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公開番号2024136793
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023048041
出願日2023-03-24
発明の名称太陽電池モジュール
出願人株式会社カネカ
代理人個人,個人
主分類H10K 39/10 20230101AFI20240927BHJP()
要約【課題】信頼性及び光電変換効率が高い太陽電池モジュールを提供すること。
【解決手段】本発明の一態様に係る太陽電池モジュール1は、透明基板11及び透明基板11の裏面側に積層される光電変換層13を有する太陽電池サブモジュール10ルと、前記太陽電池サブモジュール10の表面側を覆う板状の表面保護部材20と、前記太陽電池サブモジュール10の裏面側を覆う板状の裏面保護部材30と、前記裏面保護部材30の外縁に沿って、前記裏面保護部材30と前記太陽電池サブモジュール10の間に配設される充填材40と、前記太陽電池サブモジュール10と前記表面保護部材20の間及び前記太陽電池サブモジュール10と前記裏面保護部材30の間の前記充填材40の内側に充填される封止材50と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
透明基板及び透明基板の裏面側に積層される光電変換層を有する太陽電池サブモジュールと、
前記太陽電池サブモジュールの表面側を覆う板状の表面保護部材と、
前記太陽電池サブモジュールの裏面側を覆う板状の裏面保護部材と、
前記裏面保護部材の外縁に沿って、前記裏面保護部材と前記太陽電池サブモジュールの間に配設される充填材と、
前記太陽電池サブモジュールと前記表面保護部材の間及び前記太陽電池サブモジュールと前記裏面保護部材の間の前記充填材の内側に充填される封止材と、
を備える、太陽電池モジュール。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
単一の前記表面保護部材と単一の前記裏面保護部材との間に複数の前記太陽電池サブモジュールが配置される、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
【請求項3】
前記太陽電池サブモジュールは、貫通孔を有する、請求項1又は2に記載の太陽電池モジュール。
【請求項4】
前記充填材は、前記封止材よりも小さい透湿度を有する、請求項1又は2に記載の太陽電池モジュール。
【請求項5】
前記光電変換層は、ペロブスカイト化合物を含む、請求項1又は2に記載の太陽電池モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池モジュールに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
一対の板状の保護部材の間に複数の太陽電池サブモジュール(単一の太陽電池セルを含む)を封止した太陽電池モジュールが広く利用されている。薄膜太陽電池等は、光電変換体が十分な強度を有しないため、板状又はシート状の基材上に光電変換体を積層した構造とされる(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-135377号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば建材と一体化した太陽電池モジュール等、取り換えが容易ではなく、特に信頼性が要求される場合がある。例えばペロブスカイト太陽電池等、光電変換層に比較的劣化しやすい材料を用いる場合、水分等が浸入して光電変換層まで到達することを防止するために、太陽電池モジュールの外縁から光電変換層までの距離、つまりマージンを大きくすることが望まれる。しかしながら、このようなマージンを大きくすると、光電変換に寄与する有効面積が減少し、見かけの光電変換効率が低下するという問題がある。
【0005】
このため、本発明は、信頼性及び光電変換効率が高い太陽電池モジュールを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る太陽電池モジュールは、透明基板及び透明基板の裏面側に積層される光電変換層を有する太陽電池サブモジュールと、前記太陽電池サブモジュールの表面側を覆う板状の表面保護部材と、前記太陽電池サブモジュールの裏面側を覆う板状の裏面保護部材と、前記裏面保護部材の外縁に沿って、前記裏面保護部材と前記太陽電池サブモジュールの間に配設される充填材と、前記太陽電池サブモジュールと前記表面保護部材の間及び前記太陽電池サブモジュールと前記裏面保護部材の間の前記充填材の内側に充填される封止材と、を備える。
【0007】
上述の太陽電池モジュールにおいて、単一の前記表面保護部材と単一の前記裏面保護部材との間に複数の前記太陽電池サブモジュールが配置されてもよい。
【0008】
上述の太陽電池モジュールにおいて、前記太陽電池サブモジュールは、貫通孔を有してもよい。
【0009】
上述の太陽電池モジュールにおいて、前記充填材は、前記封止材よりも小さい透湿度を有してもよい。
【0010】
上述の太陽電池モジュールにおいて、前記光電変換層は、ペロブスカイト化合物を含んでもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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