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公開番号
2024158559
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023073859
出願日
2023-04-27
発明の名称
電力制御装置、電力制御システム、及び電力制御方法
出願人
京セラ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02J
3/32 20060101AFI20241031BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】発電装置の系統電圧上昇抑制機能又は過電電圧保護機能が発動される出力制限条件を満たすようにすることで、発電装置の電力線への出力を制限又は停止できる電力制御装置、電力制御システム、及び電力制御方法を提供する。
【解決手段】電力制御装置10は、発電装置40及び負荷30とともに電力線70に並列に接続される蓄電装置20を制御する。電力制御装置10は、蓄電装置20の充電可能な空き容量を表す値が第1閾値以下である場合に、蓄電装置20が電力線70に出力する基準電圧波形の電圧値を、発電装置40が電力線70への出力を制限又は停止する出力制限条件が満たされるように制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
発電装置及び負荷とともに電力線に並列に接続される蓄電装置を制御する電力制御装置であって、
前記蓄電装置の充電可能な空き容量を表す値が第1閾値以下である場合に、前記蓄電装置が前記電力線に出力する基準電圧波形の電圧値を、前記発電装置が前記電力線への出力を制限又は停止する出力制限条件が満たされるように制御する、電力制御装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記出力制限条件は、前記基準電圧波形の電圧値が第1電圧値以上になることを含む、請求項1に記載の電力制御装置。
【請求項3】
前記蓄電装置の充電可能な空き容量を表す値が前記第1閾値より小さい第2閾値以下である場合に、前記蓄電装置が前記電力線に出力する基準電圧波形の電圧値を、前記発電装置が前記電力線への出力を停止する出力停止条件が満たされるように制御する、請求項1に記載の電力制御装置。
【請求項4】
前記出力制限条件は、前記基準電圧波形の電圧値が第1電圧値以上になることを含み、
前記出力停止条件は、前記基準電圧波形の電圧値が前記第1電圧値より高い第2電圧値以上になることを含む、請求項3に記載の電力制御装置。
【請求項5】
前記出力停止条件は、前記基準電圧波形の電圧値が電圧低下閾値以下になることを含む、請求項3に記載の電力制御装置。
【請求項6】
前記出力制限条件が満たされた後で前記蓄電装置の充電可能な空き容量を表す値が前記第1閾値より大きい第3閾値以上に戻った場合に、前記蓄電装置が前記電力線に出力する基準電圧波形の電圧値を、前記出力制限条件が満たされないように制御する、請求項1から5までのいずれか一項に記載の電力制御装置。
【請求項7】
前記蓄電装置が前記電力線に出力する基準電圧波形の電圧値を変化させる速度を、前記蓄電装置の充電可能な空き容量を表す値に基づいて決定する、請求項1から5までのいずれか一項に記載の電力制御装置。
【請求項8】
請求項1から5までのいずれか一項に記載の電力制御装置と、蓄電装置と、発電装置と、負荷とを備え、
前記蓄電装置と前記発電装置と前記負荷とは、電力線に並列に接続され、
前記電力制御装置は、前記蓄電装置が前記電力線に出力する基準電圧波形の電圧値を制御し、
前記発電装置は、前記基準電圧波形の電圧値に基づいて出力を制限又は停止するように構成され、
前記蓄電装置は、前記発電装置が出力する電力が前記負荷の消費電力より大きい場合に余剰電力を充電する、
電力制御システム。
【請求項9】
発電装置及び負荷とともに電力線に並列に接続される蓄電装置を制御する電力制御装置が、前記蓄電装置の充電可能な空き容量を表す値が第1閾値以下である場合に、前記蓄電装置が前記電力線に出力する基準電圧波形の電圧値を、前記発電装置が前記電力線への出力を制限又は停止する出力制限条件が満たされるように制御する、電力制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電力制御装置、電力制御システム、及び電力制御方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
太陽光発電装置及び燃料電池発電装置のいずれかのパワーコンディショナによる出力電圧の抑制処理を優先させるように双方のパワーコンディショナを連系制御する発電システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-95503号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発電装置を連系運転する場合に、負荷追従のために余剰電力を蓄電装置に充電させることがある。発電装置の出力を制御することが求められる。
【0005】
本開示の目的は、発電装置の系統電圧上昇抑制機能又は過電電圧保護機能が発動される出力制限条件を満たすようにすることで、発電装置の電力線への出力を制限又は停止できる電力制御装置、電力制御システム、及び電力制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る電力制御装置は、発電装置及び負荷とともに電力線に並列に接続される蓄電装置を制御する。前記電力制御装置は、前記蓄電装置の充電可能な空き容量を表す値が第1閾値以下である場合に、前記蓄電装置が前記電力線に出力する基準電圧波形の電圧値を、前記発電装置が前記電力線への出力を制限又は停止する出力制限条件が満たされるように制御する。
【0007】
本開示の一実施形態に係る電力制御システムは、上記電力制御装置と、蓄電装置と、発電装置と、負荷とを備える。前記蓄電装置と前記発電装置と前記負荷とは、電力線に並列に接続される。前記電力制御装置は、前記蓄電装置が前記電力線に出力する基準電圧波形の電圧値を制御する。前記発電装置は、前記基準電圧波形の電圧値に基づいて出力を制限又は停止するように構成される。前記蓄電装置は、前記発電装置が出力する電力が前記負荷の消費電力より大きい場合に余剰電力を充電する。
【0008】
本開示の一実施形態に係る電力制御方法は、発電装置及び負荷とともに電力線に並列に接続される蓄電装置を制御する電力制御装置が、前記蓄電装置の充電可能な空き容量を表す値が第1閾値以下である場合に、前記蓄電装置が前記電力線に出力する基準電圧波形の電圧値を、前記発電装置が前記電力線への出力を制限又は停止する出力制限条件が満たされるように制御する。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一実施形態に係る電力制御装置、電力制御システム、及び電力制御方法によれば、発電装置の系統電圧上昇抑制機能又は過電電圧保護機能が発動される出力制限条件を満たすようにすることで、発電装置の電力線への出力が制限又は停止される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る電力制御システムの構成例を示すブロック図である。
基準電圧波形の例を示すグラフである。
基準電圧波形の振幅の時間変化の一例を示すグラフである。
一実施形態に係る電力制御方法の手順例を示すフローチャートである。
他の実施形態に係る電力制御システムの構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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