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公開番号
2024155846
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2024067252
出願日
2024-04-18
発明の名称
表示装置、電子機器
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
H10K
59/38 20230101AFI20241024BHJP()
要約
【課題】量子ドットを用いた色変換層が劣化しにくい表示装置を提供する。
【解決手段】基板と、絶縁層と、色変換層と、第1の無機膜と、第2の無機膜と、を有し、絶縁層は、基板上に位置し、かつ、開口を有し、色変換層は、開口内に位置する部分を有し、第1の無機膜は、開口内で絶縁層と色変換層との間に位置する部分と、前記開口内で基板と色変換層との間に位置する部分と、を有し、第2の無機膜は、色変換層上に位置する部分を有する、表示装置を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、絶縁層と、色変換層と、第1の無機膜と、第2の無機膜と、を有し、
前記絶縁層は、前記基板上に位置し、かつ、開口を有し、
前記色変換層は、前記開口内に位置する部分を有し、
前記第1の無機膜は、前記開口内で前記絶縁層と前記色変換層との間に位置する部分と、前記開口内で前記基板と前記色変換層との間に位置する部分と、を有し、
前記第2の無機膜は、前記色変換層上に位置する部分を有する、表示装置。
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【請求項2】
基板と、絶縁層と、色変換層と、第1の無機膜と、第2の無機膜と、を有し、
前記絶縁層は、前記基板上に位置し、かつ、開口を有し、
前記色変換層は、前記開口内に位置する部分を有し、
前記第1の無機膜は、前記開口内で前記絶縁層と前記色変換層との間に位置する部分と、前記開口内で前記基板と前記色変換層との間に位置する部分と、前記絶縁層上に位置する部分と、を有し、
前記第2の無機膜は、前記色変換層上に位置する部分と、前記絶縁層上で第1の無機膜上に位置する部分と、を有する、表示装置。
【請求項3】
請求項2において、
前記第1の無機膜は、前記第2の無機膜と接する部分を有する、表示装置。
【請求項4】
基板と、絶縁層と、色変換層と、第1の無機膜と、第2の無機膜と、第3の無機膜と、を有し、
前記絶縁層は、前記基板上に位置し、かつ、開口を有し、
前記色変換層は、前記開口内に位置する部分を有し、
前記第1の無機膜は、前記開口内で前記絶縁層と前記色変換層との間に位置する部分と、前記開口内で前記基板と前記色変換層との間に位置する部分と、前記絶縁層上に位置する部分と、を有し、
前記第2の無機膜は、前記色変換層上に位置する部分と、前記絶縁層上で第1の無機膜上に位置する部分を有し、
前記第3の無機膜は、前記基板と前記絶縁層との間に位置する部分と、前記基板と前記第1の無機膜の間に位置する部分と、を有する、表示装置。
【請求項5】
請求項4において、
前記第1の無機膜は、前記第2の無機膜および前記第3の無機膜と接する部分を有する、表示装置。
【請求項6】
請求項1乃至請求項5のいずれか一において、
前記基板の上面から前記絶縁層の上面までの高さが、前記基板の上面から前記色変換層の上面までの高さより高い、表示装置。
【請求項7】
請求項1乃至請求項5のいずれか一において、
着色層を有し、
前記着色層は、前記基板と前記絶縁層との間に位置する部分と、前記基板と前記第1の無機膜の間に位置する部分と、を有する、表示装置。
【請求項8】
請求項1乃至請求項5のいずれか一において、
発光デバイスを有し、
前記発光デバイスは、前記色変換層と重なる、表示装置。
【請求項9】
請求項1乃至請求項5のいずれか一の表示装置と、検知部、入力部、または、通信部と、を有する電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、有機半導体デバイス、発光デバイス、受光デバイス、発光装置、受光装置、表示装置、電子機器、照明装置および電子デバイスに関する。なお、本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する発明の一態様の技術分野は、物、方法、または、製造方法に関するものである。または、本発明の一態様は、プロセス、マシン、マニュファクチャ、または、組成物(コンポジション・オブ・マター)に関するものである。そのため、より具体的に本明細書で開示する本発明の一態様の技術分野としては、半導体装置、表示装置、液晶表示装置、発光装置、照明装置、蓄電装置、記憶装置、撮像装置、それらの駆動方法、または、それらの製造方法、を一例として挙げることができる。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
量子ドット(QD:Quantum dot)を色変換層に使用したディスプレイが普及し始めている。量子ドットとは、直径が数ナノメートル程度と小さい半導体のナノ粒子のことである。量子サイズ効果により、粒子のサイズによってバンドギャップを調節することができるため、粒子のサイズに依存して入射光を異なる波長の光に変換することができる。具体的には、粒子のサイズが小さくなるにつれて、短波長の光に変換することができるようになり、粒子のサイズが大きくなるにつれて、長波長の光に変換することができるようになる。量子ドットを色変換層に使用したディスプレイでは、この性質を活用して、副画素ごとに粒子のサイズを変えることで、同じ波長の光を副画素ごとに異なる色の光に変換し、フルカラー表示を可能にしている。
【0003】
ただし、量子ドットには、効率を高めるために毒性の高いカドミウムを使用する必要があること、耐久性が低いこと、などのデメリットがある。例えば特許文献1には、量子ドットが酸素などの不純物により劣化する恐れがあることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許6159302号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
量子ドットを色変換層に用いた発光装置において量子ドットが劣化し、色変換層が劣化すると、表示装置の表示品位が落ちるなどの問題が起きてしまう。
【0006】
そこで、本発明の一態様は、色変換層への酸素の侵入を防止することを課題とする。または、本発明の一態様は、色変換層が劣化しにくい表示装置を提供することを課題とする。または、本発明の一態様は、製造工程において色変換層を容易に形成することのできる表示装置を提供することを課題とする。または、本発明の一態様の表示装置は、表示装置の表示品位を向上させることを課題とする。または、本発明の一態様は、新規な表示装置を提供することを課題とする。
【0007】
なお、これらの課題の記載は、他の課題の存在を妨げるものではない。なお、本発明の一態様は、これらの課題の全てを解決する必要はないものとする。なお、これら以外の課題は、明細書、図面、請求項などの記載から、自ずと明らかとなるものであり、明細書、図面、請求項などの記載から、これら以外の課題を抽出することが可能である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、基板と、絶縁層と、色変換層と、第1の無機膜と、第2の無機膜と、を有し、絶縁層は、基板上に位置し、かつ、開口を有し、色変換層は、開口内に位置する部分を有し、第1の無機膜は、開口内で絶縁層と色変換層との間に位置する部分と、開口内で基板と色変換層との間に位置する部分と、を有し、第2の無機膜は、色変換層上に位置する部分を有する、表示装置である。
【0009】
また、本発明の一態様は、基板と、絶縁層と、色変換層と、第1の無機膜と、第2の無機膜と、を有し、絶縁層は、基板上に位置し、かつ、開口を有し、色変換層は、開口内に位置する部分を有し、第1の無機膜は、開口内で絶縁層と色変換層との間に位置する部分と、開口内で基板と色変換層との間に位置する部分と、絶縁層上に位置する部分と、を有し、第2の無機膜は、色変換層上に位置する部分と、絶縁層上で第1の無機膜上に位置する部分と、を有する、表示装置である。
【0010】
また、本発明の一態様は、上記構成の表示装置において、第1の無機膜は、第2の無機膜と接する部分を有する、表示装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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