特許ウォッチ

公開番号2024137145
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-07
出願番号2023048545
出願日2023-03-24
発明の名称洗濯機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 39/02 20060101AFI20240927BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】所定の工程で複数のタンクから液剤を供給する場合、液剤を貯蔵するタンクと洗濯槽との間において、液剤の残留を抑制する洗濯機を提供する。
【解決手段】本開示に係る洗濯機は、洗濯槽と、第1工程において吐出される第1液剤を収容する第1タンクと、第2液剤を収容する第2タンクと、第1工程において吐出される第3液剤を収容する第3タンクと、第1工程において第1液剤を吸引して吐出する第1自動液剤投入装置と、第2液剤を吸引して吐出する第2自動液剤投入装置と、第1工程において第3液剤を吸引して吐出する第3自動液剤投入装置と、第1自動液剤投入装置、第2自動液剤投入装置、及び第3自動液剤投入装置を洗濯槽に接続する液剤吐出流路と、液剤吐出流路に接続され、洗濯槽に給水する給水弁と、を備え、第1自動液剤投入装置と第3自動液剤投入装置との間に、第2自動液剤投入装置が配置される。
【選択図】図6A
特許請求の範囲【請求項１】
洗濯物を収容する洗濯槽と、
第１工程において吐出される第１液剤を収容する第１タンクと、
第２液剤を収容する第２タンクと、
前記第１工程において吐出される第３液剤を収容する第３タンクと、
前記第１タンクに接続され、前記第１工程において前記第１液剤を吸引して吐出する第１自動液剤投入装置と、
前記第２タンクに接続され、前記第２液剤を吸引して吐出する第２自動液剤投入装置と、
前記第３タンクに接続され、前記第１工程において前記第３液剤を吸引して吐出する第３自動液剤投入装置と、
前記第１自動液剤投入装置、前記第２自動液剤投入装置、及び前記第３自動液剤投入装置を前記洗濯槽に接続する液剤吐出流路と、
前記液剤吐出流路に接続されて前記洗濯槽に給水する給水弁と、
を備え、
前記第１自動液剤投入装置と前記第３自動液剤投入装置との間に、前記第２自動液剤投入装置が配置される、洗濯機。
続きを表示（約 890 文字）【請求項２】
制御部をさらに備え、
前記制御部は、前記第２自動液剤投入装置による自動投入を、前記第１工程と異なる第２工程において実行する、請求項１に記載の洗濯機。
【請求項３】
前記第１工程は洗い工程であって、
前記第２工程はすすぎ工程である、請求項２に記載の洗濯機。
【請求項４】
制御部をさらに備え、
前記制御部は、前記給水弁による給水と、前記第１自動液剤投入装置による自動投入と、前記第３自動液剤投入装置による自動投入とを並行して前記第１工程で実行する、請求項１に記載の洗濯機。
【請求項５】
前記第１液剤の粘度は、前記第３液剤の粘度より高く、
前記第１自動液剤投入装置は、前記第３自動液剤投入装置より下流側で前記液剤吐出流路に接続される、請求項１に記載の洗濯機。
【請求項６】
前記第１タンクと前記第３タンクとの間に、前記第２タンクが配置される、請求項１に記載の洗濯機。
【請求項７】
前記第３タンクの容量は、前記第１タンクの容量より小さい、請求項１に記載の洗濯機。
【請求項８】
前記第３タンクは、前記第３液剤と異なる種類の第４液剤も収容可能である、請求項７に記載の洗濯機。
【請求項９】
前記第１液剤は洗剤であって、
前記第３液剤は漂白剤である、請求項１から８のいずれか一項に記載の洗濯機。
【請求項１０】
洗濯槽と、第１タンクに接続された第１自動液剤投入装置と、第２タンクに接続された第２自動液剤投入装置と、第３タンクに接続された第３自動液剤投入装置とを備え、前記第１自動液剤投入装置と前記第３自動液剤投入装置との間に、前記第２自動液剤投入装置が配置される洗濯機を制御する方法であって、
第１工程において２つ以上の液剤の選択を受け付けると、前記第１自動液剤投入装置と前記第３自動液剤投入装置とによって液剤を前記洗濯槽に供給する、方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、洗濯機に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、特許文献１には、液剤の自動投入装置を搭載する洗濯機が開示されている。
【０００３】
特許文献１に記載された洗濯機は、洗濯物を収容する洗濯槽と、液剤を収容する複数のタンクと、タンクに収容された液剤を洗濯槽に供給する自動投入装置と、水を洗濯槽に向かって送り出すポンプとを備える。自動投入装置の下方には、洗濯槽に連通する通水路が形成されている。通水路には、自動投入装置から供給される洗剤と、ポンプにより送り出される水とが通る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０００－１５７７８２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１に記載の洗濯機において、所定の工程で複数のタンクから液剤を供給する場合、液剤を貯蔵するタンクと洗濯槽との間において、液剤が残留する可能性がある。
【０００６】
したがって、本開示の目的は、上記課題を解決することにあり、所定の工程で複数のタンクから液剤を供給する場合、液剤を貯蔵するタンクと洗濯槽との間において、液剤の残留を抑制できる洗濯機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の一態様の洗濯機は、洗濯物を収容する洗濯槽と、第１工程において吐出される第１液剤を収容する第１タンクと、第２液剤を収容する第２タンクと、第１工程において吐出される第３液剤を収容する第３タンクと、第１タンクに接続され、第１工程において第１液剤を吸引して吐出する第１自動液剤投入装置と、第２タンクに接続され、第２液剤を吸引して吐出する第２自動液剤投入装置と、第３タンクに接続され、第１工程において第３液剤を吸引して吐出する第３自動液剤投入装置と、第１自動液剤投入装置、第２自動液剤投入装置、及び第３自動液剤投入装置を洗濯槽に接続する液剤吐出流路と、液剤吐出流路に接続され、洗濯槽に給水する給水弁と、を備え、第１自動液剤投入装置と第３自動液剤投入装置との間に、第２自動液剤投入装置が配置される。
【０００８】
本開示の一態様の方法は、洗濯槽と、第１タンクに接続された第１自動液剤投入装置と、第２タンクに接続された第２自動液剤投入装置と、第３タンクに接続された第３自動液剤投入装置とを備え、第１自動液剤投入装置と第３自動液剤投入装置との間に、第２自動液剤投入装置が配置される洗濯機を制御する方法であって、第１工程において２つ以上の液剤の選択を受け付けると、第１自動液剤投入装置と第３自動液剤投入装置とによって液剤を洗濯槽に供給する。
【発明の効果】
【０００９】
本開示によれば、所定の工程で複数のタンクから液剤を供給する場合、液剤を貯蔵するタンクと洗濯槽との間において、液剤の残留を抑制する洗濯機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本開示に係る実施形態の洗濯機の模式断面図
自動投入ユニットの一部の斜視図
自動投入ユニットの上面図
自動投入ユニットの斜視断面図
タンク、液剤投入装置、及び液剤吐出流路の斜視図
液剤吐出流路の模式図
液剤吐出流路の模式図
液剤吐出流路の模式図
洗濯機の動作を示すグラフ
洗濯機の動作を示すグラフ
洗濯機の動作を示すグラフ
洗濯機の動作を示すグラフ
洗濯機の動作を示すグラフ
洗濯機の動作のフロー図
洗濯機の動作のフロー図
洗濯機の動作のフロー図
洗濯機の動作のフロー図
洗濯機の動作のフロー図
洗濯機の動作のフロー図
洗濯機の動作のフロー図
給水と液剤の自動投入とが異なる時刻で開始される例を示す図
洗剤の自動投入と漂白剤の自動投入とをあわせて制御する例を示す図
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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