェアラブル端末装置は、ユーザが装着して使用するウェアラブル端末装置であって、少なくとも一つのプロセッサを備える。前記少なくとも一つのプロセッサは、空間内に位置する多面体の仮想画像を表示部に表示させる。前記少なくとも一つのプロセッサは、前記多面体のうちの第1の面に第1情報を有する第1画像を表示させ、第2の面に第2情報を有する第2画像を表示させる。ここで、多面体の仮想画像には、表面と裏面の2面からなる平面状の仮想画像が含まれるものとする。
【0006】
また、本開示のプログラムは、ユーザが装着して使用するウェアラブル端末装置に設けられたコンピュータに、空間内に位置する多面体の仮想画像を表示部に表示させる処理を実行させる。前記プログラムは、前記コンピュータに、前記多面体のうちの第1の面に第1情報を有する第1画像を表示させ、第2の面に第2情報を有する第2画像を表示させる処理を実行させる。
【0007】
また、本開示の表示方法は、ユーザが装着して使用するウェアラブル端末装置における表示方法である。当該表示方法では、空間内に位置する多面体の仮想画像を表示部に表示させる。前記表示方法では、前記多面体のうちの第1の面に第1情報を有する第1画像を表示させ、第2の面に第2情報を有する第2画像を表示させる。
【0008】
また、本開示の仮想画像配信システムは、一のユーザが装着して使用する一のウェアラブル端末装置と、他のユーザが装着して使用する他のウェアラブル端末装置と、前記一のウェアラブル端末装置及び前記他のウェアラブル端末装置を管理する管理装置と、を備える。前記管理装置は、少なくとも一つのプロセッサを備える。前記少なくとも一つのプロセッサは、前記一のユーザと前記他のユーザとが共有する空間内に位置する多面体の仮想画像を、前記一のウェアラブル端末装置の表示部と前記他のウェアラブル端末装置の表示部とのそれぞれに表示させる。前記少なくとも一つのプロセッサは、前記多面体のうちの第1の面に前記一のユーザが前記一のウェアラブル端末装置において視認可能な画像を表示させる。前記少なくとも一つのプロセッサは、前記多面体のうちの第2の面に前記他のユーザが前記他のウェアラブル端末装置において視認可能な画像を表示させる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係るウェアラブル端末装置の構成を示す模式斜視図である。
ウェアラブル端末装置を装着しているユーザが視認する視認領域および仮想画像の例を示す図である。
空間における視認領域を説明する図である。
ウェアラブル端末装置の主要な機能構成を示すブロック図である。
仮想画像表示処理の制御手順を示すフローチャートである。
ユーザにとってウィンドウ画面の仮想画像の表面と裏面のどちらが視認し易い状態にあるかの判定方法を説明する図である。
ユーザにとってウィンドウ画面の仮想画像の表面と裏面のどちらが視認し易い状態にあるかの判定方法を説明する図である。
ユーザにとってウィンドウ画面の仮想画像の表面と裏面のどちらが視認し易い状態にあるかの判定方法を説明する図である。
ウィンドウ画面の仮想画像の表面の表示態様を示す図である。
図9に示す仮想画像の裏面の表示態様を示す図である。
図9に示す仮想画像の裏面の表示態様の他の例を示す図である。
一のユーザと他のユーザとが共有する空間内に位置するウィンドウ画面の仮想画像を当該一のユーザが表面側から視認するとともに当該他のユーザが裏面側から視認している状態を示す図である。
一のユーザと他のユーザとが共有する空間内に位置するウィンドウ画面の仮想画像を当該一のユーザが表面側から視認したときの表示態様を示す図である。
図13に示す仮想画像を他のユーザが裏面側から視認したときの表示態様を示す図である。
一のユーザと他のユーザとが共有する空間内に位置するウィンドウ画面の仮想画像を当該一のユーザが表面側から視認したときの表示態様を示す図である。
図15に示す仮想画像を他のユーザが裏面側から視認したときの表示態様を示す図である。
一のユーザと他のユーザとが共有する空間内に位置するウィンドウ画面の仮想画像を当該一のユーザが表面側から視認したときの表示態様を示す図である。
図17に示す仮想画像を他のユーザが裏面側から視認したときの表示態様を示す図である。
一のユーザと他のユーザとが共有する空間内に位置するウィンドウ画面の仮想画像を当該一のユーザが表面側から視認したときの表示態様を示す図である。
図19に示す仮想画像を他のユーザが裏面側から視認したときの表示態様を示す図である。
図19に示す仮想画像を他のユーザが裏面側から視認したときの表示態様の他の例を示す図である。
第2の実施形態に係る表示システムの構成を示す模式図である。
情報処理装置の主要な機能構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下で参照する各図は、説明の便宜上、実施形態を説明する上で必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。したがって、本開示のウェアラブル端末装置10および情報処理装置20は、参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。
(【0011】以降は省略されています)
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