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公開番号
2024159296
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023075189
出願日
2023-04-28
発明の名称
電子機器、電子機器の制御方法、及びプログラム
出願人
京セラ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01S
13/66 20060101AFI20241031BHJP(測定;試験)
要約
【課題】物体を検出する精度を向上し得る電子機器、電子機器の制御方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】電子機器は、送信波として送信される送信信号及び送信波が物体で反射した反射波として受信される受信信号に基づいて、物体を検出する。電子機器は、所定の速度以上と判定された物体までの電子機器からの距離を、その物体の電子機器に対する方向に関連付けた環境情報を生成する制御部を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
送信波として送信される送信信号及び前記送信波が物体で反射した反射波として受信される受信信号に基づいて、前記物体を検出する電子機器であって、
所定の速度以上と判定された物体までの前記電子機器からの距離を、当該物体の前記電子機器に対する方向に関連付けた環境情報を生成する制御部を備える、電子機器。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記環境情報に基づいて、前記送信波を反射する他の物体の前記電子機器に対する方向を推定する、請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記制御部は、前記環境情報に基づいて推定される前記他の物体の前記電子機器に対する方向が、前記他の物体の前記電子機器に対する方向として検出される方向と所定の角度差以内である場合に、前記環境情報に基づいて前記他の物体の前記電子機器に対する方向を推定する、請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記送信波を送信する複数の送信アンテナと、前記反射波を受信する複数の受信アンテナと、をさらに備え、
前記制御部は、前記他の物体の前記電子機器に対する方向に基づいて、前記送信波及び前記反射波の少なくとも一方のビームフォーミングを行う、請求項2に記載の電子機器。
【請求項5】
前記制御部は、前記環境情報を異なる時刻において複数回生成してメモリに蓄積する、請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記制御部は、前記メモリに蓄積された前記環境情報を平均化する、請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記制御部は、前記メモリに蓄積された前記環境情報のうち、前記電子機器から同一の距離にある物体の前記電子機器に対する方向を平均化する、請求項6に記載の電子機器。
【請求項8】
前記制御部は、前記メモリに蓄積される前記環境情報を移動平均に基づいて更新する、請求項5乃至7のいずれかに記載の電子機器。
【請求項9】
前記制御部は、前記物体を検出し得る最大の距離が所定の距離に満たない時間が所定時間継続する場合、所定の通知を発するように制御する、請求項1に記載の電子機器。
【請求項10】
電子機器の制御方法であって、
送信波として送信される送信信号及び前記送信波が物体で反射した反射波として受信される受信信号に基づいて、前記物体を検出するステップと、
所定以上の速度と判定された物体までの前記電子機器からの距離と、当該物体の前記電子機器に対する方向とが関連付けられた環境情報を生成するステップと、
を含む、制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電子機器、電子機器の制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば自動車に関連する産業などの分野において、自車両と所定の物体との間の距離などを測定する技術が重要視されている。特に、近年、ミリ波のような電波を送信し、障害物などの物体に反射した反射波を受信することで、物体との間の距離などを測定するレーダ(RADAR(Radio Detecting and Ranging))の技術が、種々研究されている(ミリ波レーダ)。このような距離などを測定する技術の重要性は、運転者の運転をアシストする技術、及び、運転の一部又は全部を自動化する自動運転に関連する技術の発展に伴い、今後ますます高まると予想される。
【0003】
また、送信された電波が所定の物体に反射した反射波を受信することで、当該物体の存在などを検出する技術について、種々の提案がされている。例えば特許文献1は、複数の受信アンテナによって受信された無線信号を利用して、人物のような動体が存在する方向等の推定を行う推定装置を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-132850号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したミリ波レーダのような技術が用いられる各種用途において、物体を検出する精度の向上が望まれている。
【0006】
本開示の目的は、物体を検出する精度を向上し得る電子機器、電子機器の制御方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態に係る電子機器は、
送信波として送信される送信信号及び前記送信波が物体で反射した反射波として受信される受信信号に基づいて、前記物体を検出する。
前記電子機器は、所定の速度以上と判定された物体までの前記電子機器からの距離を、当該物体の前記電子機器に対する方向に関連付けた環境情報を生成する制御部を備える。
【0008】
一実施形態に係る電子機器の制御方法は、
送信波として送信される送信信号及び前記送信波が物体で反射した反射波として受信される受信信号に基づいて、前記物体を検出するステップと、
所定以上の速度と判定された物体までの前記電子機器からの距離と、当該物体の前記電子機器に対する方向とが関連付けられた環境情報を生成するステップと、
を含む。
【0009】
一実施形態に係るプログラムは、
電子機器に、
送信波として送信される送信信号及び前記送信波が物体で反射した反射波として受信される受信信号に基づいて、前記物体を検出するステップと、
所定以上の速度と判定された物体までの前記電子機器からの距離と、当該物体の前記電子機器に対する方向とが関連付けられた環境情報を生成するステップと、
を実行させる。
【発明の効果】
【0010】
一実施形態によれば、物体を検出する精度を向上し得る電子機器、電子機器の制御方法、及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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