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公開番号
2024136518
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023047656
出願日
2023-03-24
発明の名称
水中洗浄作業装置
出願人
ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
B08B
3/02 20060101AFI20240927BHJP(清掃)
要約
【課題】水中にて洗浄対象の洗浄を行う水中洗浄作業装置において、洗浄に伴い生じる汚水の吸引効率を向上することができる技術を提供する。
【解決手段】例示的な水中洗浄作業装置は、本体部と、前記本体部の下方に配置される洗浄部と、前記洗浄部による洗浄に伴い生じる汚水を吸引する吸引口と、を備える。前記吸引口は、底面視において少なくとも一部が前記洗浄部からずれた位置に配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
本体部と、
前記本体部の下方に配置される洗浄部と、
前記洗浄部による洗浄に伴い生じる汚水を吸引する吸引口と、
を備え、
前記吸引口は、底面視において少なくとも一部が前記洗浄部からずれた位置に配置される、水中洗浄作業装置。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記洗浄部は、洗浄時に回転する洗浄円盤を有し、
前記吸引口は、底面視において少なくとも一部が前記洗浄円盤からずれた位置に配置される、請求項1に記載の水中洗浄作業装置。
【請求項3】
前記洗浄部は、前記洗浄円盤を複数有し、
前記吸引口は、底面視において、何れか2個の前記洗浄円盤の中心間を結ぶ直線を二等分する二等分線上に配置される、請求項2に記載の水中洗浄作業装置。
【請求項4】
前記洗浄円盤は、高圧水の噴射による反力で回転し、
前記吸引口は、底面視において、前記直線に対して、前記高圧水の噴射により生じる水流が前記二等分線上で向く向き側に配置される、請求項3に記載の水中洗浄作業装置。
【請求項5】
前記本体部と前記洗浄部との間に配置される洗浄部カバーを備え、
前記吸引口は、前記洗浄部カバーに設けられる、請求項1に記載の水中洗浄作業装置。
【請求項6】
前記洗浄部カバーは、
前記洗浄部が有する回転式の洗浄円盤の上方に配置されるカバー上壁部と、
前記カバー上壁部の外縁から下方に延びるカバー側壁部と、
を有し、
前記吸引口は、前記カバー側壁部に設けられる、請求項5に記載の水中洗浄作業装置。
【請求項7】
前記カバー上壁部は、前記洗浄部カバーの上面の一部の高さ位置を高くする隆起部を有し、
前記吸引口は、少なくとも一部が前記カバー側壁部のうち前記隆起部の側壁を構成する部分に配置される、請求項6に記載の水中洗浄作業装置。
【請求項8】
前記洗浄部カバーは、前記カバー側壁部の下端に配置される弾性部材を有する、請求項6に記載の水中洗浄作業装置。
【請求項9】
前記洗浄部と洗浄対象との距離を規制するローラを備える、請求項1に記載の水中洗浄作業装置。
【請求項10】
前記洗浄部は、高圧水の噴射により洗浄対象の洗浄を行い、
前記高圧水の噴射量よりも前記吸引口による水の吸引量の方が大きい、請求項1に記載の水中洗浄作業装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水中洗浄作業装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、船舶の海水浸漬面に付着した貝や藻類等を除去する水中清掃作業機が知られる(例えば特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1における水中清掃作業機は、清掃ノズルユニットと吸引装置とを備える。清掃ノズルユニットは、高圧水を清掃対象物に向かって噴射し、その噴流によって清掃対象物の清掃を行う。吸引装置は、清掃ノズルユニットの清掃後の汚水(残渣水)を吸引する。吸引装置は、汚水が吸引される吸引口と、汚水を吸引するための吸引ポンプとを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7049279号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の構成では、汚水を吸引する吸引口が、清掃ノズルユニットが備える円盤状の清掃体の上部に配置される。このために、洗浄に伴い生じた汚水の吸引効率が良くない可能性があった。
【0006】
本発明は、水中にて洗浄対象の洗浄を行う水中洗浄作業装置において、洗浄に伴い生じる汚水の吸引効率を向上することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の例示的な水中洗浄作業装置は、本体部と、前記本体部の下方に配置される洗浄部と、前記洗浄部による洗浄に伴い生じる汚水を吸引する吸引口と、を備える。前記吸引口は、底面視において少なくとも一部が前記洗浄部からずれた位置に配置される。
【発明の効果】
【0008】
例示的な本発明によれば、水中にて洗浄対象の洗浄を行う水中洗浄作業装置において、洗浄に伴い生じる汚水の吸引効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
水中洗浄作業システムの概略の構成を示すブロック図
水中洗浄作業装置の概略の構成を示す斜視図
水中洗浄作業装置を図1とは異なる方向から見た概略斜視図
図1に示す水中洗浄作業装置から一部のカバー部材を取り除いた状態を示す概略斜視図
水中洗浄作業装置が備えるフレーム部の概略の構成を示す斜視図
水中洗浄作業装置が備える本体カバーの概略の構成を示す側面図
水中洗浄作業装置が備える本体カバーの概略の構成を示す正面図
水中洗浄作業装置が備えるスラスタの概略の構成を示す斜視図
図8に示すスラスタ本体とプロペラ部とを軸線が延びる方向に沿って見た図
洗浄部が有する洗浄円盤の概略の構成を示す斜視図
図10に示す洗浄円盤の垂直断面を示す断面斜視図
ローラと洗浄円盤との関係を示す正面図
水中洗浄作業装置が備える洗浄部カバーの概略の構成を示す平面図
洗浄部カバーと、2つの洗浄円盤との関係を示す概略底面図
図13に示す洗浄部カバーをXV-XV位置で切断した断面図
洗浄部カバーが有する弾性部材の概略の構成を示す斜視図
図15の破線で囲った部分を拡大して示す図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。水中洗浄作業装置の説明における方向は、図面中に示す3次元直交座標系であるxyz座標系に基づく。以下では、このxyz座標系における、x方向を前後方向、y方向を左右方向、z方向を上下方向とする。+x側が前側、-x側が後側とする。+y側が左側、-y側が右側とする。後方から前方に向かって左となる側が左側であり、右となる側が右側である。+z側が上側、-z側が下側とする。なお、これらの方向は単に説明のために用いられる名称であって、実際の位置関係及び方向を限定する意図はない。
(【0011】以降は省略されています)
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